なんかもう、抱きしめたい
君はどうしてこんなに可愛いんだろう。黄緑、緑、白のコントラスト。パキッとした色分けと直線的なデザインに混ざる曲線。
ロゴのデザインも秀逸だ。ああ、可愛い。
緑の虹である。
ロゴに萌える。萌え萌え。この書体欲しい。
違う面はストライプが縦。
アルファベットのロゴ。ロックバンドのロゴっぽくもある。かっこいー!
どうだ、この可愛さは。なとど、僕がデザインしたわけでもないのに自慢したくなる可愛さだ。もう抱きしめるしかない。
ちなみに、キムワイプはなにに使うのかというと研究室などで光学機器やプレパラート、試験管などのガラス製品を拭くのに使うそうだ。
ガサガサしていて固い。
カメラのレンズを拭くのに便利。
ティッシュペーパーとちがってガサガサしており、ガラスを拭いても繊維が残らない。そこがキムワイプのいいところだ。
逆に、鼻をかむのには向いていないし、そういう使い方をすると怒られるらしい(ラボ次第らしい)。
紙の部分が顔に見えてくるくらい愛してる。
どうやらみんなも好きらしい
小学生の頃好きな子っていただろう。遠くから見てため息をついたりしただろう。で、自分だけが好きなのかと思ったら、あいつもあいつもあの子が好きだった、なんて事があるだろう。
キムワイプもそうだった。どうやらみんながみんなキムワイプを好きなのだ。
その証拠に、色んなとこにキムワイプは存在したのだ。キムワイプ遍在説である。
例えばこれ。バスだ。
どう見てもキムワイプを意識したデザインである。うっかりするとパクリ疑惑で炎上してしまう。撮影場所は上高地。
バスだけじゃない。電車だってキムワイプなのだ。みんなキムワイプに乗って通勤通学してるのだ。それでキムワイプが嫌いなんてことはないだろう(どういう理屈だ)。
その筋では有名なキムワイプ115系である(多分)。新潟に行く途中で乗った。
東京にだってキムワイプ電車は走っている。千代田線だ。配色が完全にキムワイプである。
ほら、キムワイプちゃんの事が好きなのは僕だけじゃなかったのだ。嫉妬する。
大手町を通る千代田線もキムワイプ!
そして大体僕くらいになると、お店で売ってる商品も大体キムワイプに見えてくる。
このコールマンの折りたたみ椅子なんて完全にキムワイプだ。
この油こし器を見てもキムワイプの事を思い出す。
あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らないかどうかはさておき、思い出すのはキムワイプの事だ。
紙掃除パックもキムワイプ想起のスイッチである。掃除とかキッチン周りにはキムカラーのものが多い。
ウェットティッシュもキムワイプに見えてくる。
野菜の水を切るボール、これもキムっぽくて可愛い。
アボカドカッター。黄緑と緑が並ぶと、もはやキムワイプである。
接着剤もキムカラーだ。
ははは、 みんなキムカラー好きすぎだろう。
洗濯用品もキムカラーだらけであった。
緑の魔女、名前はキム(妄想)。
この棚は大体キムカラーだった。どんだけー。
このお弁当箱をラボに持っていってみなさいよ。絶対キムワイプって言われる。
もはやこんなドリンクまでキムワイプに見えてくる。
ナイキのランニングシューズが完全にキムワイプです。
僕の域に達すると、こんな葉っぱまでキムワイプに見えます。
こじらせたな、とお思いだろう
どうやら僕はちょっとおかしな事を書いている気がする。秋は人の気持ちをおかしくさせる。
この気持ちをどう昇華したらいいだろう?そう思ったら僕は工作を始めていた。
え、どうして。
ダンボールにキムワイプっぽい物を描き出した。
作業に没頭しすぎて途中の写真が全然残ってなかった。愛に写真なんていらない(記事には必要です)。
ビニールテープでロゴも忠実に再現。
ダンボールの板である。そこに白い紙を貼って、キムカラーのビニールテープをペタペタ貼っていった。テープを切ってロゴも丁寧に作った。
板キムワイプを持って記念撮影。なぜか漂うアメリカの犯罪者っぽさ。
記念撮影をしてみたけど、なんだか治まらない。まだ衝動が騒ぐのだ。
次のページでは更にこじらせた物を作ります。
ティッシュペーパーキムワイプ化計画
工作衝動が治まらないので引き続き工作する事にした。僕が工作するのなんて3年に1回くらいの事なので珍しい。
このティッシュをキム化する。
まずはケント紙で外張りを作る。寸法は現物合わせである。
無垢なティッシュが出来た。
ダンボール板をキム化したのと同じ要領でテープを貼った。結構キムワイプだろう。
さて、問題はロゴだ。またテープでロゴを作るのは正直しんどい。サイズも細かいので無理な気がする。
そこで、書いちゃうことにした。
キムカラーのコピックである。すでに可愛い。
一発勝負なのでロゴを練習した。そしてロゴを手書きして出来たのがこれ。
衝動は治まってきたが、別の気持ちが治まらなくなった。練習とはなんだったのか。
衝動は治まってきたが、別の気持ちが治まらなくなった。練習とはなんだったのか。
テレビのリモコンと並べて日常っぽさを出してみる。これはこれで面白い気もするが満足出来ない。
板とティッシュ箱の工作で工作衝動は治まったのだが、出来の残念感により別の気持ちが持ち上がってきた。
なんていうか、精度が低いのだ。僕のキムワイプに対する愛はこの程度だったのだろうか。
衝動的に愛し、その行為に後悔の念を抱き、そして愛は深まる。
最初からやりなおす事にした。
パソコンで再デザイン。ちなみにこれ撮ったの、記事の締め切り3時間前だ(間に合いませんでした)。
ケント紙に印刷した。ロゴは一部変えておいた。
丁寧に切り離しまして。
ペタペタと組み立てます。
ティッシュにピッタリはまったよ!
あはははは、凄い!普通の箱ティッシュがキムワイプ、もとい、ムキワイプになった!
組み立てたガワを被せるとき、頭の中では2001年宇宙の旅のテーマが鳴っていた。
僕のキムワイプ愛は一段上にシフトしたのだ。
今回の成果。こうしてみると板キムワイプも味があって良い。
ペーパークラフトダウンロード出来ます
キムワイプへの愛が高まって長々書いてしまいました。挙げ句に苦手な工作ですよ。工作をして思い知るのは己の不器用さと、パソコンの素晴らしさ。簡単にハイクォリティな印刷物が出来てしまうのです。
みんなにも作って欲しいのでPDF形式でダウンロード出来るようにしました。
kimupaper.pdf
A4の紙に印刷するとちょうどよくなると思いますが、ティッシュの箱によっては合わないかも。とりあえずコピー用紙にモノクロで印刷して合うかどうか試してください。