タイのプチ変日本語の横綱「OISHI」
微妙におかしく想像力を豊かにさせる「しゃぶしゃぶの寿司」
蒸し暑いタイでお世話になるのが、セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニ、それにショッピングモールだ。クーラーがきいて気持ちがいい。
コンビニで売られているモノの中で、ちょっと変でそれでいてカワイイ日本語のモノ密度はすごく高く、どこを見ても日本語ばかり。またショッピングモールでもプチ変な日本語レストランがちらほらと。
この多くが、実は「味」が目印の「OISHI」ブランドだ。OISHIブランドの製品では、プチ変な日本語をまぶす傾向があり、OISHIブランドこそが、タイの日本語文化を牽引しているといえる。
詳しくは同社ページをチェック…でもいいが、写真で紹介していこう。
オイシフルットに、絵から飛び出さんばかりのストロベリー&メロンの字。 間違ってなく、日本本国とも違う字が作り出す世界観がいい
ロゴの味の口へんが三角形なのが外国な感じでいい
OISHI専用の自販機。▽へんの「味」と、「おいしい」がお約束。
「ぎうょざ」とか「おいしいう ぎょざ」とかいいたいワウ!
上の写真とはウとワが左右逆で悩ましいワウ!
タイのプチ変日本語の大関「セブンイレブン」
首都バンコクはもちろん、地方都市にまで根ざすみんなの味方「セブンイレブン」。OISHIブランドの商品を販売するのはもちろん、他メーカーのプチ変な日本語も、プライベートブランドのプチ変な日本語もあるのだ。
タイ旅行に行ってセブンイレブンに行かない人はいないだろう。行ったときにはプチ変な日本語を捜してみよう。
セブンイレブンは田舎でも盛況!
都会の小さすぎるセブンイレブン!
入口にもタイ式の日本語!
OISHIブランドじゃないけど「おいしい」。おいしいはタイの共通語!?
日本の農村の女性っぽい「たんいち」のお茶
OISHI以外もやっぱり小さい文字での説明が特徴。すごく甘かった!
BENTOに「味付け千切り魚肉 かにかま味」! 辛かった!
「あなたの美しさのために」「美しさはあなた次第です」がキーワードのセブンイレブンのPB
チャンピオン!ラーメンはスナック、カレーは飲み物!
街角にも日本語
どこの店でも見かけるOISHIやセブンイレブンだけでなく、日本が人気だからか、日本人が多いからか、街角でもたくさんの日本語が見られる。それもまたタイ風でちょっとかわいいのだ。
トロピカルなジュールが飲める店HACHI
スタッフ用シャツに「はち」の日本語!数字の8もあわせてかわいい!
「かむ」。「手書き」とか「2文字」とかが好きなんだろうか。
日本人向け手書きの看板。丸い感じがタイ文字っぽい
「ブルーラトカット」 中国にありそうな日本語もある。
この記事も楽しみ下さいしましょうしましたか?
タイ日本語と中国日本語と語学のコツと
いつもは中国の変な日本語の記事を書いているけど、今回はじめてそれ以外の変な日本語の記事を書いた。
中学生のとき英語で「アメリカ英語」と「イギリス英語」の違いについて聞いたことがある。高校生の時には「オーストラリア英語」と「インド英語」のうんちくを聞いたことがあって、その時は不思議なもので、覚えていたように思う。
今回の記事で写真を取り出していてわかった。タイ日本語と中国日本語は違うけれど、そんな違いを学ぶより真面目に日本語を学んだほうがいい。
きっとイギリス人が見聞きするアメリカ人とオーストラリア人とインド人の英語もこんな感じで少し違和感があるかもしれない。それを受け入れて「ちょっと違うぞ?」という雑念を流し、アフタヌーンティーをたしなんでこそ、インターナショナルなジェントルマンになるのではないかと思った。