とくべつ企画「一万円の○○」 2015年9月23日

一万円の米

一万円のお米で作る吉野家の牛丼が異次元のうまさ…!!!
一万円のお米で作る吉野家の牛丼が異次元のうまさ…!!!
一万円の何かを何かする企画、さてどうしようかと考えて、吉野家の牛丼をおいしくしたいと考えた。

肉部分は良い。あのカスッカスの肉がジャンクな感じですでに完璧。ならばご飯をおいしくしたらすごくおいしくなるのではないかと思い、私が買ったのは米。5キロ1万円の米だ。

これでご飯を炊いて吉野家の牛皿を乗せたら美味しいんじゃないかな。と思ってやってみたら美味しいどころじゃなかった…!!!おっそろしいぞ、お高いご飯!

この記事は2015年のシルバーウィークとくべつ企画「一万円の○○」シリーズのうちの1本です。
1983年三重県生まれ、大阪在住の司法書士。
手土産を持参する際は消費期限当日の赤福で受け取る側に過度のプレッシャーを与える。

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5キロ1万円の米とな

すごいご飯で吉野家の牛丼を作りたい。それには最高級のお米を手に入れなければ。と、百貨店に向かった。

百貨店の米売り場で「このお店で一番高いものはどれですか?」と聞いて、その瞬間に俺、すっごい感じ悪いな。と気づいたけれど店員さんは「お高いのはこちらでございます」と親切に教えてくれた。
あの米作り名人鈴木さんの極上自信作
あの米作り名人鈴木さんの極上自信作
5キロで9612円。これは玄米の状態での重さなので精米すると4.5キロ位になるらしい。じゃあ、5キロでちょうど1万円くらいってことでいいかと鈴木さんにした。
多分左が高い米。
多分左が高い米。
米が5キロで1万円。いつも買っているのは5キロ1500円位のスーパーで売っている米。どのくらい違うものかと並べてみると…。

あんまり変わんない…?さすが高い米、粒が大きい!とかなるかとおもいきや見えぬ違い。これだけの値段の違いがあったらコピー用紙でももうちょっと違うんじゃねーかと思う。知らんけど。
鍋で炊く。炊飯器が壊れたので普段から鍋で炊いている。吹きこぼれでコンロ周りが汚れるのでオススメはしない。
鍋で炊く。炊飯器が壊れたので普段から鍋で炊いている。吹きこぼれでコンロ周りが汚れるのでオススメはしない。
百貨店の店員さんに「高い米はなんで高いんですか?」って聞いたら「肥料とか栽培方法の違いです。最近はどこもおいしくなってるからそこまで味では差は無いんですよね…」と言われた事を思い出しながら炊く。

ないのかな…、味の違い…。その方向で記事を組み立てようか。と、思いながら炊きあがりを見て驚いた。
ピッカピカじゃん!?わかる!?伝わる!?
ピッカピカじゃん!?わかる!?伝わる!?
粒が…!輝いてるッ!!えっ、なにこれすごい、こんなに違うものなの!?目が潰れるかと思った。俺が闇属性なら瀕死の状態になってると思う。これ絶対味違うよ!

化けるご飯

写真明るくし過ぎだろうと思うかもしれないが、実際にこのくらい輝いて見えた。
写真明るくし過ぎだろうと思うかもしれないが、実際にこのくらい輝いて見えた。
茶碗によそうと一層輝きがわかる。一粒一粒が輝いている、すごい、なんだこれ、真珠だ、パールだ、パールライスだ!(パールライスではなくこしひかり)
伝われっ、この輝き。
伝われっ、この輝き。
まずは一口、なにも味付けせずに食べてみる。粒がプリっとしていて噛むと甘い。噛めば噛むほど甘い。うん、美味い。美味い、けど価格差ほどの衝撃は受けない。

100グラム150円の肉と100グラム1000円の肉を比べたらもっと違う気がする。確かに安い米も美味しいもんな。と思う。
汁の色ってこんなに濃かったのかという発見。
汁の色ってこんなに濃かったのかという発見。
ともあれ、当初の目的通り牛丼にはしてみる。お高いご飯を丼にする背徳感。ちびまる子ちゃんの松茸ご飯にふりかけをかけて食べちゃう回を思い出す。
これがね、みなさん。
これがね、みなさん。
ひとくち食べて「!!?!?!!!?!?」ってなった。うっっまい!!!!異常に美味い。なんだこれ!!!!!
ほんっとにビックリするくらい美味いんだよ。
ほんっとにビックリするくらい美味いんだよ。
なんの味?かと言うと完全に吉野家の牛丼の味。それがおっそろしく美味い。知ってる味なのにうまさがおかしい。白ご飯だけで食べた時とはケタ違いのインパクト。

ご飯の甘味が肉の旨味を引き立てて…。とか理論っぽい感じじゃなく、もう、ガーンッ!と本能的に美味い。ご飯が牛肉の土台として敷かれているのではなく完全に共演、共闘。青い(牛肉)イナズマ(ご飯)が僕を攻める。マジでゲッチューである。

うまいご飯は掛け算だ

すっごい、高いご飯マジですっごいわ。本当にちょっと衝撃的にうまい。これは本当に値段なりというか値段以上に美味い。これ、きっとまだまだ力を持ってるぞ…!
バターをこうして
バターをこうして
ちょっと鰹節かけて、これでどうだ。
ちょっと鰹節かけて、これでどうだ。
そう思って次にやったのは「貧乏飯感マックスのバターしょうゆご飯」。先日の玉置さんの「一万円のネコまんま」では鰹節が力を見せたようだが、こっちはご飯だ。
間違いないでしょ、間違いないそれを二段階くらい超えてくるんだぜ。
間違いないでしょ、間違いないそれを二段階くらい超えてくるんだぜ。
うっっまい!!本当になんだろうね、すっごい豊かな味がする。豊かな味が「なんの味?」って言うとバターと醤油の味。ご飯の味がするか?って言われるとそんなに主張していない。でもそれが普段のご飯よりもおっそろしくうまい。

ご飯の美味しさとバターの美味しさを足した以上の味が現れていて、うまいご飯は掛け算的にうまさを爆発させるんじゃないかと思う。

禁断の扉の向こう側に

味がつくことでここまで爆発的なうまさを発揮するんならのりたまでも手軽に美味くなっちゃって、俺の人生の幸せさも手軽に急上昇すんじゃねーかとやってみた。
うん、普通に美味しい。という感じであった。
うん、普通に美味しい。という感じであった。
が、のりたまだと普通にうまいご飯をのりたまで食べた味になった。うまい、うまいけどビックリする程ではない。

脂か、脂分がうまいご飯を凄いことにするのではないか。そうか、そうか、このご飯を食べているうちに凄いことを思いついてしまった。
罪の塊
罪の塊
バター牛丼…!完全にカロリー過多、クドくならないように紅しょうがを多めにトッピングしたけれども抑えきれないのがひと目で分かる危険なビジュアル。
興奮のブレッブレである。
興奮のブレッブレである。
あ~っ、もうすごいやばいっ!わたし、どうしたらいいのー!?ってリアルに思う。はぁ…、はぁ…。
うまい…。マジで…。つらい…。つらくはない…。うますぎる…。
うまい…。マジで…。つらい…。つらくはない…。うますぎる…。
すごい…。うまい…。牛皿、バターのカロリー攻勢にも全く引けを取らぬ存在感を見せるご飯。多分、普通のご飯だったらクドくて食べられなかったかもしれない。それがなんだこのうまさは。

お高いご飯、完全にすごかった…。もう本当に箸が止まらなくて、一気に2合も食べてしまった…。恐ろしい、すごい、すごいよお高いご飯。

うますぎて困った。

美味かった。本当にビックリするくらい美味かった。1万円の米と普段の米の食べ比べとかしようかと思っていたのに、食べ比べるまでもなく圧倒的に美味かったし、普通の米とのボーダーラインはどこなのかと他の値段の米も買ってきていたりしたのに、そんなのがどうでも良くなるくらい美味かった。

1キロだったら2000円くらいかな?ちょっと本当に衝撃的に美味いので興味が出たら食べてみてください。オススメはバター牛丼です。
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