特集 2012年10月6日

コーラが一番吹き出す都道府県調べ

47都道府県すべてでコーラを振ってから開けました!
47都道府県すべてでコーラを振ってから開けました!
コーラという飲み物がある。黒くて炭酸の効いた甘く美味しい飲み物だ。ハンバーガーをコカコーラで流し込む、なんて最高の幸せなのではないだろうか。

そんなコーラは振ってから開けると吹き出す。誰もが知っていることだと思う。では、どこで振れば一番吹き出すのだろうか。日本には47もの都道府県があるのだ。そこで、どの都道府県でコーラを振った時が一番吹き出すのか調べてみようと思う。
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー)

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> 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮

47都道府県でコーラを振る

人にはそれぞれ「趣味」というものがあると思う。ある者はサッカーで、ある者は読書かもしれない。僕の場合はその趣味が「コーラを振る」である。あまり聞かない趣味だと思うが、その趣味の一環でこの夏、47都道府県でコーラを振り以下の動画を作った。
そのままですが、47都道府県でコーラを振っています(音が出ます)
沖縄を除く46の都道府県を青春18切符という基本的には鈍行しか乗れない切符を使い15日をかけて回りコーラを振った(沖縄は飛行機で)。退屈という言葉が5分に1回は脳裏を過ぎる長い一人旅だった。その旅は何のためか、コーラを振るためである。
こんなんに18切符を堪能したのは初めてだった
こんなんに18切符を堪能したのは初めてだった
そんな僕の趣味はもう一つあって、それは「コーラを振ってから開ける」である。振るだけでなく開けるのである。もちろん今回も47都道府県でコーラを振った際に、振るだけではなくキチンと開けても来た。

そう、これにより47都道府県で一番コーラが吹き出す都道府県が判明したわけだ。
鹿と振ったりもしました!
鹿と振ったりもしました!
「コーラをより吹き出させたいな~」と、頭を打った際などに予定外に脳裏を過ぎることもあるかもしれない。そんな時に役立つのがこの記事である。どこで開ければより吹き出すのか最後まで読めば分かってしまうのだ。便利という言葉が燦然と輝く記事なのだ。
これは平均的な吹き出し方です! 上位はもっとすごいですよ!
調べるに当たり条件を一緒にするために、1分間振ってから開けることにした。各都道府県で1分間振ってからコーラを開けるのだ。

先に結果を言えば、平均的な吹き出し方というものがあった。あまり変わらないのだ。しかし、上位と下位は東大生と小一の学力のようなハッキリとした差があった。

今回は上位と下位のそれぞれ5つの都道府県を発表したいと思う(最後に全ての都道府県の吹き出し方をまとめた動画もあります)。
ちなみにこれは第6位の吹き出し

それでは早速発表です! 第5位「岐阜」

第5位「岐阜」
大垣駅近くの公園で開けたコーラが第5位にランクイン。開けるのに若干手間取っているが、開けた瞬間に立派な「コーラ柱」が確認できる。

また開ける瞬間、僕の体が上方向に引っ張られているのが分かると思う。コーラパワーである。これを僕を大空へと羽ばたかせようというコーラの粋な計らいだと考えると、よりコーラを愛おしく感じる。コーラを振っていてよかったと思う瞬間だ。
「コーラ柱」とはこれのことです!
「コーラ柱」とはこれのことです!

第4位「千葉」

第4位「千葉」
第4位に入った千葉では、美しきコーラ柱と、熟練した漁師が投げる投網のような末広がりに飛び散るコーラが確認できると思う。勢い、美しさ共に高いレベルにある吹き出し方だ。47都道府県で一番縁起がよい吹き出し方で見ると千葉が1位だ。こんなに縁起がよい吹き出し方は他に無かった。
ちなみに1回振る度に服がコーラ模様になります!
ちなみに1回振る度に服がコーラ模様になります!

ここでちょっとブレイク! タラ汁情報!

ベスト5の発表中だけれど、せっかく47都道府県を回ったので、その道中で食べた名物を紹介したいと思う。以前から知っていた名物もあれば、行って初めて存在を知った名物もあった。そんな出会いもコーラを振る趣味のおかげ。素晴らしい趣味なのではないだろうか。
富山(越中宮崎駅)で食べた名物が忘れられない
富山(越中宮崎駅)で食べた名物が忘れられない
それは「タラ汁」です!
それは「タラ汁」です!
富山県では越中宮崎駅でコーラを振った。日本海に面した場所で、ヒスイ海岸の最寄り駅として有名なはずだけれど駅は無人。海岸も人はまばらで夏なのに静かな海となっていた。しかし、「タラ汁」という文字だけは人の数よりも多く並び、「食べてけ」と僕に無言の圧力をかけていた。
タラ汁とヒスイが売りの場所らしい
タラ汁とヒスイが売りの場所らしい
そんな越中宮崎駅では次の電車まで若干時間があったので、コーラの撮影後に「タラ汁」を食べることにした。ちなみに時間があること自体が珍しい。たとえば群馬などは滞在時間15分。これは何かの運命だと思いタラ汁を食べたのだ。一人前600円で頼んでから作ってくれた。
その結果、時間が無くなりこうなった
その結果、時間が無くなりこうなった
作っておいたタラ汁を器に入れるだけかと思いきや(値段から考えても)、注文があってから丁寧に作ってくれる嬉しい仕様だったため、途中で電車の時間が来てしまい、タラ汁を最後まで食べることができなかった。

どうしよう! となった結果、コーラの入っていたペットボトルにつめて電車に乗ることになった。お店のおじさんは「いいね!」と褒めてくれた。コーラは本当に役に立つと心から思った瞬間だ。
電車で飲むタラ汁は格別だった
電車で飲むタラ汁は格別だった

ここでワースト5を発表 第43位「福島」

第43位「福島」
福島駅周辺で振ったのだけれど、吹き出し方は地味だった。1分間もコーラを振った僕の体力がかわいそうになるような地味さ。「いとこにそんな人いたな~」のような吹き出し方だ。コーラという存在を感じない。リアクションに困っている僕がいる。
ちなみに電車のトラブルで福島へは18切符なのに新幹線に乗れて嬉しかった!
ちなみに電車のトラブルで福島へは18切符なのに新幹線に乗れて嬉しかった!

第45位「岡山」

第45位「岡山」
岡山駅から少し歩いたところにある公園で振ったコーラの吹き出し方が地味だった。駅前は人が多いので開ける時は、人の少ないところで開けているので、その動画だけを見せられてもどこか分からない。だからこそ特長ある吹き出し方を見せて欲しいのだけれど、地味な方の特長を見せられてしまった。桃太郎のように勇ましく吹き出して欲しかったのに。
駅前の桃太郎像には大変満足しました
駅前の桃太郎像には大変満足しました

第45位「鳥取」

第45位「鳥取」
米子駅から1キロほど歩いたところにある湊山公園でコーラを振った。地味だった。コーラを振ってから開ける醍醐味であるコーラ柱が出現していない。若干はあるけれど柱とは到底言えない。捨て時を失った削りすぎた鉛筆のような感じだ。地味のお手本と言えるような地味さだと思う。
米子駅は派手だった。0番ホームがあったりして!
米子駅は派手だった。0番ホームがあったりして!

第46位「愛媛」

第46位「愛媛」
愛媛は伊予三島駅周辺の非常にロケーションのよいところでコーラを開けた。工場地帯のようで大きな煙突が見える。そんなロケーションだからこそ、より派手な吹き出しを期待したのだけれど地味だった。ロケーションのおかげで地味さもより際立つ。運動会頑張ろうな! みたいなことを言っておきながら当日ズル休みするような吹き出し方だ。
伊予三島で見つけた「子どもを守るいえ」
伊予三島で見つけた「子どもを守るいえ」

第47位(逆1位)「石川」

第47位(逆1位)「石川」
スケジュール的に本州ラストが石川だった。だからこそを願ったのだけれど、逆のだからこそが来てしまった。自然に「地味」という言葉が出てしまっている。吹き出しに備えて、腰に力を入れているのだけれど、それが無駄に終わり、まさかの反則負けを喫したスポーツ選手のように立ち尽くしている。ゲリラ豪雨でびしょ濡れになるときっとこんな気持ちなのだと思う。
大聖寺駅近くで見かけた、地味と派手が並んだ看板
大聖寺駅近くで見かけた、地味と派手が並んだ看板

ちょっとブレイク! 「小倉のグルメ情報」

福岡では小倉駅でコーラを振った。そして小倉ではぜひ食べたいものがあった。小倉は僕の出身地で子供の頃から食べていたパンがあるのだ。運よく次の電車まで1時間ほどあったので、喜び勇んでパンを買いに走った。
食べたかったパンは、小倉駅近くのこのお店の、
食べたかったパンは、小倉駅近くのこのお店の、
バターパンです(70円)
バターパンです(70円)
子供の頃からの大好物であるシロヤのバターパン。この47都道府県の旅で一番食べたいと思っていたものだ。変化球ではなくストレートな素朴な味わいが口いっぱいに、やがては体中に幸せをもたらしてくれる。コーラの吹き出るような勢いで1400円分も買ったのだけれど、後でもっと買えばよかったと後悔してしまった。
僕が、行ったら絶対に食べてね! と言い切れる数少ない食べ物です
僕が、行ったら絶対に食べてね! と言い切れる数少ない食べ物です
では、次のページでいよいよトップ3の発表です!

第3位「沖縄」

第3位「沖縄」
この47都道府県コーラ振りで最後に訪れたのが沖縄である。だからこそ期待したのだけれど、それに見事に答えた素晴らしい吹き出しだった。

スカイツリーのような高いコーラ柱も出現し、よく見る横に吹き出す様子は見受けられず、綺麗に天を目指し柱ができている。もし僕に子供ができたら沖縄の吹き出し方のような子供を育てたいと思う。
ご飯も美味しかった
ご飯も美味しかった

第2位「和歌山」

第2位「和歌山」
第2位にランクインしたのは和歌山県である。高いコーラ柱を見ることができた。さらにそのコーラ柱は一回横に傘のように吹き出てからのものだ。非常に難易度の高い合わせ技である。芸術という言葉がしっくりと来る吹き出し方だ。アートってこういうことだと思う。芸術家を目指す人はぜひ和歌山でコーラを振ってから開けて欲しい。
和歌山駅近くはとにかく人がいなかった!
和歌山駅近くはとにかく人がいなかった!

栄えある第1位「東京」

第1位「東京」
栄えある1位は「東京」である。さすが日本の首都。コーラの吹き出しも2段コーラ柱だ。一度大きなコーラ柱ができた後に、さらにもう一つコーラ柱が出現する。ゾウで言えばアフリカゾウのような吹き出し方である。コーラをより吹き出させたい! と思ったら東京なのだ。僕は九州出身なので、この結果が分かったとき、上京してよかったと心から思った。
今住んでいるのは梶が谷だけれど(神奈川)
今住んでいるのは梶が谷だけれど(神奈川)

まとめの動画を作りました

今回紹介したのはベスト5とワースト5だったけれど、全ての都道府県の吹き出す様子をまとめた動画も作った。ぜひこれで自分の住んでいる都道府県の吹き出しレベルを確認していただければと思う。そして今後は旅に出たら、観光、食事、コーラ振りというスケジュールをぜひ組んで欲しい。楽しいから。
47都道府県でコーラを振る~スプラッシュ編~

次は世界で!

このコーラを振る旅はすべて自腹でかつ18切符を使ったので、時間とお金に制約があり県庁所在地で振ることはかなわなかった。次は県庁所在地で振りたい。あるいは海外で振ってみたいと思っている。世の中にはいろいろな趣味があり、中にはお金のかかる趣味もあるけれど、コーラを振るもどうやらお金がかかる趣味らしい。しかし楽しいので今後も続けたいと思う。
何よりコカコーラは美味しいしね!
何よりコカコーラは美味しいしね!
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