特集 2014年11月30日

もしもスナックを開いたなら

スナック開店、あこがれますよね
スナック開店、あこがれますよね
繁華街を歩くと、嫌でも目に飛び込んでくるスナックの看板の嵐。
ママの名前とおぼしきもの、昭和歌謡を思わせるようなもの、電話帳で上のほうに載せたかったらしきもの、外来語をなぜか漢字にあてたもの、明らかにウケ狙いでつけたようなもの…スナックの名前は自由だ。

無法地帯とも思えるスナックのネーミングだが、もし自分がスナックを開くとしたら、どういう名前をつけるだろう。
自分の店を持ちたいママ(もしくはオーナー)になったような気持ちで、思い思いのスナックをひらいてほしい。
架空のスナック街を作っていこう。
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー)

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さて、ここからはスナックべつやくのママがお送りするわよ。
まずは私の店、スナックべつやくの看板を作ってみたわ。
壁についているスナック看板のイメージよ
壁についているスナック看板のイメージよ
ところでよく考えるとスナックにつける名前ってふつうは下の名前よね。
スナックべつやくってスナック鈴木と同じわけだけど、あんまり聞かないわよね、スナック鈴木。うっかりしたわー。

でも「スナックれい」は各都道府県に2件ずつくらいありそうよね。
そういう意味ではスナックべつやくのほうが唯一無二っぽいわね。天上天下唯我独尊。…いや、別に偉くはないわ。

他にもスナックを出すとしたら、やっぱりインパクトある名前がいいわね。
同じデザインのマッチもあるわよ
同じデザインのマッチもあるわよ
これなら、うっかり眉毛の手入れを忘れたりしても「まあ、毛だらけだから仕方ないな」って思ってもらえそうで安心よね。

海外のかっこいい地名をつけるのも趣があっていいわよね。
背景の色はオーロラを意識したわよ
背景の色はオーロラを意識したわよ
フィンランドの地図を開いて見つけた地名をつけてみたわ。
いま調べたら、キルッコヌンミは「荒野の教会」っていう意味らしいわよ。適当につけたのに意外にかっこいいじゃない。

あと、漢字を使った名前も重厚感があるわよね。
レーザーディスクのカラオケがありそうね
レーザーディスクのカラオケがありそうね
ちなみに、廃藩置県の年のおぼえ方は「もう 言わない(1871) で、藩の名を」らしいわよ(Wikipediaより)。
電話番号に1871が入ってたら完璧ね。

というわけで、みなさんも好き好きにスナックを考えてちょうだいね。
投稿、待ってるわ。
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