後光がさす装置をつくる
優れた点をアピールして人格的に優れていると思ってもらうのは難しいので、実際に後光があるように見せることにした。
いきなりハロー効果を曲解した解釈だが、記事の流れ上このまま進む。
マイハロー装置はこのイメージである。
設計図
設計図
L字の金具で直角に固定
背負う部分はノボちゃん
ノボちゃんとは背中にのぼりをさすための装置である。
5年前、五反田でコンタクトレンズ店のチラシ配りの人が背中にのぼりを固定するために使っていた。衝動的に「それどこで売ってるんですか?」と聞いた記憶がある。(店にあったからわかりませんというバイトらしい答えであった)。その後、ネットで探して無事購入。
買った当時は当サイトでもやたらと登場したがすっかり忘れていた。
こんな記事まで書いていた。 。
背負ってビデオライトをぶら下げた
ビデオライトに専用の金具でネジ穴を追加。ネジ穴にあうボルトで棒に固定した。が、つけてみたらグラグラしているのでガムテープで固定した。
最初からガムテープでよかった。
ガムテープの汎用性はたいていの工夫を超える(この記事ひとつめの教訓)。
後光スイッチオン
早速ビデオライトをつけてみたい。説明が遅れたがビデオライトとはビデオカメラに取り付けるライトである。そのままだ。
いま書かなきゃよかったと思ったがあえて推敲せずにそのまま残す。
ハロー効果を検証してもらうふたり
ハロー効果があるかどうかを確かめてもらうためにライターの大北くんときだてさんに来てもらった。家が近いからだ。
「後光をさす装置を作ったから公園に来て」
とメッセージを送った。
大北くんは5年前にノボちゃんを買ったときも呼び出されている。背中に棒をさした男に2回呼びだされる人生を送るとは思ってなかっただろう。
スイッチオン!
写真で見てもまぶしく感じるが、実際すごくまぶしい。これを正面から見るとこのようになる。
まさに後光
「どう?どう?」 と近づいてくる後光がさしてる人
こうやって後光があると全ての面で優れた人のように見えるのです、という奇妙な理屈を説明した。この理屈も信じそうになるだろうか。
ねえ、信じた?
二人の感想は以下である
・こんなに神々しい人を見たのは初めて
・宇宙人っぽい
・なに言われてもちょっと信じちゃうかも
背中にライト背負っててばかみたい。説得力なんてない。という意見を予想していたのだが予想に反してポジティブな反応であった。
ここで撮影係として同行してもらっていたべつやくさんに入れ替わった。
髪の毛がもじゃもじゃのほうが後光っぽさが増すことがわかった
二人の感想は
・ひとりなのになぜかバンドっぽい
・光のなかに普通の髪型が見える
とおおむね好評だった。
つまり、ハロー効果はある。
二人が気を使ったという点については触れないものとする。数学の文章題の「ただしXXXはないものとします」的な感じで、気遣いはないものとします。
僕の影になっているふたり
あきらかにふたりが僕の影に入っている。まさに影響下だ。
気づいたのだが、この構図、日食と同じである。
横から見るとこのようになる。
こういうやつ
僕が月で、大北・きだてが日食になる地域の人である。
月はこんなに太陽に近くないけどな
日食になる地域の人から見ると太陽は月の後ろで輝いているのだ。
それが金環食
ハロー装置は日食の仕組みを体で覚えることができる装置でもあった。
食から外れた地球の人たち(光があたりはじめた)
自信がないときは光を味方につけよう
後光がさしていると人格まで優れている、説得力がある気がしてくるのがわかった。
いまいち自信がないプレゼンでは背中から光が当たるように窓際の席を確保しておきたい。
(この記事も説得力があるようにライタープロフィールの写真を後光バージョンにしておいた)