ん? あれは、人ではない…!? 巨人?
と目を疑っていると、
なんだか他にもいたる所にて! もしやウォール・マリアが突破されたか!さては奇行種!?とも思ったがそんな「進撃の巨人」的な事態ではなく、よく見たら
巨大なはにわであった。マジか。はにわて。
なんとココ芝山という街は、この地で過去にはにわが多数出土されたことで、それを機に「はにわの街」ということになったようなのであった。まぁこういうことは千葉では珍しくはない。それゆえに、わかりやすく街なかがはにわだらけになっているようなのであった。そういうことも千葉では珍しくはない。
で街なかに鎮座しているはにわ達を改めて見てみたところ、各はにわに名前もちゃんとついているようで、
ひげの老人A。藤子か、と思ってしまったが、確かに忍者漫画やプロゴルファー漫画を描きそうな雰囲気はあった。
馬。そのまますぎて焦った。
で、そんなはにわの街で
今回「はにわ祭」なる謎の祭りが行われるとのことで、そんなはにわ祭、一体どれだけはにわまみれになれるというのか、
酒池肉林のビジョンになれる期待を胸に、ノボリに促されるまま進んでいったところ、
なんか古墳っぽい盛り上がった場所にたどり着いた。そこが何か会場になるようであった。
これからどんなはにわめいたことが始まるのかしらと、ぼーっとそこで待っていると、その時、
!!!???
なんか大勢歩いて来た!!
何これ!? 何かのデモ!? しめやかなハロウィン!? この辺のヤンキー!?
あまりに異様なビジョンに様々な思惑がひしめいてしまったが、一体何なんだ彼らは!!
そしてなんかボスっぽい方まで!?
するとその謎の集団はそのまま
「はにわ祭」の大きな旗を掲げたのちに、列をなして、古墳の奥の方へと歩みを進めていったのであった。
何か説明はないのか!!
でもそんな彼らを取り巻くように、この事態を把握しているのかは謎だが僕みたいなパパラッチがたくさん激写! パパラッチがこういう方々なのかはよく知らない。
厳かに古墳の上方へと登っていったのであった!
何か説明はないのか!
とりあえずはにわ度ゼロな事態に戸惑っていると、荘厳な雰囲気のまま、古墳上方にて彼らの列が整った時に、
なんらかの儀式が開始!
そして古墳の上方にいる彼らに向かって、偉い人がからの一言、
「現代の我々のために古代人が降臨してくれた」とのことで!
!!
あの人たち古代人だったのか!
先言ってよ! 下品にパパラッチしまくっちゃったよ!ごめん!
それに対して古代人も
「来たよ」と呼応!(実際はもっと荘厳なセリフでした)
そしてさながらミュージカルでも見ているかのような神々しいやり取りが行われた後、
厳かに我々の地へと降りてきてくださったのであった。
そしてボス同士があらためて向かい合い、古代から現代へと、いま時代を超えて
古代米が送られた!! やったぜ!!(やったのか!?)
この神聖なる儀式によって、晴れて「はにわ祭」が執り行われることになったのであった!!!
それを祝して、4人の巫女が可憐な舞もしてくれたのであった。
みんな上手。
そんな荘厳すぎる見事なやりとりを満喫でき、満足できたのでさぁ帰ろう
ってまだダメ―!
ていうか、はにわは!?
なんか思てたのと違う!! 「はにわ祭」ってくらいなんだから、もっと「おーい!はに丸」のはに丸くん的な着ぐるみが出てくるのかと思ったら、
古代人だなんてこんなガチな方々が!! 「はにわ祭」なんだから何かしらのはにわを! と根源的な懇願をしていたら、
どうやら別会場にて、あらためて祭りめいたことが行われていることが発覚!
よし、では、そこに行けば、あらためてはにわまみれになれるはず! という期待を胸に、古代人に別れを告げちょっと離れた会場に駆けつけてみたところ、
確かに、祭りが開催!
「はにわ祭」ということで、華やかなステージにて、空手の演武やダンスの披露が行われていたのであった!!
はにわは?
そして祭りだけに出店もたくさんあり、古代米の麺とされる麺が
なんと100円で売られており、みんな食いまくりで、
僕も美味しくいただいたのであった。
ていうかはにわは?
そしてさらに
ドングリまで売られているようだった。
はにわは?
他にも大勢の人だかりができている所があり、何かと思ったらそこではなんと
OXクイズが開催!
子どもたちもい~っぱい! さてはこれは、はにわにちなんだカワイイ〇×クイズがやっているのでは!と思ったら、
問題はわりとシビアだった。
はにわは?
そして何とも気になってしまったのがこの
ギネス会場!
ギネスだなんてなんとも世界レベルの話で、一体どういうことかと思ったら、
ということなのであった。
あまりに摩訶不思議な空間すぎて、オトナとして世間体も気になったので、出場は辞退した。
ていうかはにわは?
と、
「はにわ祭」なのだからと、はにわを追い求めていたところ、
おどる男が!
彼が踊っているのかは謎だったが、無事はにわに出会え、「はにわ祭」としてちゃんと成り立っていて安心したのであった。
買わなかったけど。
と、いうわけでそんな「はにわ祭」、急でビックリしたけど神聖かつ荘厳な儀式まで見れてしまったり、はにわのレベルを超えたガチ体験をできてしまう驚異の祭となっておりまして、実は僕が行ったのは前年度の祭りだったのですが、今年もそろそろ開催されるはずですので(…ん、もう開催済み? やや時空は乱れますがそれでしたら来年、)
ぜひみなさんも千葉の芝山という所に足を運んでみていただけたらと思います。
ではまた。
はい
以上いかがでしたでしょうか今週の「千葉ってこういうとこある」。
そんなはにわを通して悠久の時の流れに思いを馳せられる素敵な機会なのでぜひみなさんも体験していただけたらと思います。お忙しいところすみませんが何卒よろしくお願いいたします。ではまた失礼いたします。