雑な構想
「次の記事はマーライオン型トイレットペーパーホルダーをつくります」と言ってしまったはいいが、そういやどうやって作ろうか、まったく考えていなかった。
これをつくろう! と思い付いたはいいがこんな雑な構想しかない
毎度のことなのだが、まず簡単で分かりやすいパーツから作っていく。そして市販のトイレットペーパーホルダのパーツを利用しよう。
既製品をちょっと利用
そういえばこういうの使ったことないので、取り付け方すらよく知らなかった
まずは鼻や頬。マーライオンの鼻をよく見ると、人間の鼻と似ていた。
頬と鼻はこういう形状
これを組み立てると、ちょうど自分の顔とピッタリな大きさのパーティグッズっぽくなった。表情変えつつ何枚か写してみると、意外と顔に馴染んでたのしい。犬かなにかだと思い込むと、そう見える。
眠そうな犬
たくらむ犬
目を作り、鼻のパーツと繋げてみるが、これでいいんだろうか……。やばい、これなんの動物でもなくないか。
こういうキャラ見たことあるような
いや……ないな……
目のパーツ、鼻のパーツがマーライオンからかけ離れてしまった……! ここから微調整して、こんな顔に仕上がる。
マーライオンっぽくないけどまあいいや、このまま進めよう!
うる星やつらに出てきた老人っぽいような、ETっぽいような
試しにトイレに取り付けてみる
つぎにトイレットペーパーホルダーのパーツを組み合わせる。
既成のホルダーを丸ごと土台にしてもいいかもしれないが、今回はプラスチックのパーツのみを再利用しよう。
ホルダー用プラスチックパーツ
突起を編み目にさしこめば、すぐに取り付け完了!
ちなみに顔の背面はトイレットペーパーにフィットするように平らに編んだ
ここで試しにトイレで取り付けてみると……
あ、予想以上にトイレットペーパーが動物に取り込まれた……!!
思ってたより馴染んだ
耳つけたら猫っぽくなった
トイレで使う、利便性
トイレで使うとなると、ただのマーライオンが壁にくっついてるだけじゃなく、他にも用途があったほうがいいんじゃないか。よし、ここから先は利便性も追求しよう。
……というわけでできたのが、マーライオンの下あごと胴体。
顔に対しデフォルメしすぎたか、胴体
これだけ見ると、なにが胴体なんだ……と思われるだろうのでざっくり説明すると、こうなる。
顔と胴体の比率を合わせたら大変なことになるのでコンパクトにしたら、あんまりバランスよくない
これのなにが便利かって、予備トイレットペーパーの設置だけでなくポプリを入れたりもできるのだ。
この中にポプリを入れれば
なんと芳香効果も!
振り向けばマーライオン
さて、いよいよマーライオンをトイレに設置すると、便座に座ったときに常にマーライオンが傍にいてくれるようになった。
便座に座ると常にこんな顔が横から見てる
オエエオエエ……
もし自分がマーライオン(嘔吐)になったときもそっと傍で見守ってくれるマーライオン。
たすけて……マーライオン……
そんな訳で、いい匂いもするし、トイレットペーパーはくれるし、不安なときもそばにいてくれるマーライオン。
まだトイレに行くたびちょっとビックリするけど、今後もなかよくしていきたい。
次はもっとライオン顔にしたい
初めて編むものは手探りすぎてどうしても予想外の仕上がりになってしまうことが多い。今回のはこれはこれで気に入っているが、もしもう一度編むならもっと本物のマーライオン寄りになるよう頑張ってみたい。
鼻の大きさと目の大きささえ直せば……という問題でもないような。うーん。