

みんなで、鉄道路線だけが示してある首都圏の白地図に、「1.スカイツリー」「2.東京タワー」「3.カルチャーカルチャー」の位置を描き込んだ。

ぼくらは地図上で場所をどのように把握しているのだろうか?
先日数十名の方々に「うろおぼえマッピング」をしてもらった結果、それが少しだけ分かった。
これがすごーーく興味深かったのでぜひ紹介したい。
先日数十名の方々に「うろおぼえマッピング」をしてもらった結果、それが少しだけ分かった。
これがすごーーく興味深かったのでぜひ紹介したい。

もっぱら工場とか団地とかジャンクションを愛でています。著書に「工場萌え」「団地の見究」「ジャンクション」など。
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「海岸線・河川だけ」「鉄道路線だけ」の地図でいろんな施設の場所を示せるか?
この記事を読んでいるみなさんにもぜひチャレンジしていただきたいのが、下の2枚の地図に「1.スカイツリー」「2.東京タワー」「3.カルチャーカルチャー」の3つの位置を描き込んでみる、という遊びだ。
名付けて「うろおぼえマッピング」だ。
名付けて「うろおぼえマッピング」だ。


石川初さん作:首都圏の、海岸線と主要河川だけが示された白地図。これに「1.スカイツリー」「2.東京タワー」「3.カルチャーカルチャー」の位置を描き込んでみてください!


同様にこちらは鉄道路線だけのもの。どうでしょう?

どうだろうか。けっこうむずかしいよね。ぼくは「海岸線・河川」のやつに東京タワーを描き込むのに悩んだ。
みなさん、たぶん鉄道の方がまだ自信が持てるのではないかと思う。いずれの施設へも、電車で行くことがほとんどだろうし、日常的に路線図は見慣れているだろうから。
ただ、いわゆる「路線図」って実際の地理に正確じゃなくてダイアグラム化されてるので、そこらへんが迷う点だと思うけど。
で、冒頭のGIFアニメは、鉄道のほうの地図に、50名弱の方々に実際描き込んでもらったものだ。予想以上にバリエーションに富んだプロットだ。すごくおもしろい。
で、下は海岸線・河川のほうのもの。
みなさん、たぶん鉄道の方がまだ自信が持てるのではないかと思う。いずれの施設へも、電車で行くことがほとんどだろうし、日常的に路線図は見慣れているだろうから。
ただ、いわゆる「路線図」って実際の地理に正確じゃなくてダイアグラム化されてるので、そこらへんが迷う点だと思うけど。
で、冒頭のGIFアニメは、鉄道のほうの地図に、50名弱の方々に実際描き込んでもらったものだ。予想以上にバリエーションに富んだプロットだ。すごくおもしろい。
で、下は海岸線・河川のほうのもの。


実におもいおもいの位置。味わい深い。すごくおもしろい!(同じく「1.スカイツリー」「2.東京タワー」「3.カルチャーカルチャー」)

かなり実際に近いものもあれば、すごく素っ頓狂な位置に置かれているものもある。ずっと見ていて飽きない。予想以上に楽しいぞこれは!

「マッピングナイト5」というイベントで行った試みでした


ご存じニフティのイベントスペース「カルチャーカルチャー」で行った「マッピングナイト5」。おかげさまで今回も大盛況でした。

この「うろおぼえマッピング」は、先日ぼくも出演した「マッピングナイト5」で行ったもの。地図を使ったいろいろな遊びを実践してみせるイベントで、「5」とあるとおり、今回で5回目。おかげさまで人気なのだ。
興味ある方は見に来てくれた方々のつぶやきをまとめたもの(→ 「#マッピングナイト5 逃げ地図スペシャル」まとめ)を見てください。そして次回ぜひお越しください。
興味ある方は見に来てくれた方々のつぶやきをまとめたもの(→ 「#マッピングナイト5 逃げ地図スペシャル」まとめ)を見てください。そして次回ぜひお越しください。


今回は4人でよってたかって地図を使って楽しみましたよ!

登壇者はぼくの他に石川初さん(@hajimebs)、渡邉英徳さん(@hwtnv)、そして今回のスペシャルゲストとして羽鳥達也さん(@_HATORI_)の4人。
石川さんはこれまでもぼくの記事で「GPS地上絵師」として再三登場している(→これとか)。渡邉さんは先日手がけているプロジェクトのひとつ「ヒロシマアーカイブ」が第40回「日本賞」のファイナリストに選出されるなど時の人であり、羽鳥さんは「逃げ地図」のリーダーとして名高い。
いずれも地図を使い倒している面々。彼らが揃ったイベントがおもしろくないわけがない。
で、この「うろおぼえマッピング」はその石川さんのアイディア。今回のイベントの来場者に前述の白地図を配り、それを集計したのだ(壇上でスキャンしてPhotoshopで重ねるという作業をした)。
スカイツリー、東京タワー、カルカル、というお題はその場で決めた。まあ、あまりひねりすぎてもアレだし(個人的には「光が丘団地」をプロットしてほしかったんだけどー)、妥当なメジャー施設じゃないでしょうか。
ともあれ、まずはいくつか魅力的な回答を見てみよう。
石川さんはこれまでもぼくの記事で「GPS地上絵師」として再三登場している(→これとか)。渡邉さんは先日手がけているプロジェクトのひとつ「ヒロシマアーカイブ」が第40回「日本賞」のファイナリストに選出されるなど時の人であり、羽鳥さんは「逃げ地図」のリーダーとして名高い。
いずれも地図を使い倒している面々。彼らが揃ったイベントがおもしろくないわけがない。
で、この「うろおぼえマッピング」はその石川さんのアイディア。今回のイベントの来場者に前述の白地図を配り、それを集計したのだ(壇上でスキャンしてPhotoshopで重ねるという作業をした)。
スカイツリー、東京タワー、カルカル、というお題はその場で決めた。まあ、あまりひねりすぎてもアレだし(個人的には「光が丘団地」をプロットしてほしかったんだけどー)、妥当なメジャー施設じゃないでしょうか。
ともあれ、まずはいくつか魅力的な回答を見てみよう。


すごい魅力的なうろおぼえっぷり!すてき!

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