●「電通すぎる学園祭」
まず紹介したいのがこちら、
未来のITエリートが集うことでおなじみの
電気通信大学の学園祭でして、
「調布祭」ということで
多摩のシリコンバレーこと調布にて開催されているがゆえに
そういう名前になっているのでした。
まず足を踏み入れると、
いきなり人だかりがあり
そこにはなんか見かけたことがあるモノが!
これはもしやあの
「ウンナンの炎チャレ」でおなじみの
イライラ棒!!!
とか言っても最近のヤングは知るまいが、
イライラ棒とは
迷路のような通路を、鉄の棒を慎重に進めていく遊戯でして、
棒が通路に接触しちゃうとビリって終了するという
そのイライラ緊張感っぷりからも当時一世を風靡した番組企画でございます。
(ちなみに「炎チャレ」とは「炎のチャレンジャー」の略だからねッ!!!
ちなみに「ウンナン」とは「ウッチャンナンチャン」の略だからねッ!!!)
そして今回はさすが電通大だけに、
手持ちの鉄の棒と鉄の通路が接触すると
何かしら電流が通じてそれにより風船がパンと割れたら終了、
という
あのイライラ棒を電通大のテクノロジーにより
一般市民向けに再現してくれていたのでした!!
(ただ風船システムが故障したとのことで
接触終了時のそのダイナミズムは味わえないのは残念でしたが)
で、僕もウッチャン好きとしてチャレンジしてみたわけですが、
思いのほかこういう作業が向いてたのか、
サクサクと進めていきましたら
後ろに並ぶ子どもたちからも
「お、早ぇじゃん」と喝采の声が!
それにテンションも高まり
ますます棒を進めていくわけですが、
最大の難関と(子どもたちから)言われていた
バーが回転して邪魔してくる地獄の丸い箇所も
さながら
ちょっとした勇者のよう!
って
なんだこの絵は!
大人がこんなにまで夢中になって取り組むべきことなのか!!
大人としてこれでいいのかと葛藤しながらも
棒を進めていくと、
後半に向けてドンドン難易度も上がっていき通路が
「細ぇ!なんか通路が細ぇ!!」
と思い出したところ、
「あ」
あっさり接触してしまい
終了となったのでした。
と
突然さらっと終わってはしまいましたが、
でも
イライラは全くしないほどに
緊張感あふれるイライラ棒を体験させてくれて
マジ電通ありがとうだったのでした!!
ロボットコンテスト!
でございまして
学生さんが作られたロボ的なモノが
展示されていたのですが、
しかもただのロボでもなく
マジなロボが!
かなり「パシフィク・リム」なヤツが!(観てないけど!)
さすがだぜ電通大!レベル高ぇ!!
そしてその奥にてはなんと
子どもたちによる
ロボットコンテスト大会までも!
自製のちゃんとしたロボでちゃんとした種目を競い合う
「ヘボコン」ではなくてだいぶちゃんとしたヤツ!
が開催されておりまして
理系離れが叫ばれる昨今ですが
将来の理系業界を担う子供たちをも先導してくれておりまして
どうもありがとう電通大!!
だったのでした。
そんな一方、
学園祭ではたまに
ジャンク市が開催されるものですが
たいていはいらない服とか本とかが展示されるものですが、
ココ電通大では
ジャンク品もさすが電通的なモノばかり!
パソコン関係のかなり専門的かつ
根本的なパーツが当然のように並べられておりまして
CPUまでも!!
出品されておりまして
もはやほぼハードオフ!で
さすが電通的で感動したのでした。
そして
と、
そんな見事なデジタルっぷりが展開される一方、
とあるテントがございまして
しかもいろんな石が!?
すると
本当にさまざま石が
あの「パズドラ」の魔法石が100円!?
たしかにあれ100円だけれども!!
あれってこんな多摩の調布で採石されていたものなの!?
と
もはや電子の世界から通じたモノまでも登場しておりまして
メガネも割れそうになりましたが、
子どもたちもとても楽しんでいて
素敵だと思いました。
●「薬科すぎる学園祭」
つづいては
東京のメディスン業界を征する
あの東京薬科大の学園祭でございまして、
処方箋をもらいに行く勢いで
さっそく踏み込んでいったわけですが、
まず薬科的にグッと来たのが
中国医学研究室!!
ということで
中国医学の観点から
我々を救済してくれる研究をされているようで、
なんとありがたいことに
学園祭では我々の健康診断をしてくれていたのでした!
まずは舌の様子から我々の健康状態を診察してくれる
舌診をしてくださいまして、
ちなみに僕は
どれか忘れましたがなんかNG的なヤツでした。
いっけねぇ。
そしてさらには
血圧測定や健康アドバイスなどまでしてくださりまして、
患者ビジュアルには定評のある僕としても
非常にいい絵にて診察していただきまして
その節はどうもありがとうございました。
そしてさらにみなさん、
実際に中国にも行かれたとのことで
中国医学と言えば、
「男塾」にて中国四千年の医学とか言って誰でも生き返らせられる
王大人(ワンターレン)のイメージがあるので、
子供の頃から畏敬の念を抱いておりましたが、(わからなくて大丈夫です)
なんと
本場中国にて実際に買ってきた
薬剤の基になるものまでも展示されておりまして!
「なんか干物」!
と
まるでスマホのゲームの進化用素材か何かのようですが、
でも漢方としてチョー効くものばかりでして、
みごとな薬剤クオリティに大興奮だったのでございました。
「びけん」?
ということで
かわいらしい文字で書かれていましたが
つまりは「微生物研究室」とのことで
薬科的でさすがでしたが、
なんとそこでは
身体に影響を与える微生物についての研究結果が発表されていたのでした。
そしてさらに僕的にグッと来てしまったのが
そんな微生物研究に使用された、
数々の実験グッズが展示されておりまして!
メスシリンダー!
と、
なんとも懐かしの理科の実験グッズたちが展示されており
大変興奮してしまいまして、
さすがのその展示への感想としても
と、つい描いてしまうほどに
さすがの理系っぷりだったのでした。
そんな薬科的に見事なパフォーマンスが
披露される一方、
見事な手芸サークルなどもございまして、
手芸品として
見事なポケモンの
ジバニャンまでも
捕獲できそうなこのボール!
手芸とエンタメを有機的に具現化させる
その手腕シュゲェ!(手芸)。
実は当サークル
前年度は見事な
「巨人」的な手芸作品を展示されておりまして
(で、みなさんもこの記事も見てくださっていたようで)
どうもありがとうございました!
また来年行くからね!
●「電気すぎる学園祭」
そして続いてグッと来た学園祭が、
もはや
秋葉原の命運はこの大学が握っていると言っても過言ではない
東京電機大でございまして、
「秋葉祭」が開催されていたのでした。
なぜか千葉県にあったんだけれども。
そこでまず
さすが電機なハイテクっぷりを体感できたのが
こちら
「医療福祉工学研究室」の展示でして
なんとここでは
全身を使ったゲームを体感できるとのこと!
つまりはあの
エックスボックスのあのキネクトってみたいなヤツ!
まぁ僕もかなり縁遠いハードですのでわからなくてもいいですが、
なんと
自分が左右に動くと、それに対応して
バーも左右に動くことになるという
驚異のハイテクシステムになっており、
まさに自分自身が下のバーになって
上から落ちてくるボールを
止めていくというゲームとのことで。
なんだこれ
ハイテク過ぎて原理わからないけどすげぇ!
で
無造作に落ちてくるボールに合わせるべく
事実上の反復横跳びを強いられ
なかなかの疲弊
となったわけですが、
しばらくやっていくと
ボーナスタイム!
とのこと!
すると、高得点らしいけど
落下スピードの速いボールがじゃじゃん落ちてきて
そのスピードがあまりに速く
初老の身体では到底ついていくことができず、
誰のためのボーナスなのか
よくわからなくなりましたが、
とりあえずタイムアップで終了!
そして結果としては
ピンと来るような来ないような感じでしたが
どうやら
なかなかいい点数だったようでした。
でもとりあえず
健康にもよさそうだし
さすがの電機クオリティだったのでございました!
ロボット大会での輝かしい功績も
VTRで流れてもいたのですが、
ここではなんと
そんなロボを
より地域に密着する形で
紹介してくれておりまして
つまりは子どもたちよる
「ロボットdeおかしGETゲーム!」(タイトルは想像)
が行われていたのでございました!
子どもたちもより親身にロボに触れられる
見事な企画かと思いますが、
ってことで
子どもたちがおかしをGETすべく
ばっさばさ。
ではございましたが
ロボットとヒトの共存の姿として
ひとつの理想像が
そこにはあったのでした!
と、
そんな電機っぷりが冴え渡る
(千葉で開かれていた)(そしてどうやら秋の葉という意味らしい)
「秋葉祭」でしたが、
校舎の片隅に突然
あのチーバくんが登場!
そういやここが千葉だからか!
そしてさらには
具体的にはココが千葉の印西という所だけに、
印西市の変なサイのキャラ「いんザイ君」も降臨しまして、
突然の神々の降臨に
子ども達も大興奮だったのでございました!
まぁ僕も
それなりの距離感と温度差にて
一緒に撮らせていただきましたが、
その一方!
そんな喧噪からやや離れた位置にて
謎の黄色い方が!
妙にアゴがしゃくれている
と思ったら
どうやらこれは千葉の地形を模しているのかと思われ、
彼はおそらく現在売り出し中の
「ちば犬」(たぶん)!
まで来ていたのですが、
ややまだ
知名度に格差が生じているようでして
応援したくなりました。
というわけで
最後は理系関係なかった気も致しますが、
理系の学園祭、
もっといろいろ理系的にも魅力的で
もっといろいろ紹介したかったのですが
時間になってしまったので
今回はここまでとさせていただきます。
理系の学生のみなさん
みな親切かつ理知的でとても素敵で
その節は本当にどうもありがとうございました。
ではまた
おやすみなさい…。
はい。
以上
いかがでしたでしょうか
今週の
「文系だった自分を恥じる」。
というわけで
みなさんも
日本の理系的な未来を担う
これら素敵な理系の大学に
思いを馳せていただけたらと思いまして
お忙しいところすみませんが
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた失礼いたします。
漫研での落書きコーナーに出くわすたびに、
つい力士を描いてしまいすみませんでした。