特集 2013年1月22日

所沢にもスカイツリーが建った

所沢にスカイツリーがたっている
所沢にスカイツリーがたっている
東京スカイツリー開業のその年、ひっそりと埼玉県所沢市にもスカイツリーが建ったのをご存知だろうか。

その名も北野スカイツリー。

北野中学校30周年記念で作ったそうだが、なぜスカイツリーを。はたしてそれは一体どんなものなのか見に行った。
1980年生。明日のアーというコントのユニットをはじめました。動画コーナープープーテレビも担当。記事はまじめに書いてます(動画インタビュー)

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> 個人サイト Twitter(@ohkitashigeto) 明日のアー

見慣れない飛行機が飛ぶ。入間の基地が近いのだ
見慣れない飛行機が飛ぶ。入間の基地が近いのだ
外国のような風景だと思ったらこれが桑畑。地図記号の形である
外国のような風景だと思ったらこれが桑畑。地図記号の形である

あまり知られていない方のスカイツリー

「ここがどこかご存じですか?」

スカイツリーはどこかと小手指駅前にいたおばさんに聞いたらふしぎそうな顔してこんな答えが返ってきた。

しかし本当にそうだ。ここは所沢で東京スカイツリーがあるはずもない。
桑畑のとなり、あれはもしや……
桑畑のとなり、あれはもしや……
ブルーベリー畑の中にスカイツリーがある
ブルーベリー畑の中にスカイツリーがある

竹でできたスカイツリー

小暮「本物の50分の1サイズで、竹2~300本でできてます。

トトロの森の竹を使ってるんですよ。知らないですか? 狭山丘陵の森をトトロの財団が保存してるんです。」

案内してくれた小暮さんはこのスカイツリーを作った中心人物だ。

本業は「もう所沢でも3~4軒だけですけどね」という桑農家の方だが、一体なぜこんなものを建てたのだろうか。
こちらのスカイツリーは竹でできている
こちらのスカイツリーは竹でできている

話は二年前にさかのぼる

小暮「二年前にね、北野小学校が30周年だったんですよ。そこで30周年記念として、有志でわらの恐竜を作ったんです」

なぜスカイツリーを作ったのかと聞いたら、さらになぜそんなものを作ったのか聞かないといけないわらの恐竜が出てきた。

同じく中心人物の岩田さんが言うに、恐竜はかなりの出来栄えだったそうで、相当盛り上がったのだという。
左から岩田さん、小暮さん
左から岩田さん、小暮さん

中学生を見返すために

小暮「できあがった恐竜を通りがかった中学生に見せたんですよ。どうだって。

そしたら、鼻で笑われてね。くそ~って思いましたね。中学生にはこれくらいじゃだめか~って。

二年後今度は北野中学校で30周年があったんです。その年にスカイツリーができるっていうから、これだって思って。中学生にもすげーなーって思わせたかった」

なんと。

大枠でいうと、わらの恐竜でものづくりにハマったメンバーが中学校用にさらに大きいものを作りたかった、ということだろう。

だが直接のきっかけは鼻で笑われたことだったとは。

大人げなさがこんな巨塔を生み出したのだ。この大きさ、たしかに大人げない。
主な部材に竹、展望台にはペットボトルが
主な部材に竹、展望台にはペットボトルが

どうしても建てたかった

――中学生が作ったのではない?

「もともとは中学の敷地内に中学生が建てる予定だったんですが、もしケガしたらとかそもそも建てていいのかとか反対意見もでてきて。

でもスカイツリー開業の年に間に合わせたかったので、こっちの畑に自分たちだけで建てました」

話をくわしく聞くと、けっこう荒々しい建ち方をしているようである。よっぽどたてたかったのだな、大人たちよ。
展望用足場には「すべてにおいて自己責任で」と書いてある
展望用足場には「すべてにおいて自己責任で」と書いてある
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