たいやきに急に興味が出た
さあ、海にでよう!(いきなり飛びましたが、ここは石垣島です)
美しい海、すみませんがちょっと拝借します。
泳ぐというか、浮いている
さっそく入水をはじめてみようとおもいます。
なお、しくみの詳細はこんな感じになっていて……
とってもアナログです。
さあ、およげ!
「…………。」
う、浮いてくる……!?
泳ぎたくないのだろうか。
いや違う。おもりとして取り付けたサンゴの重量が足りなかった模様です。
とはいえ、なんとなく泳いでいる風なたいやき。
き、気持ちいいのだろうか…
お、満喫している風に見えなくもない!
撮影をしてくれた編集部・安藤さんから「こんなかんじですよ」ってカメラの液晶画面を見せてもらいつつ、たしかな手応えを感じていました。
でもよく考えてみたらこれ、泳いでいるというより浮いているのかもしれない気がします。
……うん、浮いているな。泳いでない!
でも、浮いているものが手の先にあるとなんだか気持ちがいい!
つっぱり棒が散歩の綱を彷彿とさせたのかもしれません。
たいやきを浮かせてみて学んだ5つのこと
たいやきを浮かせてみて、学んだことがあります。
1. たいやき屋さんは石垣島に1軒ある。
あるんです。撮影の舞台となった石垣島に「1軒だけあるたいやき屋」ゆえ、この作戦のターゲットになってしまったもののいたって健全なたいやき屋さんです。
去年の12月にオープンしたばかり。
あんこ・チョコ・カスタードクリーム・紅芋・マロン。5種類もあったのでとりあえず全部購入。
2. つっぱり棒も、石垣島に売ってる。
荷物から明らかにはみ出していることを許容しつつ、いそいそと東京から持っていったつっぱり棒(108円)ですが、どうやら石垣島にも売っていたようです。
そう、ダイソーに。
開店前で入れなかったから店先を掃除しているおねえさんに聞いた。
今後みなさんが万が一、万が一ですけど、石垣島でつっぱり棒を使いたいとおもった際には、現地での調達を心よりおすすめします。
3.わたしの防水への意識はかなり浅かった。
入水後のたいやきは、こんなことになっていました。
明らかに浸水をしてる!!
原因は、ビニールを接着するときに使ったテープとおもわれます。
……セロテープ。
ハウジングの接写。4重にぐるぐる貼りめぐらしているけど、弱いことに変わりはなかった。
「せめてダクトテープを使えば…」とアドバイスを受けるも、時はすでに遅し……
防水、そしてテープについてもっと深く学んでいこうとおもいます。
4.とはいえたいやき、塩水をふくんでしまっても食べられるぞ。
先述した杜撰な工作のせいで、入水後のたいやきは土左衛門ようになってしまったのですが……
ありがとう文明の利器。
あ、わりと美味い!塩大福を彷彿とさせるしょっぱさと甘みのハーモニー。
ただ、美しい海とはいえ何が溶け込んでいるかわからないので、広くおすすめはしないでおこうとおもいます。
5.ジップロックは強敵だ。
実はこの作戦は、お手製ハウジング以外でも行っていました。
THE・ジップロックにて。
数週間前に東急ハンズでこんなやりとりがあったのです。
ぼそぼそ声でアドバイスを求めたら、聞き間違われた。
そして、店にないものをお勧めしてくれるという…(いい人)
あの世紀の発明品にかなうわけないじゃないか、そんなことはもうわかりきったことじゃないか……そう思いながらも試してみてしまいます。
そして、ロゴを背負いつつ浮遊するたいやきが1匹。
事後、お手製との差異。(※もとは同じ大きさのたいやきです)
次回、もしこのような機会があったならば、「打倒ジップロック!」と心に決めましたが、はるか険しい道のりになりそうな気がしてなりません。
当初、この作戦の舞台は東京湾あたりを予定していた
1月のはじめ、ぼんやりと「暖かくなったらやってみたいかも。」くらいに考えていたこの作戦が、まさかこんなに早く、石垣島の美しい海を舞台に出来る日が来るとは。感激しています。
ちなみに。つっぱり棒は飛行機の機内には持ち込めないので、手荷物預かりで預かってもらうんですけど、わりと丁重にビニールコーティングをしてもらえたりしました。
さいご、羽田で受け取った時にはちょっとはみ出し始めていたけど。
そんなやりとりをしているうちに、すっかりつっぱり棒に愛着が沸いてきてしまったので、今後は家の中で、大事にしていきたいとおもっています。
協力
「島たい焼き本舗」石垣市登野城628-9
営業時間AM10:30~21:00(材料がなくなり次第終了)