店主!ハメ込み合成ってなんだ!
「ハメ込み合成」を知らない人もあんまりいないような気がするが一応説明すると、製品の画面に綺麗な画面写真を合成する事をハメ込み合成という。
テレビ、携帯電話、スマートフォン、ノートパソコンなどおよそ「スクリーン」が付いている製品の広告はハメ込み合成になっている。なぜかというと、合成しないと画面が見えにくいからだ。
こんな感じに。
画面が反射して見にくい。これじゃ広告に使えない。
極端な例だが、空の反射で画面が見えない。これじゃ広告には使えないので、スクリーンショットを撮ってそれを合成する。
iPhoneの場合、電源ボタンとホームボタンを同時押しするとスクリーンショットを保存できる。それを写真の画面に合成するわけだ。
こんな感じ。
写真そのままよりも圧倒的に画面が綺麗だ。しかも、画像を好きに変えられるので便利だ。上の写真はGPSの画面だが、八ヶ岳に登ってる途中の画面をハメ込み合成した。現実にはありえない写真もハメ込み合成なら簡単に作れる。
ハメ込み合成はかように、便利な合成方法なのである。
ハメ込み合成で全てをデイリーポータルZに
画面をハメ込み合成するということは、あらゆる画面の内容を好きなように書き換えていいっていう事だ(飛躍)。例えば、
ATMの端末。
ATMの端末にデイリーポータルZを映し出すこともハメ込み合成ならたやすい。
お金はおろせない。記事は読める。
イオンのセルフレジもデイリーポータルZに。これじゃ会計できない。
どうしたらいいんだ。
運行情報はわからない。
切符買えない。
3台全部デイリーポータルZ。
ハメ込み合成の万能感といったら!
広がるハメ込み合成の世界
画面にハメ込み合成した写真をいくつか見ていただいたわけだが、なにもハメ込み合成は画面限定の手法ではない(え?)。ハメ込み合成はもっと他にも使えるはずだ。
なに?最初の説明と違う?細かい事は考えちゃダメだ。感じるんだ。
幸楽苑のラーメンである。普通に美味くてすごく安いのが特徴。
三田の二郎に行ってきた。
幸楽苑で二郎食べちゃった!みたいな。
体重計だって、ハメ込み合成で(僕にとっては)夢のような数字に!
本当は80kg以上あるんです。
顔ハメ合成
ハメといえば顔ハメである。もちろんこれだってハメ込み合成できる。一人で三脚立てて顔ハメをするのは勇気が要るが、ハメ込み合成なら勇気は要らない。フォトショップがあればいい。
双葉サービスエリアにあった顔ハメ。
間違えた。
大きさとか位置とか全部間違えた。テヘペロ。ちゃんと顔ハメ込み合成するとこうなる。
両方とも僕だ。
不思議なことに顔ハメっていうか、顔含めて1枚の板みたいな質感になった。でもおおむね満足している。
ならばこういう顔ハメもありか
もはやハメ込み合成なのかただの合成写真なのかよくわからなくなってきたが、上の顔ハメ込み合成がアリならこういうのもアリなんじゃないか。
アメコミ合成です。ダジャレですわ。
「ハメ込み合成」って単語を初めて見たのはいつだったか。小学生の頃か中学生の頃か。じつは、それからずっと今まで気になっていた。20年以上だ。
なんでわざわざ「ハメ込み合成です」なんて注意書きを書くのか。合成だろうが実写だろうが、どうでもいいじゃないかって思った。
気になっていたので、この機会にハメ込み合成について考えてみた結果がこの記事で、なぜか僕は一生懸命アメコミっぽい絵を描いてダジャレで記事を終わらせた。
どうしてこうなったのかよくわからない。