まず行ったのは、ミスターギョウザ!
ミスターギョウザ自体に公式サイトがないので、詳しいことが全然分からないのですが、埼玉に4店舗、都内に1店舗ほどあるギョウザチェーンでございます。
(京都に「ミスター・ギョーザ」という専門店がありますが、同名別店です)。
小さなお店、中の席はカウンターのみで5席ほど。
テイクアウト客が多いみたい。でも、たくさん買うと割安になる、というわけでもないんですね。つまりこれは、値段早見表ですね。
定番の焼きギョウザと、水ギョウザ、ピリカリギョウザをオーダー。
ちょっと小ぶりなギョウザ、ニンニク入り220円。
中はこんな感じ。
ピリカラギョウザは、形が違う。スパイスを使っていて、ちょっとからい。塩を付けて食べる。多分、ビールにすごく合う。280円。
水ギョウザ。煮崩れしない、独特の皮を使っているそう。 エビ、シイタケなどが入っていて、優しい味。380円。
いや、焼ギョウザも美味しかったですが……。
水ギョウザ、めっちゃ美味しかった!! 皮がモチモチで絶妙。
簡易的な中華スープに入っているのだけれど、これがもし、本格的なスープに入っていたら、倍美味しいと思います。
こんな素敵なギョウザが埼玉にあったとは。どうして誰も教えてくれなかったんだろう。
ちなみに、テイクアウトして、家のお鍋なんかにも、入れることが出来るらしい。
「ねえねえ、今回のコースには入ってないけどさ、北浦和の『娘々(にゃんにゃん)』にも行ってみない? ギョウザが独特だから。」
と、同行者Tさんの提案で、『娘々』にも行くことに。
店前に、ずらーっと行列が出来ていて、うわ、大丈夫かな!? と思ったのだけれども、その行列の回転が、早いこと早いこと。すぐに座れました。
『娘々』の名物は「スタミナラーメン」で、これは浦和のソウルフードとしても有名。
肉、ニラ、モヤシなどを炒めた、あんかけがかかったラーメンなのです。
スタミナラーメンの、具を、ゴハンにかけたものは「スタカレー」と呼ばれます。450円。カレー味じゃないんですけどね。
『娘々』のギョウザ250円。
小ぶりで、つるつるの皮が特徴的でした。私は、スゴイ美味しい!! とは思わなかったのですが、Tさんによると「10回くらい食べるとクセになるんだよね」とのこと。さすがソウルフード。
さて、次は草加のブンブン餃子へ。
「草加で2番 今のところ、せんべいには勝てません」というのがキャッチコピー。謙虚なのか尊大なのか微妙なお言葉。
席に座ると、ペットボトルの水と、デュラレックスのコップ4個を渡されました。
ざっくりしたセルフサービス。人んちに来たような気持ちに。
………っていうか、種類多い!! 辛口と激辛が別になってるのも気になる。
これは一種類づつ食べないとイカンでしょう、ということで、4人前ドカンと頼みました。
ばばーん。
基本のギョウザの、中身はこんな感じ。
みんな、紫蘇味なら紫蘇味、イカ味ならイカ味と、味がハッキリしていました。
激辛はですね……辛いのが絶対苦手! という人以外なら、食べられる辛さでしたよ。
個人的には、海老味とチーズ味が好みでした。海老、まるごと入ってるんですよね。しっぽが皮からはみ出てるんです。
そして、最後に行ったのが、中華料理店『珍来』草加駅前店。
関東にたくさんある珍来。
そして、店ごとに味が違うという……。でもビックリするくらい違うわけじゃないですよ、味の構成要素の基本ベースは、同じみたいです。
こんなお茶目なこともしちゃっていますが。
ラーメンの味がみたかったので、ハーフラーメンを頼んでみました。コクのあるスープで、う、うまいじゃないか! これだったらどの料理も美味しいはず。
餃子に飽きてきたので、別の料理を頼みたかったのですが、ここはぐっとこらえて、餃子をオーダー。
そしてギョウザ350円。ジャンボサイズが売り。
見た目は、王将のギョウザに似ているけど……。
はむはむ。
おお、皮はもっちりしてるけど、ふわっとさくっと食べられる感じ。
こんなにボリュームあるのに、なぜかしら。
ぱくぱく、食べられてしまう。
埼玉ギョウザどうでしょう
どの餃子も美味しかった。埼玉って、隠れたうどん県でもあるけれど(香川県に続き、うどん生産量2位)、餃子にも強いのね!
つまり、小麦粉が大好きなんだと思います。
でも、でもね。
実はお正月、宇都宮に遊びに行って、名店「正嗣」などで食べてきたんですが、
宇都宮の餃子の繊細さ、非日常的なクオリティと比べると、
埼玉餃子は、かなり「日常寄り」なんです。
近所にあったら食べたい、大切なギョウザ、そんなテンションの味。
そんな日常の味で良かったら、埼玉ギョウザ観光、おすすめしますよ……?
(あ、でも、ミスターギョウザの水餃子は、全国レベルの美味さです! あれヤバイ!)