はい。以上いかがでしたでしょうか。今週の「俺たちアメリカン」。みなさんもこれを機に政治に参画していただけたらと思います。ではまた失礼いたします。
犬ってたまに毛が抜ける。つまり犬には、毛が生え変わる時期がある。変わった生物だが、毛むくじゃらだからしょうがないのであろう。
で、うちの柴犬もももその時期になり、本人(犬)の気分なぞいざ知らず、毛を抜きまくっていた。のだが、そうして抜いた毛を、このたび、
ためてみた。
普通こんなものすぐ捨てるものだが、
普通こんなものすぐ捨てるものだが、
なんとなく捨てずにためていたら、
たまりすぎた。なんだこれは。焦げた筋斗雲か。なんか背徳的な気分にもなってくる。犬飼っている家でもここまではそうない絵であろう。
「抜きすぎよ」
犬も若干ヒいてる。それにしてもこんなにこんもりたまってしまった毛。何か有効利用できないかしら、と思い、ぼ~っと見ていたら、ふと、とあるものに見えてきた。僕ら(僕)も大好きなアレに見えてきてしまったのである。そう、
犬も若干ヒいてる。それにしてもこんなにこんもりたまってしまった毛。何か有効利用できないかしら、と思い、ぼ~っと見ていたら、ふと、とあるものに見えてきた。僕ら(僕)も大好きなアレに見えてきてしまったのである。そう、
トランプ氏である。アメリカ大統領候補としていまや世界中で話題のトランプ氏であるが、このこんもりとしたら茶色の毛加減が、髪型が何とも印象的なトランプ氏に見えてしかたなくなってしまったのである。
TPPとか安保がどうなるかはさておき、人としては僕的にも大好きである。そこで今回はこの犬自身の毛をつかって犬をトランプ氏にしてみたいと思う。
TPPとか安保がどうなるかはさておき、人としては僕的にも大好きである。そこで今回はこの犬自身の毛をつかって犬をトランプ氏にしてみたいと思う。
「え?」
アメリカのみならず世界の命運を占うためにも、DIYさながらに犬が自らの毛でトランプ氏になることに意味があるのである。根本的には意味はない、ことは指摘してはいけない。
そしてあらためて変身するための材料を求めて
アメリカのみならず世界の命運を占うためにも、DIYさながらに犬が自らの毛でトランプ氏になることに意味があるのである。根本的には意味はない、ことは指摘してはいけない。
そしてあらためて変身するための材料を求めて
また100均へ。トランプ氏の出力紙を手に材料を求めて店内を闊歩。
ハタから見たら、コイツこんな極東の地で選挙権もないのにどれだけトランプ推しなんだ、と思われていたことであろう。
そうしてまず、頭髪のベースとなるものとして買ったのがコチラ、
そうしてまず、頭髪のベースとなるものとして買ったのがコチラ、
いわゆる赤白帽である。昔だったら小学生が体育の時に、つばが頭部にあたるようにズラしてかぶってウルトラマン、とかクソみたいなことをする際にかぶる帽子である。ではまずは余計な部分を
ハサミでチョッキング。とりあえず
「……」
こう着用するイメージである。もも、いつになくローテンションである。
そしてこれにベットベトに
こう着用するイメージである。もも、いつになくローテンションである。
そしてこれにベットベトに
ボンドをつけまくって
毛をべっとり付けていく。
雑。
ボンドをベットベトにつけて
ボンドをベットベトにつけて
べっとりと。
雑。
で、これがまた
雑。
で、これがまた
基本、犬の一本一本独立した毛なので、思いのほか大雑把に付いてはくれない。犬、こういうところ融通きかない。
「知らんわよ」
確かに責められる筋合いはないかもしれない。もう微妙につかないところはホッチキスで
確かに責められる筋合いはないかもしれない。もう微妙につかないところはホッチキスで
バチコーン止めておくといいだろう。もしくはセロテープでぐるぐるに。
雑。
で、トランプ氏の頭髪でも特徴的なのは
雑。
で、トランプ氏の頭髪でも特徴的なのは
その前髪だと思われる。ビミョウに整えられた感じのね。一時ズラ疑惑も出ていたが自分で水をかぶって地毛だと証明していた。そういうところ好きである。
よりディテールにまでこだわりたいのでこれらは
よりディテールにまでこだわりたいのでこれらは
抜きまくった毛の中でも
ちょっと長めの毛で具現化してみよう。不毛な繊細な取り組み。
これで前髪は、いい感じになったはずである。で本体と合体させたのに
なんかそれっぽいヘアスプレーもつけて、乾かして完成させることにする。ヘアスプレーとかたぶん関係ない。
ってことでできた!やったぁ。
……
そしてトランプヘアーができあがったところで、あとはトランプ氏っぽいスーツを作ろう。
なんとなく青っぽいイメージがあるので
……
そしてトランプヘアーができあがったところで、あとはトランプ氏っぽいスーツを作ろう。
なんとなく青っぽいイメージがあるので
青いフエルトで作ることにする。犬が着ることになるのでもう
顔突っ込む穴を切り、
そして白い布で
襟っぽくあしらう。
そして赤いネクタイをあしらう。
雑。
ではこれにて一応完成!
雑。
ではこれにて一応完成!
というわけで、犬が自らの毛で、
トランプ氏になったその全貌が、これだ!!
!!?
こ、これは…
なんだ。
なんだ。
ひどいレゴの人か。むしろ三四郎の小宮氏か。トランプ氏感はいまいち低い。なぜだ。苦労が報われてない感がパない。とりあえず投票したくなる機運は生まれてこない。なぜだ…
「知らんわよ」
…は、そうだ、こうなったら!
…は、そうだ、こうなったら!
より票を集めるためには、より臨場感ある形にてトランピングすべきではないだろうか!
そこで、あらためて選挙的な演説会場を、開設してみることにした。それがこちら!!
そこで、あらためて選挙的な演説会場を、開設してみることにした。それがこちら!!
Oh!Yes!!
家にあるものをかき集めて(なんでこんな立派なアメリカ国旗があるのかはさっぱり謎だが)会場は完成!
そして、あらためてこの地にて、トランプももが登壇!
家にあるものをかき集めて(なんでこんな立派なアメリカ国旗があるのかはさっぱり謎だが)会場は完成!
そして、あらためてこの地にて、トランプももが登壇!
Yes!!
この選挙感、これはだいぶトランプ氏感は、高まったのではないだろうか。
この選挙感、これはだいぶトランプ氏感は、高まったのではないだろうか。
まさに野生の勢いで世に訴えてる感じがね。
まぁよく見たら、掲げられているスローガンもそれっぽい感じではあるが、実際はこの
家の入口にかけられていた
まぁよく見たら、掲げられているスローガンもそれっぽい感じではあるが、実際はこの
家の入口にかけられていた
犬に気をつけろ、っていう英文なのですがね。
と、ここまで、手間ヒマかけて仕立てあげてみたわけだが
と、ここまで、手間ヒマかけて仕立てあげてみたわけだが
…
……
…まぁ結局、いっこうに観衆は集まらなかった、ということでね。あらためて実際のトランプ氏のスゴさを再確認したのでございました。
というわけでみなさんも、近くにこんな犬がいたら、気をつけていただけたらと思います。
ではまたおやすみなさい…。
というわけでみなさんも、近くにこんな犬がいたら、気をつけていただけたらと思います。
ではまたおやすみなさい…。
もも運びやすくてよい。