おにぎりのある街、渋谷
とにかくまず東急百貨店のマークを見てみよう。
渋谷の東急百貨店。
若者の街にでっかいおにぎりの看板があると思えればなんとなく親しみも沸くので、 そういう街に苦手意識を持ってる人ほどおにぎりに見えるようになってほしい。
渋谷オニギリ(ヒカリエ的な感じで)。
このマーク、何を意味してるのか、そもそもなんなのかについては調べてみたところ不明だった。だから本当におにぎりの可能性もなくはない。
しかし今まで他人から、あのマークがおにぎりに見えるよねと言われたことはなく、反対にこっちから言っても同意されないケースがほとんどだった。おにぎりの可能性はあっても、そう思ってる人が少数派なのは事実かも知れない。
だからここからは丁寧に、あのマークがいかにおにぎりであるか、を説明したい。
おにぎりから百貨店への発展と発達
母親が握るおにぎりというのは、大抵でっぷりとしたまん丸いおにぎりであることが多いだろう。 これも世間一般にはまだまだ普通のおにぎりだ。
お母さんだって人の子。たまにはお米を握る力が強すぎて、おにぎりが楕円形になってしまうことも当然ある。
ただそれを「こんなおにぎり認めない!」とするのはあまりにも非道な行為。 だからもちろんこれもおにぎりで問題ない。
そんな握りすぎたおにぎりをお弁当箱に入れておけば、当たり前だがだんだん傾いていく。
そして東急百貨店になる。
この通りなんのムリもなく、おにぎりから東急百貨店のマークになった。 というよりおにぎりの延長線上にこのマークがあると言った方が正確か。
連続的に変化させて見てもとても自然で、 東急百貨店のマークがいかにおにぎりであるか完全に理解してもらえたと思う。
実践おにぎり
東急百貨店のマークがおにぎりに見えることは前のページで完璧に理解してもらえたと思う。思われてなくてもそれ以上どうすることもできないので理解してもらえたいう前提で、ここからは実際におにぎりを握っていこう。
普通の三角おにぎり。
これはもちろん、120%おにぎりである。 あと握ると言っておきながらコンビニのおにぎりだ。
まあるいお母さんおにぎり。
残念ながら僕がイメージで握った居酒屋母さん的擬似お母さんおにぎりだが、それはそれとしてこれもまたおにぎりであることに異論はないだろう。
握りすぎたおにぎり。
お母さんがおにぎりを握ろうとしたら気合い入りすぎて楕円形になってしまったおにぎりである。 正直ここら辺からちょっと怪しくなってくるが、 おにぎりかおにぎりじゃないかでいうと、かなりおにぎりだと思う。
おにぎりを知らない部族に見せたら、米を丸めた料理だと思うだろう。 とてもデパートとは思わないはずだ。
そしてこれをちょっと転ばせれば・・・
東急百貨店に!
これは東急百貨店である。紛れもなく東急百貨店である。
いまここに東急百貨店のマークはおにぎりであることが証明された。
おにぎり百貨店を現実世界に召喚する
東急百貨店のマークがおにぎりであることの証明はできた。 そしてその次のステップとして必然的に持ち上がってくるのが、このおにぎりのデパートを見てみたい、という欲求である。
そこでこのような箱を用意しました。
発泡スチロールをデパートらしい形に積んだだけのもの。
それにこのような映像をプロジェクターで投影すると、
家庭サイズの百貨店がご家庭に出現する。
そこで東急百貨店のマークを先ほど握ったおにぎりで置き換えるのだ。
TOKYUです。
まったく違和感がない。
これにより東急百貨店のマークがおにぎりにそっくりであることが改めて明らかになった。
親しみ60%アップ
もしかしたらマークがおにぎりに見えるというのは東急側からしたら少し不本意なことかもしれない。
しかし普段あまり行くことのない身にとっては、おにぎりに見えることでグッと敷居が下がって親しみが沸き、俄然行きやすくなる。
冬のイルミネーションの時期には、中心を赤く照らして梅干しに見せる等のライトアップをするともっとステキかもしれない。
どうでもいい情報として、おにぎりの具は入ってませんでした。