こんな道具が売っています。
家庭での氷のグラス作りでは、こんな道具が販売されています。
Amazonで1330円。
製氷容器と受け皿、トッテなどの各パーツ。シンプル。
ジョッキ本体の部分を作る製氷容器。出来上がった氷を乗せる受け皿などのパーツで構成されています。
一度沸騰させた水をゆっくり凍らせた方が透明な氷になるそうです。
使い方は実に簡単。まず容器に水を入れて凍らせます。
凍らせ方にコツがいるので何度か練習しろと説明書には書いてあった。気泡が入って凍ると強度が下がるようです。
凍ったら容器をお湯に少し浸けるなどして氷を取り出します。
取り出した際に表面が溶けたので、もう一度冷凍庫で冷却しています。
取り出した氷を受け皿にセットしてトッテをつければ氷のジョッキが完成。
冷たくて旨いのは間違いないだろう。
早速ビールを注いで飲んでみます。妙に泡立ちがよくなるので、ジョッキを傾けて慎重に注ぎました。
冷たくていいね!ちょっと冷たすぎるが。
氷ジョッキのビールは今まで味わったことが無いぐらい冷たいビールでした。ジョッキ自体は10分ぐらいビールを入れたままでも大丈夫でした。ただし、ちょっと薄まった感じになります。強度的な問題も含めて、早めに飲んだ方がいいようです。
それから、ジョッキ内に気泡が入ったまま凍るとその部分の強度が弱まります。気泡部分から早く溶けて穴が開き、ビールが漏れ出すことがありました。あと、ヌルいビールをいきなり注ぐと氷にヒビが入り壊れやすくなります。
いずれにしろ、暑い夏の最初の一杯にこれを飲んだらさぞかし旨いでしょう。冷たすぎてビールの味が感じづらくなるので、2杯目には向かないかもしれません。
家に有る物でも簡単に出来る。
さて、飲んで冷たく、見た目も涼やかな氷のグラス。家に有るものでも簡単に作れます。必要な道具はこちら。
100均で入手できます。
フタ付きの保存容器とプラスチックカップです。あと、セロテープも用意してください。
保存容器はストレートのものよりも、上に向かって広がり緩やかに傾斜しているものがいいです。氷が取り出しやすくなります。今回は500mlサイズの物を使用しています。
プラスチックカップは、保存容器フタの内側の直径より少し小さいものを選びます。なるべく硬い物を使用してください。サイズの違う保存容器を使用しても構いません。
逆さにして落ちない程度に止まっていれば十分。
まずプラスチックカップをフタ内側の中心部に固定します。先にセロテープを貼って上からかぶせ、逆さにして落ちない程度に固定されていればいいです。
ギリギリまで入れるとグラスが潰れて内側がボコボコになるので、水は8から9分目まで。
続いて容器に水を入れ、プラスチックカップの付いたフタをします。水はフタを閉じた状態で水面上部が容器の上部より少し下になるように入れます。
無理やりフタを開けようとすると割れることがあるので、外側が抜けるぐらいになってからフタを開けます。
これを水平を保ちながら冷凍庫に入れてゆっくり凍らせます。凍ったら外側をぬるま湯につけてゆっくりフタを外します。
プラスチックカップは壊して取ることも出来ますが、氷にヒビを入れる原因となるので無理やり外さずゆっくり取り出します。
容器から氷が出たらプラスチックカップにぬるま湯を注ぎ外します。
滑りやすいので慎重に扱いましょう。
プラスチックカップが外れたらもう一度しばらく冷凍庫に入れます。これで氷グラス完成です。
これで夏向きのカクテルなんて飲んでみましょう。
モヒート完成。グラスの中でミントをクラッシュするとグラスが割れてしまうので缶入りモヒートにミント後乗せで。
持てない…
しかし、グラスがあまりに冷たく、溶けてきて滑るためこのまま持つことができませんでした。タオルで包んで飲みます。
キリッと冷えて凄く旨いぞ!
氷グラスで飲むモヒートは凄く旨いです。缶入りをそのままで飲むよりも引き締まるようにキリッと冷えて、ミントの香りがとても爽やか。蒸し暑い夏の夜に是非飲みたい1杯です。
ただ、1つ問題があります。
崩壊寸前。10分もしないうちにもう持てないレベル。
落ち着いて飲みたい人には向きません
氷のグラスは溶けて壊れそうになるので、すばやく飲み切らないといけません。冷たさの余韻を楽しむとか、そんな余裕はありません。
持ち上げている最中に割れて大惨事なんてことにならないか心配で落ち着いて飲めないのです。夜風に当たりながら風流に飲むというより、イベント会場で最初の1杯の話題作りという位置づけのグラスでした。
夏の何かのイベントの際に、用意しておいたこれを冷凍庫から取り出し乾杯すれば、あなたは夏のヒーローになれるでしょう。多分。
日本酒のぐいのみサイズも作ってみました。やはり忙しく飲まないといけないので、落ち着けない。