林としての活動紹介
本題の前に、これまで撮りためた記念写真を見ていただきたい。
この写真をSNSにあげると、(僕が林であることを知っている人には)実家の前で撮った写真だと思うかもしれない。だが、どれも知らない林さんである。
福岡
ジャカルタ(mori?)
大井町
五反田
八尾
石垣島
石垣島の884食堂は一目見てハヤシに違いないと確信した。林姓の人がよくやる語呂合わせだからである(僕の携帯の番号はこれだ)。店主に林さんかどうか聞いたら黙って停めてあるクルマを指さした。
ナンバープレートの数字は884。ニヤリ(サムズアップ!)。
初対面でもこのグルーヴ感。同姓ならではである。
そんな折、台南にある林百貨店には林グッズがたくさんあることをネットのニュースで見かけたのだ。
行きたい。いや、行くべきだろう。
林姓の人だけにしか共感できないことを書いていることはわかっているが、次の項から台湾に舞台は移る。
日本人が作った林百貨店
台南は台北から新幹線で1時間40分。東京のような台北と違って台南はごちゃっとした東南アジア的で魅力的な街だった。
台南にある林百貨店・建物のあちこちに林の文字がある
日本統治時代に日本から来た林さんが作ったデパートだそうだ。いちどは閉館したが、2014年に外観は古いままにリニューアルオープンした。デパートと言っても大森のダイシン百貨店ぐらいのコンパクトさである(狭い話題をまた狭い例えで説明して申し訳ない)。
この林百貨店自体がブランドになっているらしく、ここのロゴを使用したグッズがたくさんあるのだ。ハロッズみたいな感じだろうか。
しかしロゴと言っても、林なのだ。
林まんじゅう!
林バッグ(左のでかいのは愛用中)
林手ぬぐい、林ノート、林タオルハンカチ
林Tシャツ
めくるめく林である。カタカナは台湾の人にとって読めなくてエキゾチックな文字なのかもしれないが、日本人からするとちょっと居酒屋のユニフォームっぽい。でも買う。
肌着みたいな林シャツも買っちゃう
メッセージカード?
飛び出す林!
スタンプコーナー
ハンコはもちろん林
日本にはないコインを潰して刻印する装置
刻印はもちろん林
2万ぐらい買った。ここにあるもの全部くださいという勢いである。
台湾には林(リン)さんが多いので、ちょっとそれを狙ったところもあるのかもしれない。
竹で作った林用名刺入れ。名刺が曲がっちゃうのが難点。
隙間に入り込んでくる林
おみやげ売り場に謎の木彫があった。
これには特に林という文字が彫られてないのだが…
僕の父親が作っていた木彫にそっくりで驚いた。
林という文字こそないけれどもこのヌメッとした感じが林なのかもしれない(いよいよ林以外にはどうでもいい話になってきました)。
そして林百貨店で一番興奮したのがこれ。
店内の案内板
エレベーターにみっちり乗る林
トイレに入る林
授乳する林
この林アピール感はいったいなんなんだろう。林があらゆる隙間に入り込んでいる。本当に来てよかった。今すぐにでもまた行きたいぐらいである。
浮かれ林
この紙袋もたたんで大事に保管してある。林のカバンを買って母親に送ったところ、私も林だからうれしいよと言ってた。うん、それ知ってる。
林さんはいますぐ行くべき、そうでない人はまあそのうち
このあと台湾で買い物してクレジットカードのサインをしたら店員が「おれも林だよ!」と言って名札を見せてくれた(中国語だったからわからないけど多分そう言ってたはず)。
この動き、林っぽいなーと思いながらもme too!と言ってふたりで笑った。