特集 2012年9月25日

ミニ四駆全国大会にカニで出る

カニでミニ四駆ジャパンカップに出る
カニでミニ四駆ジャパンカップに出る
ミニ四駆という走る模型のレースが25年前くらいに流行った。当時小学生だった私も熱に浮かされ、全国大会であるジャパンカップにあこがれた。

その後ミニ四駆は何度もブームを繰り返し、今年になってあのジャパンカップが復活したらしい。

大人になった今こそあのジャパンカップを走ってみたい。それもカニで。なんとなくカニで。
動画を作ったり明日のアーというコントの舞台をしたりもします。プープーテレビにも登場。2006年より参加。(動画インタビュー)

前の記事:高級ビニール傘8,400円!

> 個人サイト Twitter(@ohkitashigeto) 明日のアー

カニ四駆ではなくカニだ

「なるほど、ミニ四駆じゃなくてカニ四駆ってことね」

そういうダジャレが目的でもない。ただなんとなくカニが走ってたらおもしろいかなと思ったのだ。見た目とサイズ、あの感じそのままがいい。なのでカニのボディは本物を使いたい。

とりあえずはミニ四駆作りの前にカニの調達。けどこの季節どこに……と思ったらあった。なんてタイミングがいいんだ。
渡りに船、カニのミニ四駆に大北海道展だ
渡りに船、カニのミニ四駆に大北海道展だ
予想の3倍以上した。さすが北海道。安くても高くても、さすが北海道という一言ですんでしまう大北海道展のずるさよ……
予想の3倍以上した。さすが北海道。安くても高くても、さすが北海道という一言ですんでしまう大北海道展のずるさよ……

3,000円の本場北海道ゆで毛ガニゲット!

たまたま見つけた北海道物産展で毛ガニを見つけた。2940円だった。高い。スーパーの冷凍毛ガニが1000円くらいだと思ってたが、こちらはボイルもの。「だからおいしさが全然ちがうのよ!」と店のお兄さんは言う。

「な~るほどね、じゃあ一番小さいのください」

言ってるそばから自分でもなにがなるほどねなのかさっぱりわからなかった。気が弱いのに調子良い人の買い物は大体こういうものである。
家人、発狂す
家人、発狂す

酒飲みの妻が発狂

3,000円近い工作一発勝負なので、ここは慎重にいきたい。

と説明したが、思わぬ毛ガニボーナスに発狂した家人はざくざく食べ進めた。しまった。ミニ四駆にするのはカニでなく鉄兜にすればよかったと思ったがもう遅い。

なんと気づけばテレビの前で一杯やりはじめた。同じダメにするにも場所ってものがある。処刑場で切腹させられるならまだしも、テレビの前でというのはひどい。
工作一発勝負だと言ってるのに、これはひどい
工作一発勝負だと言ってるのに、これはひどい

カニ一匹あきらめました

家人への愚痴という最低の記事スタイルですすめておりますが、気づけばカニの足のつけねあたりは復元不可能なほど。
こういう時に「いいよ、また買ってくるから」といえるのがいい夫というものである。だが思いっきりにらみつけながら「いいよ、また買ってくるから……」と言うとおどろくほど意味が反転したので反面教師にしていただきたい。
とりあえず干す。ハエが寄ってくる。ああいやだ。
とりあえず干す。ハエが寄ってくる。ああいやだ。
「これなんかカニっぽいですけどね」ミニ四駆部分はタミヤの人に相談する。取材を利用したずるだ。
「これなんかカニっぽいですけどね」ミニ四駆部分はタミヤの人に相談する。取材を利用したずるだ。

ミニ四駆はタミヤの人に相談して本気出す

カニのことは置いておいて、ミニ四駆部分をなんとかしにタミヤ プラモデルファクトリー 新橋店にきた。社員さん店員さんに相談してレースで勝てるマシンを作りにきた。

小学生のころ出たかったんですがと説明すると、そういう人は非常に多いという。

当時パーツを買えなかった小学生が今になって1万円くらい大人買いする。「カードでミニ四駆買う時代が来るなんて……」というセリフはお店でみんな言うらしい。

そして負ける。パーツだけで勝てる世界ではないのだ。「当時のおれが負けたのは金がなかったからじゃなかったのか……」と奥の深さに気づいて一気にハマるらしい。
低摩擦ローラー?マスダンパー?なにそれ?なパーツが新しい理論とともにどんどん生まれている
低摩擦ローラー?マスダンパー?なにそれ?なパーツが新しい理論とともにどんどん生まれている

これは理論の遊びなんじゃないか

ミニ四駆というのは基本となる車にパーツを足したり改造してたのしむ遊びだ。パーツ一つ交換するのにもこれでなぜ速くなるのか?の理論がある。

そういう意味でミニ四駆は釣りに似ている。

といっても釣り人についていっただけの印象なのだが、あの人たちもずっと「魚は今こうしてるはずだから……」「川の流れがこうだから……」と理論を考えてあれこれして結果を待っている。

同じようにミニ四駆も「このカーブの多いコースには幅の広いローラーが……」「ジャンプが多いから重くしたら……」と、理論をこねくりまわして結果を待つ遊びなのである。
こういうパーツが壁一面にあってその数だけ理論がある
こういうパーツが壁一面にあってその数だけ理論がある

あの頃の常識はどこいったの?

ところが25年経つとその理論自体が変わる。

当時は車は「軽く」が常識で、そのためにスポンジのタイヤを履かせた。ところがここ数年、コースにジャンプが多くなってきた結果、安定のために「重い」車が常識となった。

スポンジタイヤは今の重い車だと「タイヤがへこんでパンクした自転車みたいな状態」となるらしい。あれだけ神聖化してたスポンジが……。さあ同世代のみなさん、今日は一杯やってください。
常連さんに見せてもらったマシン。重い。これがベターッベターッと地をはうように進んでいくのが今のスタイル。
常連さんに見せてもらったマシン。重い。これがベターッベターッと地をはうように進んでいくのが今のスタイル。

黒ずんだ目をした大人のミニ四駆はじまる

店員の与儀さんはパーツの説明の途中にこんなことを言った。

「そうなんです。極限のミニ四駆の世界にはね、空力が存在するんですよ……」

なんてカッコイイんだ……と思うと同時に、子供のころあれだけウイングとかつけたりしてたの極限の世界の話だったのか、とひっくり返った。同世代のみなさん、今日は深酒になるからウコン飲んだ方がいいよ。

だまされた!と思ったが、考えてみたらそんな風に見方が変わること自体おもしろい。

当時小学生でまっすぐな目で信じていた理論が、大人になって「それはウソだ」と言えるようになったのだ。大人になってもう一度ハマるというのもうなずける。違う世界がここにある。
ミニ四駆のレースに詳しい店員さんに今大会用パーツを選んでもらう。
ミニ四駆のレースに詳しい店員さんに今大会用パーツを選んでもらう。

これで戦えるマシンに

今大会はとにかく難コースだそうで、コースアウトが続出。完走できれば勝機はあるので、ノーマルマシンが予選突破したりもするそうだ。

「とにかく安定させましょう」というアドバイスにのって、3000円ほどのパーツとミニ四駆を購入。このあともう一匹カニを買うのでできるだけ出費は抑えたかったが、ボールベアリングという昔から謎だったパーツも買った。これは当時買えなかった恨みだけで買った。
ほしかったボールベアリング。どういうものなのか未だにさっぱりわからない。
ほしかったボールベアリング。どういうものなのか未だにさっぱりわからない。

一番重大なこと、カニって出れるの?

最後に、相談に乗っていただいたタミヤの村田さんから重大な事実を教えてもらった。

「あ、これですよ。ここ見てください」と指さした先は大会規定。どうやら本物のカニは規定違反なのだそうだ。
ほらここに書いてあるでしょ、と「自作ボディは認められません」と……一体どうなる!?
ほらここに書いてあるでしょ、と「自作ボディは認められません」と……一体どうなる!?
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カニは大会に出られません

大会規定によると、基本的にタミヤで発売されてるボディでなくてはならないので自作ボディは出られないらしい。

なるほどね。

実際、なるほどと思った。なぜか心に余裕があった。すでに時間と金を投資して引き返せなかったからかもしれない。それどころか一発逆転の策さえひらめいた。そう、もしかしたらタミヤでカニを発売しているかもしれないではないか。

「ないですね……。生きたのもそうですしカニの模型でさえ発売してないです」

いけずである。こんないけずもう知らん。知らんで何かが解決されるわけでもないが、さあ、もう戻れない、家帰ってカニのボディ作りがんばろう。
反省をふまえ、平日昼間に一人カニの身を取り出す
反省をふまえ、平日昼間に一人カニの身を取り出す

暗い、あまりにも暗いカニほじり

カニの身をほぐすのも二度目。今度は一人で身を取り出すことにした。

「カニを食べるときは静かになるって言うよね」みんなでカニを食っていると必ず親戚のおばはんが言い出す言葉であるが、カニは食わなくても沈黙するものだと分かった。夢中になってほじり出す。

身をほじり、ブラシで洗い、水で流す。

大江健三郎の死体洗いのバイトの話を思い出す。いずれ「カニの殻を洗うバイトがあるらしい」と都市伝説化するだろうがその時はおれが言ってやる。それ、ただのカニ缶工場やで! と。
カニのあられもない姿
カニのあられもない姿
前回ベランダで干してたらハエがよってきた反省をふまえ殺菌する
前回ベランダで干してたらハエがよってきた反省をふまえ殺菌する

カニを消毒する

「カニ はく製」で検索して得た知識、消毒用エタノールで数日漬けると腐らないらしい。カニを入れたタッパーは500ml800円の消毒液2本では足らなかったため、かさましするために石を入れた。

ここで思わぬ事態が起こった。白いのだ。なんだこの白み。
なんだこの白みは
なんだこの白みは

家に謎の白みがあるという茫洋とした不安

この状態で寝かす。それにしても白い。実家の母から電話がかかってきたときも白かった。うっかりソファで寝てしまったときも白かった。

意味の分からない白みが部屋の片隅に横たわっている。なぜカニが白いのだ……頭にくものすが張り付いたような二日間であった。

二日後取り出して日干しにする。汁は白いがカニの殻に変化はなかった。もういいかげんにしてもらいたい。意味のわからない白み絶対反対!

カニの殻は丸一日日干しで乾燥。これで腐らないカニが用意できた。
毛ガニ二匹、パーツ3,000円分。これでジャパンカップ出るぞ
毛ガニ二匹、パーツ3,000円分。これでジャパンカップ出るぞ
さてどうやってカニをのせたらいいのか
さてどうやってカニをのせたらいいのか

カニ2ハイはむだではなかった

ミニ四駆を組み上げているときの熱中はカニをほじりだすときと似ている。カニの身ほじりのあの沈黙はプラモ作りのそれだ。

ミニ四駆が終われば、カニの下処理。穴が開いていた新毛ガニには旧毛ガニを移植して隠した。人間の皮膚移植のようなものだ。これをやってるときは本当にブラックジャック(カニ界の)の気分だった。
新カニは身をとるための穴が最初から空いていた。その穴を旧カニの甲羅から移植。カニのブラックジャックの気分。
新カニは身をとるための穴が最初から空いていた。その穴を旧カニの甲羅から移植。カニのブラックジャックの気分。
カニをボンドで復元。さあこれをどうのせる?
カニをボンドで復元。さあこれをどうのせる?

ボディはプラ板で自作

カニをどうやって載せようかと思ったが、さらに買い出しに繰り出して、プラ板とボディのパーツで土台を作った。

イメージとしては山車のようなものだ。これでレースに出られなかった場合、元のミニ四駆のボディに戻せる。
日光にあてたことで色が大きくあせたので着色
日光にあてたことで色が大きくあせたので着色
また部品を買い出しに行き、プラ板でボディを作りその上にのせることにした。山車みたいだ。
また部品を買い出しに行き、プラ板でボディを作りその上にのせることにした。山車みたいだ。

もうずっとカニくさいんです

日にあてて乾燥させたカニは色がうすくなっていたので絵の具で塗って、クリアラッカーでコーティングした。

ボディはプラ板を切って土台にする。ここにパテを盛ってカニを載せた。

パテとはカッチカチに固まるセメントみたいなもの。小学生のころミニ四駆の改造紹介で見てこれはなんだろうと思ってた道具である。まさか20年後、カニを載せるために使うとは思わなかった。

パテを乾燥させて、塗料を塗って、脚を折り成形してまたパテで埋め……

この間、文字には起こせないカニくささが間断なくつきまとっている。
黄色いのはパテ。小学生のころ「パテで埋める」という記述に「??」だったが、まさか20年後カニを鎮座させて知るとは。
黄色いのはパテ。小学生のころ「パテで埋める」という記述に「??」だったが、まさか20年後カニを鎮座させて知るとは。
足がひろがりすぎるので折りたたむ。すると関節が割れるのでそこにもパテ。のち着色。
足がひろがりすぎるので折りたたむ。すると関節が割れるのでそこにもパテ。のち着色。
タミヤカラーで着色をして(こびて規定違反を挽回するために、タミヤ製品で改造していた)カニからシームレスにボディ化
タミヤカラーで着色をして(こびて規定違反を挽回するために、タミヤ製品で改造していた)カニからシームレスにボディ化
で、できた~!!リアルすぎるのできたー!!
で、できた~!!リアルすぎるのできたー!!
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「タミヤ北海道から出てるカニをボディにしたんですよ」と言いのがれするためにタミヤシール貼っておいた。※ところどころパテが塗られてないのは、未乾燥部分
「タミヤ北海道から出てるカニをボディにしたんですよ」と言いのがれするためにタミヤシール貼っておいた。※ところどころパテが塗られてないのは、未乾燥部分
速そうとカニくさそうを両立した見事なデザイン
速そうとカニくさそうを両立した見事なデザイン

リアルすぎるカニのミニ四駆ができあがった

カニのミニ四駆はこうしてようやく完成した。長かった。色々あった。妻が発狂して毛ガニをバリバリ食いだしたり、突如、白くなったりした。

できたのは大会前日の午前2時。他の参加者がレースに備え、パーツをチェックし作戦を練っている間、ずっとカニの色を塗っていたのだ。

まだ走らせていなかった。それどころか電池さえも入れてなかった。そしてこれが後々大きな事故をもたらす。
ゴールデンボンバーファンとジャパンカップ出場者がタミヤTシャツで隣合うりんかい線
ゴールデンボンバーファンとジャパンカップ出場者がタミヤTシャツで隣合うりんかい線

大会当日

そして大会当日。ジャパンカップは全国を回っているので、最寄りの東京第二回大会に参加した。ここで優勝すれば東京エリア代表になれる。

会場は品川シーサイドフォレスト。途中のりんかい線では話題のバンド“ゴールデンボンバー”のファンとジャパンカップ出場の小学生が乗り合わせた。まさかのタミヤTシャツ隣り合わせ。やっとこの日が来たなという盛り上がりがあった。
みんなで関が原を前進撤退できるくらいの人数がいるよ
みんなで関が原を前進撤退できるくらいの人数がいるよ

すごい数の大人がいる!

会場につくと長蛇の列ができていた。最終的にこの日の出場者は1600人。なんの参考にもならない数字を出すと、関が原での島津義弘軍がそれくらいである。
「うわ~、すごいですね~」と隣に並んでた植松くん(中1)
「うわ~、すごいですね~」と隣に並んでた植松くん(中1)

中1のおともだちができる

並んでる途中で後ろの中学生と情報交換をする。彼はダッシュ2号バーニングサンを改造してきたらしい。

25年くらい前のモデルだが、車高も低くて今のトレンドにあってるかもしれない。ただお小遣いの範囲内の改造らしく、ノーマルに近い。私の車も見せる。「すごい!カニだー!」中1の反応は素直だ。

「お互いがんばろう。でも同じ組にならないといいけどね」

そう言ってお別れをする。同じ組になるとぶつかってカニが破損するからそう願ったのだが、中学生からすればかっこいいカニのお兄さん現る、だ。
植松くんの車2台。「予選で同じ組にならないといいね」カニはすぐ壊れるからね
植松くんの車2台。「予選で同じ組にならないといいね」カニはすぐ壊れるからね
そしてジャパンカップ開幕。このコースを5人で走り、1位が予選突破となる。
そしてジャパンカップ開幕。このコースを5人で走り、1位が予選突破となる。
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ここの二回のジャンプが最大の難所。脱落者続出
ここの二回のジャンプが最大の難所。脱落者続出

脱落につぐ脱落

話には聞いていたが、本当にコースアウトが続出。完走した者がそのまま勝者となり、5人全員がコースアウトもざらにあるくらいだ。

うわさに聞くジャンプでは特にみんな脱落していく。その分ここで大ジャンプを披露し、着地をこらえた者には喝采が飛ぶ。なるほどこれはおもしろい。

この難ジャンプをカニのあの不安定なボディで耐えられるのだろうか。大いに不安である。だがミニ四駆部分には店員さんのお墨付きをもらったパーツを使っている。あとは運次第だ。完走さえすれば可能性はある。

そしてカニのミニ四駆がいよいよ出場するときが来た。だがカニには別の難所が待ち構えていた。車検場である。
さあ、いよいよ出番が……最大の難所、車検場がやってきた
さあ、いよいよ出番が……最大の難所、車検場がやってきた
まじかよ
まじかよ

後日談

後からタミヤの社員さんから聞いた話だが、この時車検を担当したスタッフは「ものすごくよくできたカニがきた」と言っていたらしい。それもそのはず、本物だからだ。

だがそのような評価は車検には一切反映されない。よくできてますね、なんてことばはなく、アッ……と詰まらせた声だけ聞こえてきた。

気にせず車検に自ら進む。

ここ車検場では車を箱の中に入れるチェックがある。この箱に入れば規定内の大きさとなるわけだ。

さあ、車検場において最初の難所。カニはこのボックスに入るのか!
これに入ったら規定内の大きさ、さあ入るか……!!
これに入ったら規定内の大きさ、さあ入るか……!!
失格。横にしても入らない。もし横にして入ってもそれでは走らない。
失格。横にしても入らない。もし横にして入ってもそれでは走らない。
「そもそもこれ出られませんよ」あなた素晴らしい正論!メルマガ出してたら購読させて!
「そもそもこれ出られませんよ」あなた素晴らしい正論!メルマガ出してたら購読させて!

失格だが、ボディを変えて再挑戦

「タミヤで発売されてるボディならいいんでしょう?これタミヤ北海道で発売してるボディですよ、知らない? あなたタミヤ静岡の社員でしょう。もっとよく勉強してくださいよ!」

私はこう言って車検場を切り抜けようとしていた。

しかし箱に入らないのでボディの出自は関係なくなった。そもそも走れないのだ。

とっさに「ちがうんです、これ冗談なんです!」と言い逃れて元のミニ四駆のボディに換える。こうなるだろうと予想してカニはボディ化していたのだ。はい、おれの勝ち!
「冗談です!これは冗談なんです!」ととりつくろって、元のミニ四駆のボディで出させてもらった
「冗談です!これは冗談なんです!」ととりつくろって、元のミニ四駆のボディで出させてもらった
いきなり呼ばれたさあスタート
いきなり呼ばれたさあスタート

あっ!という間にスタートがきた

午前だけで1600人をさばく320回のレースがあるのだ。あれよあれよという間に出番が来る。

「はい、あなたここに置いて~」

もう出番かとおどろいてあわててミニ四駆のスイッチをオンにする、あ、動いた、やった、これで青ランプになったらコースに放つんですよね、あれ、もう3、2、1、青、スタート!
と思ったらすぐに私のミニ四駆は止まった。はい、失格。
と思ったらすぐに私のミニ四駆は止まった。はい、失格。

最低記録を叩きだした

スタートしたと思ったらすぐに私のミニ四駆は止まった。

なんとスイッチの入りが甘く(そんなのあるのか!)スタートの衝撃でオフになり止まってしまったのだ!はい、おれの負け!

スタートの坂も降りずにスタッフに引き上げられ、ジャパンカップ史上最も早いリタイアとなった。あまりの早さにカメラを担当していた当サイトの藤原も写真を撮れなかったほど。

「いきなりジャパンカップ出るの?ビギナーズラックで勝てるかもね~」と常連さんに言われたりもしたが、ビギナーズラックがあればビギナーズアンラックもある。一体なんていう終わり方だ、初めてのジャパンカップ!
結果、聞かないで、とカメラマンに
結果、聞かないで、とカメラマンに
だがこのあとカニは練習用コースを爆走しまくり喝采をあびる!
だがこのあとカニは練習用コースを爆走しまくり喝采をあびる!

おれのジャパンカップ、終わる

25年をかけた私の夢は途中で車からカニに形をかえてこのように幕を閉じた。あのとき出られなかった大会は、25年経っても出られなかった。

いや、車では出られた。そして最低記録を叩きだして終わった。ミニ四駆は経験がものをいうと聞いて「でも完走できたら勝ちの今回みたいなのは、初心者でもいけるっしょ~」と思ってたら見事に経験がものをいった。

それも“電池を入れて走らせる”という経験が、である(わがことながら本当にひどい話だ!)。

しかしそのように走行の練習をせずに何をしてたのかというと、私はカニの見た目を追求していたわけだ。カニのミニ四駆を持ち込んだ当日、会場の色んな人に言われたのが「すごいですねそれ。コンデレですか?」よくわかってますね、そうです、コンデレです。

ツンデレヤンデレみたいなアニメ用語かなと思って適当に答えていたけどなんですかそれ?

どうやらジャパンカップにはコンクールデレガンスという見た目コンテストもあるのだ。さあきた。盛り上がってまいりました。

いくだろ、これ。

これだけ頑張ったんだから、最優秀賞いくだろこれ。ということで私のもうひとつのジャパンカップはこれから始まることになった。

(編集部より:なんと本記事、後編に続きます。次回「コンクールデレガンス編」をどうぞお楽しみに!)
しかしこのあと見た目コンテスト「コンクールデレガンス」に出場できることになった。いけるだろこれ!出るか最優秀賞!
しかしこのあと見た目コンテスト「コンクールデレガンス」に出場できることになった。いけるだろこれ!出るか最優秀賞!
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言いづらいことを腹話術で言う ~編集長日記・営業担当日記より 「デイリーポータルZをはげます会」の会員限定コミュニティ「はげましひろば」から、編集長林と営業担当安藤の日記の一部をお送りします。 (デイリーポータルZ) [2023/05/29]

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自転車用ナビで知らない町へ おそろしいほどに方向音痴である。特に自転車は目的地にたどり着けるか不安でしかない。ところが今回、自転車用のナビを試すことになった。これで知らない町まで迷わずに行けるだろうか。 (爲房新太朗) [2023/05/29]

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Googleストリートビューに犬が写り込んでいた種子島の砂坂漁港に行く 2018年にGoogleストリートビューに写り込んだ犬がインターネットで話題になった。場所は鹿児島県の種子島にある砂坂漁港付近。ずっと行ってみたかったので、行ってきた。 (ネッシーあやこ) [2023/05/29]

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道路が開通した日のこと あそこの道路、とうとう来月開通するらしいですよ。職場のひとが話していた。道路が開通するその瞬間、そこでは何が起こるのか。一部始終を見届けてきました。 (3yk(みゆき)) [2023/05/29]

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マックのピクルスをマシマシにする方法 マクドナルドのピクルスが好きすぎるので毎回ピクルス多めと注文する。その夢をかなえる代用品を見つけた。 (つりばんど岡村) [2023/05/29]

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家庭用製麵機で粉から麺を作ってラーメンを食べるワークショップを6/24に開催します! はげます会会員先行予約スタートしました!6/24(土)、玉置標本さんが教えてくれる、粉から麺を作ってラーメンを食べるワークショップを開催します。 (デイリーポータルZ) [2023/05/29]

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2023.5.29 みどころ)マックのピクルス、つくばの道路開通、Googleストリートビュー写り込んでいた犬を探しに、自転車用ナビ など マクドナルドのピクルスの味に似たものをAmazonでみつけました。マシマシし放題です。 (橋田玲子) [2023/05/29]

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親戚パブリックビューイング、学びはエンタメ、鬱陶しいナイト ほか(デイリーポータルZと東京カルチャーカルチャーのラジオ) デイリーポータルZと東京カルチャーカルチャーの最新情報を紹介するラジオです。 (安藤昌教) [2023/05/28]

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【暗い旅ポータル】近くに女子が来た旅(プTV) (ヨーロッパ企画・中田) [2023/05/28]

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崖の上のボク(デジタルリマスター) 林さんから「高い所で熱いニンジンを食べるのはどうでしょう?」と提案があった。「苦手な物をいっぺんに克服するチャンスです!」そんな甘い誘いにのって、林さんと2人で福井県の東尋坊に向かった。 (住正徳) [2023/05/28]

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地元の人だけが知っている「郷土の偉人」教えてください ノーベル賞に何度も推薦されていたのに、あまり知られていない。「酸素」や「温度」という日本語を作った人なのに、あまり知られていない……。地元には、地元の人だけが知っている偉人がまだまだいるはず……。 (西村まさゆき) [2023/05/28]

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シャボン玉って流行ってます? / うっかりデイリー 2023年5月27日号 デイリーポータルZが配信しているメルマガ「うっかりデイリー」5/27配信号です。 (デイリーポータルZ) [2023/05/28]

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5分で終わるお手軽アクションRPG「オギダの伝説」公開!(無料ゲーム) なにかと忙しい現代人に送る、5分で終わる本格アクションRPG、それが「オギダの伝説」だ!!! (荻原 貴明) [2023/05/28]

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書き出し小説大賞 261回秀作発表 書き出しだけで成立するミニマムな小説。自由部門と規定部門『親切』あわせて40作品の発表です。 (天久聖一) [2023/05/28]

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2023.5.28の見どころ)無料ゲーム、書き出し、郷土限定偉人 今日のゲームに(無料ゲーム)ってついているのが魅力的です。でもよく考えたらサイト全部が無料でした。20年間ずっと無料。なんでやってんだろう? (林雄司) [2023/05/28]

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トイレットペーパーが遠い、ピクルス味のビール、大阪城公園のキツツキ~ 今週のコネタ ささいな発見を人に伝えるコネタ、今週は8本です。超短い記事は「今週のコネタ」に名前を変えました。 (デイリーポータルZ) [2023/05/27]

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福井ライムツアー(デジタルリマスター) 感動をライムで伝えたい。ライム、韻を踏む楽しさは旅の浮かれた気持ちを伝えるには最適だろうと思ったのだ。 (林雄司) [2023/05/27]

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2種のチリトマトヌードルと真剣に向き合う(なぜなら、チリトマトヌードルが好きだから) 高タンパク&低糖質をうたうカップヌードル PROのチリトマトヌードル。単体で食べると「普通のと変わらんな」と感じるが、じっくり食べ比べたら、実際どのくらい違うのだろうか。 (JUNERAY) [2023/05/27]

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「プチプチ」を作った会社に「そもそもこれはなにか」を聞きにいったら最終的に宇宙にたどりついた 誰もが一度はつぶしたことがあるだろう、梱包材のプチプチ。アレの商品名が、そのまんま「プチプチ」なのをご存じだろうか。あれってどうやって作っているか、そもそも誰が作り始めたのか、プチプチはどこから来てどこへ行くのか……。 (井上マサキ) [2023/05/27]

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漫画喫茶で漫画よりもソフトクリームに溺れる 大好きな漫画喫茶があるのだが、そこでは、もちろん漫画が読める一方、なんとソフトクリームが食べ放題になっている。で、しかも、そのソフトクリームが、すこぶる美味しいのであった! (ヨシダプロ) [2023/05/27]

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2023.5.27の見どころ) プチプチ、ソフトクリーム、チリトマトヌードル 今日のテーマはプロです。仕事インタビューにヨシダプロとカップヌードルPROです。 (林雄司) [2023/05/27]

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濃いジュースをタレとしてあがめる(デジタルリマスター) とにかく濃いジュース。あれ、もはやジュースじゃないと思う。あれほどまでの濃厚な味わい、飲むというより何かにかけて食べるのが正解なような気がするのだ。 (古賀及子) [2023/05/26]

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むかない安藤「携帯おにぎり魚むすび」(10秒動画) むかずにそのまま食う男、むかない安藤今日はウルトラマラソン中に行動食として食べた魚むすびをむきません (安藤昌教) [2023/05/26]

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副都心線のベンチをデザインする~自由ポータルZ ライターへの登竜門。皆様の記事投稿をご紹介する自由ポータルZです! 投稿も募集中です。 (デイリーポータルZ) [2023/05/26]

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量り売りの沖縄そば屋が最高だった セルフ式で量り売りの沖縄そば…いったいどういう事なのか。お店の様子をレポートしたい。 (DEEokinawa) [2023/05/26]

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人は自ら作ったハードルを飛び越えることで成長する 人が成長するのはハードルを飛び越えるときである。ならば自作して飛び越えようと思う。 (地主恵亮) [2023/05/26]

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超絶技巧!豆腐の千切りスープ「文思豆腐」に私も挑む 「文思豆腐」はプルプルやわやわの豆腐をなんと千切りにした中華料理。巧みな包丁さばきを会得した料理人がたどり着く境地です。素人の私が作ってみます。 (唐沢むぎこ) [2023/05/26]

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網走で本物のカヤックを見学する~しらべ旅 カヤックはもともとイヌイトなど、寒冷な地域の人々の舟だ。そのオリジナルのカヤックが見られる貴重な場所が、網走にある。 (拙攻) [2023/05/26]

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2023.05.26 今日の見どころ)ハードルを越えて成長する、本物カヤック、量り売り沖縄そば、豆腐の千切り ほか 今日のみどころはハードルを越えて成長する、本物カヤック、量り売り沖縄そば、豆腐の千切り など (安藤昌教) [2023/05/26]

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ドイツの犬が怖い 2008(デジタルリマスター) 今一番言いたいのは「ドイツの飼い犬が怖い」ということです。イッヒ怖い、怖いよー。というわけで、以下ざーっとご紹介したいと思います。 (乙幡啓子) [2023/05/25]

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旗振り通信でどこまでメッセージは伝わるか? ~今週の検索ワード 今週人気だった検索ワードや、いつも検索されている検索ワード、気になった検索ワードから記事を紹介するコーナーです。 (デイリーポータルZ) [2023/05/25]

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デイリーポータルZではあなたの原稿を募集しております デイリーポータルZの記事は40人ほどのレギュラーライターが執筆していますが、記事の投稿も常時受け付けております。ぜひあなたの力作をお送りください…! (石川大樹) [2023/05/25]

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ヤクルトの選手の古い映像が見たくて福岡へ 王貞治が756号のホームランを打ったのはヤクルトの鈴木康二郎投手。打たれた側の選手を見るために王貞治ミュージアムに行きました。 (べつやく れい) [2023/05/25]

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ちょい飲み系メニューが他店よりも充実した「富士そば」へ飲みに行く 関東地方を中心に展開する人気の立ち食いそばチェーン「富士そば」。そのなかに、現在3店舗のみ、ちょい飲み系メニューが充実した店舗があることを知り、飲みに行ってみました。 (パリッコ) [2023/05/25]

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路面電車のある街は、それだけでちょっと好きになる ワルシャワ、グダニスク、松山。路面電車のゆっくりした走りが街を魅力的に見せます。子供といい旅をする秘訣の話も。 (旅のラジオ) [2023/05/25]

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あなたのいらないものは誰かの宝かも! いらないもの物流センターを 6.2(金)ナレッジキャピタルで開催 関西に住む皆さん!6月2日(金)はあけておいてください。再びいらないもの交換イベントが開催されます。今回は「いらないもの物流センター」です。 (林雄司) [2023/05/25]

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真剣一本!友達のランドセルのふた開け対決! いたずらで気づかないうちにランドセルを開けられ、おろすときに荷物をぶちまけてしまうことがよくあった。あの熱い戦いを、いまこそもう一度やってみることにした。 (まいしろ) [2023/05/25]

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2023.05.25の見どころ)ランドセルのふた、いらないもの物流センター、富士そば飲み、ヤクルトの選手の映像を観に福岡へ デイリーポータルZが5月25日に公開する記事の見どころを編集部よりお伝えします。 (デイリーポータルZ) [2023/05/25]

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どぅまんぎるとマブイが落ちる(デジタルリマスター) 「どぅまんぎるとマブイが落ちる」は沖縄ではごく一般的な話。落ちたマブイを再び体に入れるには、「ユタ」と呼ばれる神職のエキスパートにお願いするしかない。落ちたマブイをユタに拾ってもらっていてはきりがないので、人々は自分で拾うようになったのだ。 (安藤昌教) [2023/05/24]

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似たようなレンズばかりを持ち寄る会 「標準レンズ」と呼ばれるレンズがある。その名のとおり、標準的な画角の写真が撮れるレンズである。この標準レンズは放っておくと数が増えていくのだ。 (安藤昌教) [2023/05/24]

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1日スマホとパソコンを本気で断つ 1日スマホ(PC)を断つと自分がどうなるか興味が沸いた。実践してみました。 (與座ひかる) [2023/05/24]

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用水路に落ちて地元の人に助けてもらった話 山形県鶴岡市(行ってかよかった市区町村) はげます会会員向けメルマガに掲載した、三土たつおさんのコラムを紹介します。 (デイリーポータルZ) [2023/05/24]

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横浜の街でセグウェイに乗った!! このたび、子供の頃から夢見てきたセグウェイに乗って、横浜の街を観光することができた。めちゃくちゃ楽しかったです。 (ほり) [2023/05/24]

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昭和の駄菓子屋はほぼカジノだった!? 昭和の駄菓子屋やお祭りなどで行われ、子どもたちのなけなしのおこづかいをチューチュー吸い上げていたハードなギャンブルを振り返りたいと思います。 (北村ヂン) [2023/05/24]

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2023.05.24のみどころ)セグウェイに乗った!、昭和の駄菓子屋のはなし、1日スマホ断ち、標準レンズだけ持ち寄る会 (藤原浩一) [2023/05/24]

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素晴らしきジプニーアートの世界(デジタルリマスター) ジプニーの車体に描かれたペイント、すなわちジプニーアートを観察してみようと思う。 (木村岳人) [2023/05/23]

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自作コンビニバーガーの満足度が高い おやつなどにふと食べたくなったとき便利な、コンビニのハンバーガー商品。だけどそれとは別に、“自ら作る”という選択肢もあって、なかなかいいんです! (パリッコ) [2023/05/23]

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本の帯を本以外にも 本には帯が付いている。帯は大事だ。帯が良くてとてつもなく売れたりもするらしい。ならば「本の帯」を本以外にも 広げていきたいじゃないか。魅力的に見えるかもしれないぞ。 (トルー) [2023/05/23]

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サービスエリアは豚汁が1番いいから サービスエリアにはその土地の名物から屋台の肉串までさまざまな食べ物があるが、真に食べるべきは豚汁。今日はそんな話をさせてください。 (りばすと) [2023/05/23]

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「何も知らないけど初心者向けセットを買いました」からはじめる電子工作 電子工作のこと、なんでずっと「よくわからない」ままなんだ。それは、自分がやったことがないからではないか。 (デイリーポータルZ) [2023/05/23]

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琵琶湖に浮かぶ聖地、竹生島に行く 滋賀県にある日本最大の湖、琵琶湖。琵琶湖には4つ島があるという。その中でも今回は「神が棲む島」とも呼ばれている竹生島に行った。 (井口エリ) [2023/05/23]

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2023.05.23 みどころ)サービスエリアでは豚汁、琵琶湖の聖地・竹生島、電子工作入門、本以外にも帯、コンビニ自作バーガー サービスエリアの唯一解がまさか豚汁とは。そして琵琶湖に浮かぶ島であり聖地を探訪。旅する記事2本と身近な記事3本のフルハウス構成でお届けします。 (石川大樹) [2023/05/23]

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ゴミ収集車にはどのくらいゴミが入るのか(デジタルリマスター) (石川大樹) [2023/05/22]

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なぜかハマる!今井翼の旅番組 『今井翼 タイ縦断鉄道の旅』 『今井翼 タイ縦断鉄道の旅』(BS日テレ) 毎週日曜 21:00~21:54放送 (ヒロエトオル) [2023/05/22]

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AIがいつかどうにかしてくれる ~編集長日記・営業担当日記より 「デイリーポータルZをはげます会」の会員限定コミュニティ「はげましひろば」から、編集長林と営業担当安藤の日記の一部をお送りします。 (デイリーポータルZ) [2023/05/22]

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シュクメルリ、アチャルリハチャプリ……ジョージア料理をはじめて味わった 友人がジョージア料理のイベントを開催するという。片道約20時間の国の、未知なる味わいを堪能してきた。 (山本千尋) [2023/05/22]

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新潟の激渋ホテル、公楽園に泊まる 「新潟には公楽園という、激渋で激安なホテルがあるんですよ」と当サイトの会議のなかの雑談として話した。すると編集長の林さんから「岡村さん、そこ泊って来てくださいよ」と言われてしまった。 (つりばんど岡村) [2023/05/22]

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ニヤニヤとニコニコの違いをいま一度しっかり考えてみる 「ニヤニヤするな、ニコニコしろ!」。初めてのアルバイト先の店長に、そう注意されたことがある。多感だった当時は、その違いがわからず少し落ち込んだ。いったいなにが違うのか、もう一度考えて整理してみたい。 (小堺丸子) [2023/05/22]

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2023.5.22 みどころ)新潟の激渋ホテル 公楽園、 ニヤニヤとニコニコの違い、シュクメルリ ジョージア料理 など 「ニヤニヤするな、ニコニコしろ!」とバイト先の人に言われたことがあるそうで、いったい何が違うのか考察してみました。 (橋田玲子) [2023/05/22]

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小食ビュッフェ、バント職人ナイト、カオスで正当化 ほか(デイリーポータルZと東京カルチャーカルチャーのラジオ) デイリーポータルZと東京カルチャーカルチャーの最新情報を紹介するラジオです。 (安藤昌教) [2023/05/21]

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一日で股割りは出来るのか!? 誰かが出来ることは編集部安藤にも出来るはず!だって同じ人間だから。今回は「一年で股割り」が出来るようになるというトレーニングチューブを使います。一年で出来ることは一日で出来るはずだ! (安藤昌教・西垣匡基) [2023/05/21]

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絶景だらけ! 福岡の北から南まで公共交通で移動する 北は離島、南は山村。公共交通を使って行ける範囲で、福岡市内を端から端まで移動してみたらダイナミックすぎて感動した。 (ライスマウンテン) [2023/05/21]

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ナチュラルにノリツッコミ / うっかりデイリー 2023年5月20日号 デイリーポータルZが配信しているメルマガ「うっかりデイリー」5/20配信号です。 (デイリーポータルZ) [2023/05/21]

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ひさしぶりの「さくら水産」がいい店だった 2000年代、東京都心でお金がないときに行く居酒屋はどこだったか。それは「さくら水産」ではなかったですか。もう何年も行ってない。どうなっているだろう。 (古賀及子) [2023/05/21]

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エスカレーター清掃の技をプロに聞く どんな職業にもプロフェッショナルがいるように、エスカレーターの清掃にもプロがいるはずだ。きっと私たちが想像できないような、効率的で楽ちんな清掃の技を知っているに違いない...! (ほしあさひ) [2023/05/21]

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2023.5.21の見どころ)エスカレーター清掃、さくら水産、福岡市の絶景 本日はエスカレーター清掃とさくら水産、知ってるようで知らない世界をお見せします。どちらもまさにデイリーの面目躍如。 (林雄司) [2023/05/21]

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水が甘くなるたくあんを求めて(デジタルリマスター) 子供の頃、たくあんを食べてから水を飲むと甘く感じた。最近思い出してやってみたら、なんと甘く感じなかったのだ。全力で水が甘くなるたくあんとその原因を追いました。 (古賀及子) [2023/05/20]

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セリア(本社:岐阜県)にある食器もちかえり用の新聞紙は岐阜新聞 東京のセリアで食器を買い、袋詰め台で新聞紙で包もうとしたところ、置かれているのが岐阜新聞だったのである。わざわざ岐阜から古新聞を運んできたのか…!? (石川大樹) [2023/05/20]

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商品を持った手をビタッと止めたかった 皆さんは近年、CM界に起きたある変化にお気づきだろうか?商品をこちらに向かって突き出すタレントの腕と手が、微動だにせずビタっと止まっているのだ。めちゃくちゃ気になる! (石井公二) [2023/05/20]

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ほめてるつもりの「期待をこめて★4」は逆効果なんです! ~個人アプリ開発者というおしごと ライターの松本圭司さんは個人アプリ開発者でもあり、GPSアプリ「ジオグラフィカ」を作っています。アプリのレビューってどうなの?AIに手伝ってもらってるって本当?などいろいろ聞きました。 (デイリーポータルZ) [2023/05/20]

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2023.05.20の見どころ)手だけビシッと止めたCM、アプリ開発者の苦悩、100均岐阜新聞問題 ほか 今日のみどころは手だけビシッと止めたCM、アプリ開発者の苦悩、100均岐阜新聞問題 など (安藤昌教) [2023/05/20]

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不安の分だけ貯金する(デジタルリマスター) たまっていくのが不安じゃなくて、お金だったらいいのになあ、なんてばかげたことを思いついた。不安をお金に変換すれば、今のぼくならばすぐにお金持ちになれそうだ。 (藤原浩一) [2023/05/19]

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むかない安藤「旨爆辛チョリソー」(10秒動画) むかずにそのまま食う男、むかない安藤今日はとても辛そうなソーセージをむきません (安藤昌教) [2023/05/19]

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18万円のティラノサウルスを買った話~自由ポータルZ ライターへの登竜門。皆様の記事投稿をご紹介する自由ポータルZです! 投稿も募集中です。 (デイリーポータルZ) [2023/05/19]

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むしろエスカレーター?なミュンヘンの古いエレベーター「パタノスタ」は、少し怖いがかっこいい 原理はほぼベルトコンベアーそのもので、上りのエレベーターは最上階の機械室で折り返して、そのまま下りに接続している。今ではほぼ使われなくなった古いスタイルのエレベーターだ。 (こーだい) [2023/05/19]

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ダイエット前に食べておきたい巨大サンド「フランセジーニャ」 ダイエットを始める前になにを食べておきたいか。あれこれ考えて辿り着いたのが、ポルトガルのド級サンドイッチ「フランセジーニャ」でした。 (きだてたく) [2023/05/19]

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食材持ち込み可のいちご狩りで120%いちごを楽しむ 春だしいちご狩りでもするか、と調べていたら近所にいちご農園があることを知った。しかも好きなソースや食材が持ち込みが可能らしい。気になるので行ってみました。 (月餅) [2023/05/19]

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2023.05.19の見どころ)ポルトガルの巨大サンドイッチ、持ち込みオッケーいちご狩り、エレベーターなの? ほか 今日のみどころはポルトガルの巨大サンドイッチ、持ち込みオッケーいちご狩り、エレベーターなの? など (安藤昌教) [2023/05/19]

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高崎のスパゲッティは量が多い(デジタルリマスター) 群馬出身のひとが東京に来ていちばん驚いたことはスパゲッティの量が少ないことだと言っていた。地元はもっと量が多かったと言う。高崎へ行き、なかでも量が多いと評判のお店を何軒か回ってみた。 (林雄司) [2023/05/18]

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ビュッフェサイコパス盛り付け対決 やべえやつだと一発かましたいとき、ビュッフェでやばい盛り付けを学んでおきましょう。むちゃくちゃですが字幕つけときました (大北栄人) [2023/05/18]

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メロンの形のアイス、知っていますか?~今週の検索ワード 今週人気だった検索ワードや、いつも検索されている検索ワード、気になった検索ワードから記事を紹介するコーナーです。 (デイリーポータルZ) [2023/05/18]

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六本木地味さんぽ~しらべ旅 六本木は派手な繁華街だ。そんなイメージの六本木だが、調べると地味な見どころあった。いくつか巡ってみたい。 (べつやく れい) [2023/05/18]

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【人生相談】 マレーシアよりも無政府を感じたい私は、どこに行けば良いですか 飛行機を降りて湿気がムワッと来るあの感じがアジアの旅情かも。ところで最もアナーキーを感じる旅先といえば、コートジボワールと…? (旅のラジオ) [2023/05/18]

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北海道の焼き鳥チェーン、串鳥は深く深く愛されている お通しのスープがおかわりし放題、つくねの圧倒的バリエーション、夜8時までというハッピーアワー設定。北海道でこよなく愛されている焼き鳥チェーンの「串鳥」をしょうかいします。 (拙攻) [2023/05/18]

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仕事着のままでランニングすると効率がいいうえにドラマチック 私たちは心の底から痩せたいと思っているのにランニングをしない。もういっそ、仕事が終わったら間髪を入れずに仕事着のまま走ってしまうのはどうだろうか。 (窪田鳳花) [2023/05/18]

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2023.05.18の見どころ)北海道の「串鳥」、仕事着(作務衣)ランニング、みっちり予習してから行く六本木 デイリーポータルZが5月18日に公開する記事の見どころを編集部よりお伝えします。 (デイリーポータルZ) [2023/05/18]

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