特集 2015年3月12日

砂糖水からさとうきびの味を再現する

砂糖水をベースに沖縄のさとうきびジュースを再現したい!
砂糖水をベースに沖縄のさとうきびジュースを再現したい!
機会に恵まれて石垣島に行くことになった。

石垣島といったらさとうきびがいっぱい生えていてさとうきびジュースが飲み放題の場所だ。

ぼくは砂糖水をしばしば飲む人間なので、このチャンスに砂糖水からさとうきびジュースを再現するレシピを完成させたい。
1986年埼玉生まれ、埼玉育ち。大学ではコミュニケーション論を学ぶ。しかし社会に出るためのコミュニケーション力は養えず悲しむ。インドに行ったことがある。NHKのドラマに出たことがある(エキストラで)。(動画インタビュー)

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砂糖水の起源へ

家でのどが渇いて甘いものを飲みたいけど、冷蔵庫が空……そんなとき、ささっと作れるのが砂糖水。便利である。

あるとき興が乗って砂糖水のレシピを作ったこともある。(クックパッドのレシピはこちら
水200mlに砂糖大さじ1を入れるだけ
水200mlに砂糖大さじ1を入れるだけ
そんな折、石垣島に行くことになった。

石垣島には生のさとうきびを絞ってそのままジュースとして飲める店があるらしい。砂糖水のプロトタイプとも言えるそれをぜひ飲んでみたい。

そして砂糖に何か足したらさとうきびジュースを再現できるのか調べよう。

黒糖には旬がある

というわけで石垣島へ。調査のつもりだが、概ね観光である。完全に観光にならないように気を引き締めて行きたい。

途中、那覇空港でこんなポスターを見つけた。
黒糖は今が旬で、島ごとに形が違うらしい
黒糖は今が旬で、島ごとに形が違うらしい
生成された白糖になると「今が旬」と言われてもピンとこないが、黒糖だと旬があるらしい。

自然のものなので旬があって欲しいという思いと、調味料なのに旬があってどうするんだという思いが交錯する。
要するにさとうきびが生えている季節だということで了解した。

砂糖メモ:さとうきびには旬がある

さとうきびをしぼるぞ

石垣島に到着。逸る気持ちを抑えつつ、生さとうきびジュースが飲める店に向かう。

この店は自分でさとうきびをしぼる体験ができるみたいである。頑丈そうなローラーを搭載した機械「きびきび君」で、さとうきびから生ジュースをつくるのだ。
石垣の手書き文字はほぼすべて味わいがあった
石垣の手書き文字はほぼすべて味わいがあった
「きびきび君」のとなりにはさとうきびが何本もポリバケツに突き立てられていた。これがさとうきびか。
ゾンビが出たらこれで戦える
ゾンビが出たらこれで戦える
前日乗ったタクシーの運転手さんの話によれば、今年のさとうきびは台風の影響が少なかったので曲がらずに育ったそうだ。

たしかに武器になりそうなほどまっすぐだ。

砂糖メモ:南の島のドラクエがあったら初期装備はさとうきびに違いない
さとうきびをローラーに差すとギュルギュル引きこまれていく
さとうきびをローラーに差すとギュルギュル引きこまれていく
何本も何本も絞ってこれくらいになった。
何本も何本も絞ってこれくらいになった。
さとうきびがローラーに引き込まれる感覚が怖いけど楽しい。何本も絞ってようやく人数分のジュースが集まった。

果てしなくあまい

店のおばちゃんが氷を入れたカップに人数分分けてくれる。さあ飲むぞ。
興奮して飲んじゃったので飲みかけの写真になってしまった
興奮して飲んじゃったので飲みかけの写真になってしまった
一口飲む。甘い、とても甘い。

普段作って飲んでいる砂糖水の3倍くらい甘く、青臭い。力強いのにぼんやりしていてバスドラムだけのバンドのよう。これが砂糖水のオリジナル…。

砂糖メモ:さとうきびジュースはふつうの砂糖水より3倍濃い
シークヮーサーの汁を入れたら味が引き締まった
シークヮーサーの汁を入れたら味が引き締まった
さとうきびジュースにはシークヮーサーの汁が入ったボトルも添えられており、それをチューっと垂らしたら味が引き締まった。さっきのバンドにギターが入って来た感じだ。
ちなみに店にはあしあと帳があり
ちなみに店にはあしあと帳があり
さとうきびジュース最高!という声が多く見られた。生き返った人もいる。
さとうきびジュース最高!という声が多く見られた。生き返った人もいる。
さとうきびから絞ったとはいえ、みんな砂糖水を飲んで喜んでいる。これから作ろうとしているレシピにも社会的意義があるということだ。

砂糖メモ:さとうきびジュースで人は喜ぶ
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