そりゃ確かに昼間の猫も可愛いですよ
そりゃね、猫は時間問わず可愛いですよ。でも同じカレーでも、暑い日に食べた場合と寒い日に食べた場合では美味しさが違うでしょう。同様に、猫の可愛さにだってバラツキがあるんですよ。
まずは昼間の猫写真をダダっと見てください。
うちの飼い猫A、なつめさん。6歳になりました。
うちの飼い猫B、じゃんけん。つい写真の大きさでヒイキしてしまった。なお、見た目は可愛いが性格は割りと粗暴。
埼玉の野良猫。広角レンズで撮ったら頭がでかく写った。
オッサンみたいな猫にガンつけられた。
中野で見たどこかの飼い猫。太ってて可愛かった。
江ノ島の猫。しばらく猫撮影で江ノ島に行ってないな。
これも江ノ島の猫。ジト目。
これは川越の猫だまりにいた猫だな。綺麗な茶白だけど目つき悪い。
これは房総、小湊で撮ったキジシロ。口の周りが茶色くて可愛い。ベロ出てるし。
いやー、猫って可愛いですね、ってそういう話じゃない。どの猫も、ガンつけてる猫すらも可愛いのだが、ちょっと問題がある。そう、目だ。
は虫類の目だ
猫は暗いところでもよく見える目を持っているが、昼間だと眩しすぎるので瞳孔が縦に細くなる。それがどうもは虫類や両生類の目と同じなのだ。
この目はこの目でかわいいけどさ。
これが良いって言う人もいるが、可愛さで比べたら瞳孔が丸く開いてる方が可愛いと僕は思う。
例えばこんな具合。
瞳孔が開いてまん丸で可愛い。ちなみにこいつは生まれつき尻尾が無い。
なつめさんも夜の方が可愛い。しかし、顔が四角いな。別名は「ペヤング」である。
ようやく本題である。夜の公園などに出かけて猫の写真を撮ってきました。可愛いのも撮れたので見てください。
夏の夜は猫の時間だ
夏は日中暑いので野良猫はどこか涼しい場所に隠れている。なので探してもなかなかいないのだけど、夜は普通に出歩いている事が多い。そして、瞳孔が開いていて可愛い。
うはー!可愛い!目がまん丸!
目が可愛いよ!そして毛繕いのために伸ばした足がまた可愛いよ!
やべぇ、猫かわいいよ猫。やっぱ瞳孔は丸い方が可愛いよ。
人間の目は昼と夜であまり印象が変わらないが、猫の場合は大違いである。縦割れの瞳孔とまん丸な瞳孔だったら、まん丸の方が可愛いだろう。
葛西では19時くらいにエサやり人がエサを置いて廻ってるらしく、夕方になると猫が集まる場所がある。
昼間の焼けた石畳にはいないが、夜は遊歩道の石畳でゴロゴロ転がっている。
肉眼で見るともっと暗かった。なんかいるなと思ったら黒猫だった。
黒猫も瞳がうるんでいるように見えて可愛い。萌えー。
三毛猫が寝ていた。猫は夜行性って事になっているが、実は昼も夜も寝ている。
良い柄である。三毛猫も可愛いよねー。
茶白もいいよね。そんな目で見られると連れて帰りたくなるからやめてくれ。
公園の売店に住み着いていて、エサをもらっているせいか良い毛皮を着ている。
このフサフサの黒猫は臆病で、近づくと速攻で逃げる。望遠でどうにか撮れた。
この三毛猫は人なつこくて可愛かった。推定2歳。
ベンチに影がうつっていて可愛い。
やっぱ目が可愛い。耳はケンカで切られたのか、避妊手術済みって事か。
上の写真とは別の猫です。木に登っててチェシャ猫状態。ちょっとブレた。
やたら躍動感のある写真を撮れる
以上は、撮影中に動かないでじっとしててくれた猫たちである。次は忙しく動き回る猫。ブレブレだし目なんて写っていないのだけど、昼間では撮影出来ない妙に可愛い写真が撮れた。
足が何本にも見えて漫画のようだ。なぜか口開いてる。
普通に歩いているだけだけどなんか可愛い。
すごく素早く見えて、実は普通に歩いているだけ。
尻尾が鞭のようである。もちろん実際はもっさり動かしてるだけ。
高速で振り向いたように見えるが違う。
こうしてみると、動いちゃった猫は漫画みたいな写真になった。瞳孔の開き具合とか関係無いが可愛い。
下の写真の猫たちは浦安で撮影した。猫を撮っていたらおばちゃんに声を掛けられたのでついていったのだ。すると、おばちゃんが来るのを察知した猫が道の両側からワサワサ出てきて、ハーメルンの笛吹き状態になった。あれは壮観だったなぁ。
10匹以上いたか。家の中にもいっぱいいた。
全ての猫がおばちゃんになついていた。じゃれあう猫たちの可愛いことと言ったら!
聞くと、全ての猫は避妊手術をしてあるのだという。自費で。無責任に愛でてる僕とは大違いだなぁ、なんて思った。
近づかれると嬉しいが撮れない
今までの猫は、わりと遠くから望遠レンズで撮っている。近づくと、愛想がいい奴は懐いてくるから写真撮れないし、臆病な奴は逃げてしまう。夜に猫を撮るには遠くから望遠で撮るしかない。
じゃないとこんな写真になってしまう。
近すぎてピント合わないし、動いてるのでブレブレ。
この距離でこのスピードで動かれると、マニュアルフォーカスでは撮れない(単に僕が下手なだけで、きっとプロはビタッと流し撮りするのだろうが)。
夜の猫は格好良い
瞳孔が開いた猫の目が可愛いというテーマだったのでズームした写真を中心に見ていただいたが、引きで撮った猫の写真も、それはそれで格好良かった。
街灯の明かりで照らされる猫。格好良い。
閉まった売店の前でくつろぐ三毛猫。格好いいし可愛い。
街灯の下の猫はなんだか良い。
遠くを見る茶白。背中が格好良い。
草むらの闇を目指して走る猫。渋い。
いやー、猫って可愛いですね、って結局雑なコメント書いてまとめです。
夏に猫を撮るなら夜だ
夜の猫は可愛さ、どうでしたでしょうか?可愛いよねぇ。ただ、撮るのはちょと大変かも。
まず、暗すぎてオートフォーカスは使えないのでマニュアルフォーカスで撮るんだけど、暗すぎてファインダーの中もよく見えない。なのでピントを合わせるのが大変です。赤いLEDライトとかあると便利かも。
フラッシュを使うと眼が光って可愛く見えないし、瞳孔が開いた猫の目にフラッシュは良くないそうなのでフラッシュも使えない。シャッタースピードを長くして撮るので三脚が必要だし、カメラが動いてなくても猫が少し動けば被写体ブレになるし、結構頑張って撮ってもブレブレの写真になったりします。レリーズ(カメラに繋ぐシャッターボタン)もあると便利です。僕は持っていくの忘れたけど。
という訳で、撮るのはなかなか大変だけど、上手く可愛く撮れたら嬉しいので是非チャレンジしてみてください。なお、虫除けを忘れると大変な事になるので忘れずに。僕は忘れました。なんか色々忘れすぎですね。えへへ。