特集 2012年10月6日

ハヤシネーター

こんにちはランプの魔神です
こんにちはランプの魔神です
アキネーターというウェブサービスには大変驚いた。頭のなかに思い描いたキャラクターを当てるのだ(今回はそのパロディなのでもしご存じでない方がいたらまずはリンク先のアキネーターを試してから戻ってきてください)。

僕もああいうウェブサービスを作りたい。ちょうどニフティからC4SAという個人向けの開発環境がリリースされたのでそれを使ったサンプルアプリを頼まれた。

なるほど、ちょうどいい。やってみよう。
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)

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やるぞと思って気づけば前日

仕事を引き受けたときはやる気がなかったわけではない。しかし気づいたら発表の前の日になっているのはどういうわけだ。

そしてできたのがプログラム抜きのアキネーターもどきである。
あなたが思ってることを当てましょう・クリックでスタート
あなたが思ってることを当てましょう・クリックでスタート

発表時のスライド

いかがだろうか。これをエンジニアが集まる場所で発表した。弱気になったら帰りたくなるので前を見て大声で発表した。技術がないので勇気だけが友達である。
クローンと言い切った
クローンと言い切った
アキネーターが質問を重ねて答えを絞り込んでいくのに対して、ハヤシネーターはひとつの質問で答えを出すのが特徴
アキネーターが質問を重ねて答えを絞り込んでいくのに対して、ハヤシネーターはひとつの質問で答えを出すのが特徴
ひとつの質問で答えを導くために質問を工夫した。「実装」というエンジニアっぽい言葉を使った。
ひとつの質問で答えを導くために質問を工夫した。「実装」というエンジニアっぽい言葉を使った。
この質問でほぼ推測完了である
この質問でほぼ推測完了である
正直な話、考える必要もない
正直な話、考える必要もない
ハヤシネーターは答えを出してからが本番である。ノーと言われても引き下がらない
ハヤシネーターは答えを出してからが本番である。ノーと言われても引き下がらない
無意識のせいにすると否定のしようがない、というのは会話術の本で読んだので応用した
無意識のせいにすると否定のしようがない、というのは会話術の本で読んだので応用した
選択肢に見せかけてどちらもはいであるのはこの記事のT斎藤さんのテクニックに学んだ
選択肢に見せかけてどちらもはいであるのはこの記事記事のT斎藤さんのテクニックに学んだ
制作時間5時間のほとんどは変装しての写真撮影と写真加工の時間である。
制作時間5時間のほとんどは変装しての写真撮影と写真加工の時間である。

エンハンスしない

「ネコ型ロボットを思い浮かべてみて」のほかに「なんでもいいから官営の製糸場を思い浮かべてみて」「誰でもいいので暗殺された蘇我氏を考えてみて」など質問をランダムにしようかと思ったが、やってもやらなくても同じような気がしたので、やめた。
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