揚げて砂糖を絡めればいい
Wikipediaによれば、かりんとう饅頭は元々福島あたりで主に販売されていたものなのだとか。黒糖を練り込んだ生地で餡を包んだ饅頭を油で揚げて作られています。
最近は同じような物が近所のスーパーなどでも売っていたりする。
外側がかりんとうのようにカリッと硬く、香ばしい甘さが美味しい饅頭です。
小豆と小麦と砂糖と油。間違いなく美味しい組み合わせ。そしてそのカロリーも間違いなく高い。カロリーの高い物は大体うまい。
一時期は百貨店に入っているような洒落た和菓子屋などでしか買えなかったのですが、今ではスーパーの和菓子コーナーなどで類似の物が売られていることもあり、入手も容易になりました。
たまに無性に食べたくなるので購入して食べています。
自分で作ることも可能
しかし、購入は容易になったとは言え、いつでもどこでも必ず売っているという訳ではありません。食べたいのに近くに売っていなかったという場合は自分で似た物を作る事も出来ます。
このままで十分美味しいが油で揚げてかりんとう饅頭にします。
用意するものはスーパーやコンビニなどで普通に売られている茶饅頭。これなら大体どこでも手に入ると思います。
あとは揚げ油と砂糖。オーブンシートなどもあるといいです。
この状態で食べても揚げ饅頭としてうまい。しかし更に砂糖でコーティング。
焦げつかないテフロン加工のフライパンを使いましょう。
良く煮たたせて飴状になってから絡ませないと、水分で表面が柔らかくなってしまうので上手くいきません。タイミングを見極めて入れます。
砂糖と水が飴状になったら揚げた饅頭を入れてよく絡ませます。出来上がったら取り出して冷まします。
いきなり皿の上に置くと皿に貼りついてしまうので、オーブンシートの上に置くといい。
売っているかりんとう饅頭より大きめです。
皮はカリッと香ばしく、味は市販のかりんとう饅頭と大体同じです。
表面も市販品よりちょっとベタつきますが味は大体同じ。
違いは市販のかりんとう饅頭と比べると一回りぐらい大きく餡も多めなこと。市販の茶饅頭も色々あるので選べば大体同じになるはずです。
どうしてもかりんとう饅頭が食べたいが近くに売っていないなんて方はこの方法で作って食べてみてください。そのままの茶饅頭とは違う美味しさが出てきます。
他の物をかりんとう饅頭化してみる
売っている普通の饅頭を使った自作かりんとう饅頭の作り方を説明したところで、続いては別の物をかりんとう饅頭にしてみます。
自作かりんとう饅頭うまい!アンマンと鯛焼きのかりんとう饅頭もうまいです。この後もこういう幸せそうなオッサン映像が何度も出てきます。
先に言ってしまえば、アンマンと鯛焼きと大福をかりんとう饅頭化します。そして、アンマンと鯛焼きをかりんとう饅頭化した物はとてもうまい!詳しくはこの後のページで!
アンマンのかりんとう饅頭。デカいしうまい。
アンマンをかりんとう饅頭化
それでは各種かりんとう饅頭化していきます。まずはこちら。
子供の頃は肉まんよりもこちらだったが、今は大体肉まんだな。
アンマンです。中にこしあん。外はフワッとした甘い皮。大きさは市販のかりんとう饅頭と比べるとかなり大きいです。これを巨大かりんとう饅頭にします。
水にサッとくぐらせてからラップに包んで電子レンジへ。コンビニとかで既に蒸してある物を買ってくるのでももちろん構いません。
まずはアンマンを蒸します。蒸しあがったら揚げます。
このまま粉砂糖とかかけて食べたい揚げあがり。
表面がカリッときつね色になるまで揚げたら取り出して油を切ります。あとは砂糖と水をフライパンで加熱して揚がったアンマンに絡めて冷やせば出来上がりです。
てっぺんが黒いのは大きく丸いのでそこだけフライパンの面によく触れるからです。
出来上がったアンマンのかりんとう饅頭は、外がカリカリで中がフワフワ。噛むと生地がモチモチとして心地よい食感です。胡麻油で揚げてないのに胡麻風味。油と甘い生地と餡の組み合わせがうまい。
揚げて砂糖でコートされた表面のカリカリと生地の柔らかさのコントラストがいい。
そして、当然ですが通常のかりんとう饅頭4個分ぐらいの大きさが有ります。食べ応えも十分。味については通常のかりんとう饅頭と比べると香ばしさは程々で、食感と生地の甘さを楽しむ感じです。
これはうまいね。
いずれにしろ、もうこういう商品をだしてくれないだろうかといううまさです。
では次の物にいきます。
皮パリパリのシッポまであんこの鯛焼きよりも、皮がもっさりした感じの鯛焼きの方がかりんとう饅頭化にはいいです。
鯛焼きです。これをかりんとう饅頭化します。やり方は他と同じ。まず揚げます。
鯛焼きの姿揚げ。
鯛焼きは揚げるとこうなるのか。
あとはフライパンで砂糖を絡めて冷やせば出来上がり。
こんな色の煎餅あるな。
出来上がった鯛焼きのかりんとう饅頭は、外がパリパリして香ばしく、かじった直後は薄皮のたい焼きのようです。しかし、厚い皮は油の影響でかなりどっしりと食べ応えがあります。
1匹食べるのが大変。
新たな食感と味の鯛焼きとして非常に美味しいのですが、通常の鯛焼きサイズだと重いです。ミニ鯛焼きでやるといいでしょう。
うまいけどねー。後半つらくなる大きさなんです。
かりんとう饅頭でなくかりんとう大福だな。
大福をかりんとう饅頭のように外をカリッと甘く香ばしくします。
普通の餅も網で焼くのではなく、ごま油を使ってこのように焼いて豆板醤などと醤油をつけて食べるとうまいです。焦げ付かないフライパンでやるのがいい。
まずはフライパンに油を入れて大福の表面をカリッとなるまで焼きます。油で揚げると餅が膨らんで大変なことになるので止めた方がいいです。
中はトロッと柔らかくなるので形はどうしても崩れます。
焼けたら他と同じように砂糖を絡めて冷やして出来上がりです。
小豆、餅、油、砂糖。サイズはそれほどではないがかなりヘビー。
出来上がったかりんとう大福は表面が多少カリカリしているものの、内部の餅が柔らかくあまりかりんとうのような硬さは感じられません。味に関しては砂糖の焦げた香ばしい感じは似ているものの、かりんとうというより蜜をかけた大福といった感じ。
味はいいですがかなりベタつき食べづらいです。
うまいがもう胃が大変です。
そして、小麦の饅頭の皮に比べ餅ははるかに重い。サイズはそれほどでもないのに食べ応えは2、3倍に感じます。一口サイズの大福でやるのがいいでしょう。いや、味はいいが食べづらいし無理にやるほどではないか。
ハイカロリーなので注意
何種類かかりんとう饅頭化したところ、アンマンと条件付きで鯛焼きがうまかったです。恐らく他にもかりんとう饅頭化するとうまい物はあると思います。興味のある方は探してみてください。
ただ、砂糖に油。かりんとう饅頭はかなりハイカロリーです。市販のサイズの物で150~200kcalぐらいあります。ランニングなら20分ぐらい走らないと消費出来ない量です。アンマンサイズや通常鯛焼きサイズでのかりんとう饅頭のカロリーは相当な物と思われます。色々気にしている方はご注意ください。
でも砂糖と油はうまいよね。食べたら動く!
かりんとう饅頭の食い過ぎは胃にもきますね。食べた後に飲む。
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「日本酒 基礎知識講座」
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「辛口の酒」という漠然とした言葉を使わずに自分の言葉で日本酒の美味しさを表現します。