バーベキュー場にやってきた
たまたま別件でバーベキュー場に行くことがあり、そこの端っこで撮影をさせてもらった。到着したら、別の方々が準備をしている。ただ単に準備をしているだけなのにキラキラしている。
だいたい、大勢でやっていてにぎやか。
こっちは2人。数で負けているが、気持ちは負けていない。
写真はデイリーのライター松本さんからお借りした。写真には編集部の安藤さん、私しかおらず、全然活気がない。思っていたバーベキューとは違った。この後、たくさん来て盛り上がったので本当によかった。
やかんを入れていた袋が固結びで、全然開けられなかった。
1個開けられたと思ったら、もう1個あった。心が折れそうになった。
金色に輝くやかん。いいやかんだ。苦労したかいがあった。
久しぶりに開けたやかんは、美しく芸術品のようだった。開けるのに体感的には30分かかったが、苦労しただけの価値がある美しさだった。(実際には10分)
後ろで盛り上がって行く中、使って行こうと思う。
やかんにビールを入れてみる
バーベキューと言えば、青空の下で飲むビールが最高である。缶ビールをそのまま冷やして飲むのも美味しいが、やかんに入れて飲むとおいしいのではないか。
ビールを入れていく。これだけでもおいしそう。
氷を入れようとしたが、編集部の安藤さんから「え?入れるの?」と驚きの声があがる。
海外のビールだと氷を入れる国があるが、日本ではやらない。氷を入れることで、ビールは冷たくなるが、薄くなってしまうからだ。薄くなるのが嫌な人もいるだろうが、個人的には薄いほうが食べ物と合う気がする。
だいたい、ビールを飲むときは油っこいものや味付けが濃いものが多いので、薄いと口の中がさっぱりとする。
涼しさとおいしさを兼ね備えたビール。
冷えていてとてもおいしい!
外の開放感も合わさって、とてもおいしい。これぞバーベキューの醍醐味だと感じる。それよりもふと思ったが、自分の顔のパーツが真ん中に集まりつつある気がする。おいしいとこうなるのかもしれない。世の中で1番おいしいものを食べたら、半径1㎝に全部集まる予定である。
「全然、泡がないね」
「おいしいね!」
編集部の安藤さんにも飲んでもらったが、「普段飲むよりもおいしいかも」との感想を頂いた。
おいしいのだ。自然の中で飲めば、ビールはおいしい。「やかんに入っているビール」という珍しさもおいしさをプラスさせる要素かもしれない。
陽気に酔っぱらっている。
ライターの松本さんにもおいしいと言ってもらえたので、今日は来てよかった。
やかんだと気軽に飲める
やかんでビールを飲んでいて気づいたことがある。手に取りやすいのだ。昔からあるものなので、体に馴染んでいるのかもしれない。
どんどん注がれていくビール。
好評のようでなにより。
一気に大量のビールを入れられるので便利。
おつまみを食べよう
ビールを飲むと、やはり食べ物も欲しくなる。そこで、安藤さんが持ってきたウインナーを焼いて食べることになった。
安藤さんが持ってきてくれた小型のコンロでウインナーを焼くことになった。
取り出したのは、小型のコンロである。イメージしていたコンロとは違って心もとない。焼けるのかと不安になる。
火の勢いの無さに、
不安を感じながら見た、遠くの大きなコンロを私は一生忘れないだろう。(こちらもちゃんと十分な火力だった。)
子どももおいしいそうに食べていた。
カップ焼きそばの湯切りに便利
バーベキューと言えば、焼きそばであろう。外で食べる焼きそばのおいしさと言ったら家で作る2倍はおいしい。しかし、鉄板を用意するのは面倒な人もいると思う。そこでバーベキュー場で食べるカップ焼きそばを提案したい。
たくさん食べたい方におすすめの商品。普通のペヤングの麺が2つ入っている。
沸騰したところで投入。
普通は3分でできるが、1分過ぎくらいで良い。
お湯を捨てられる場所を探しているだけなのだが、怪しい人感がすごい。
さすがというくらい勢いよく湯切りされる。
直火だとすぐに麺がほぐれ、湯切りのために生まれたのではと思うくらい使いやすい。本来の容器でやると、たまに完全にお湯が捨てきれず残ってしまい、味が薄くなってしまうことがあるがその現象がない。
ここまで上げても大丈夫。湯切りをしているのであって威嚇をしているわけではない。
やかんだとふたをしっかりと抑えることができる。そのため、湯切りに失敗をしてシンクに落としてしまうということもない。もしかしたらカップ焼きそば専用の道具なのかもしれない。
完璧な湯切りがされたカップ焼きそば。
いつもならどんなに湯切りをしても残ってしまうお湯が残っていない。やはり、カップ焼きそば専用の道具だった。
ライターのネッシーさん。「おいしい普通のペヤングですね!」
子どもも食べてくれた。
残りは全部食べた。
ちなみにやかんから直接食べる場合は注ぎ口を持つと、とても食べやすい。
〆のラーメンも作れる
お酒を飲んだ後に食べたくなるものと言えば、ラーメンである。冬にバーベキューをして、ラーメンを食べたら、極上のおいしさだろう。そんなラーメンもやかんで作れるのだ。
チキンラーメンを作る。外で食べるチキンラーメンは初めてなので楽しみ!
麺をやかんに投入。背徳感がある。
卵をやかんで割ったところ「雑だ…」という声があがる。割り方こそ雑だが、食べておいしければ、それが正義だ。
スープを多めに欲しい場合、おたまを使うことがあるが、やかんだとそのまま注げばいいので楽だ。
ライター西村さん。体調があまりよくなかったのだが、おいしいと言ってくれた。
小皿にも使える。(ただし、スープをいれると蒸気の逃がす穴から落ちていくので注意)
余談だが、帰るとき、服に何かのシミができていて、「なんだこれ?落とした記憶ないしな」と思っていたが、上の写真を見てわかった。麺が服についている。これだったか。(最近、よくこぼす。)
体を動かしたいときのやかんの使い方
やかんは飲食だけにとどまらない。なんと、やかんを使って遊ぶことができるのだ。
家の外で撮影しようと撮影を母に頼もうとしたところ、「雨が降っているから外に出たくない」と言われたので、しょうがなく中から撮影してもらった。
フリスビーのように投げたやかんのふたと追いかける自分。
そう、フリスビーにもできる。もしも、やかんは持って行ったのに、遊び道具を忘れた場合には、是非試してほしい。草の生えているところでやれば傷はつかない。
年に一度出てくるやかん
やかんは昔からあるものなので、馴染みやすく、使いやすい。邪魔だと言われたが、まだ捨てないでもらえるので、また来年使えればいいなと思いながら、物置へしまった。