象形文字は麗江では日常
~客桟と書かれたところは民宿。ぶらっと中を見ては気に入った民宿に泊まろう。
麗江の旧市街は~客桟と書かれた民宿や、土産物屋だらけ。土産物屋を見てみると、ここでしか買えないようなトンパ文字のグッズだらけ。
トンパ文字を意識して歩いてみると、民宿や旅行代理店など他の場所を見てみるとトンパ文字がいろんなところで書かれている。
これがトンパ文字。昔お茶のCMであったような。
あちらこちらの壁に
トンパ文字
ケンタッキーフライドチキンをトンパ文字で表すとこんなんらしい。ニワトリをきってますよ、かな。
ピザハットをトンパ文字で表現するには、なんだかとっても長いらしいのだ。
僕もお土産にトンパ文字トランプや飾りを買ってしまった。
どうせだったらトンパ文字を活用したい
トンパ文字を書きたい。そんな衝動にかられてくる。
捜してみたら、トンパ文字が入力できる「超漢字」というソフトや、トンパ文字の画像が詰まったCD-ROMが付属する「パソコンで楽しむ愛と友情のトンパ文字」という本が出ていた。また英語と中国版のソフトで「EDongba」というソフトもダウンロードできる。
EDongbaをダウンロードして、文法はわからないけど、勢いで誰もが知ってる話を書いてみようと思った。
EDongba。英語を入力すると対応するトンパ文字の候補が出てきて入力できる。
入力した文字は、「日」「門」で強引に「デイリーポータル」。
定番のおやじギャグもトンパ文字で
直訳すれば『人が言った「隣の家に屏」、人が言う「へえ」』
文法はわからない。まず ” とか , はない。
トンパ文字で桃太郎
次にトンパ文字で桃太郎を書いてみようと思った。
中国でも桃太郎は中国語になって発刊されているので、ネットでもトンパ文字版桃太郎があるかと思いきやなかった。
いや、そもそもネットでトンパ文字の文献がほとんどないのだ。
記憶によれば、麗江にある博物館で長い長いトンパ文字の本を見たことがある。きっと長めに続けて大丈夫だろう。そんなわけで勢い書き始めた。
『おじいさん』『山』『おばあさん』『川』
『川』『上』『果物』『キャッチ!』…桃がなかったので、果物で代替え。桃、麗江にないのかなあ。
『家庭内』『果物』『斬る!』『子供!!』…「!!」は勢いつけました。
テレビ北斗の拳の次回予告の気合のようなもので、ますますわからなくてすみません。
『子供!』『サル!』『鳥!』『犬!』
『みんな!』『鬼!!』『闘う!!!』
『村』『いいネ!』『家はお金持ち!!』
象形文字は世界の共通文字
漢字も象形文字から変化したものが多いとはいえ、非漢字圏の人から見ればなんだかさっぱりオリエンタル。トンパ文字は漢字以上に象形文字でなんとなくわかってしまうのがすごい。
宇宙人と会うとしたら、動物が文字が読めるとしたら、象形文字から会話がスタートするのではないだろうか。トンパ文字をマスターしていれば、いずれ有事のときに役に立ちそうな気がする。藤岡弘の探検隊に入隊する際にはぜひ覚えておきたい。