珍しい食材は沢山買い込んでしまう
スーパーに行くときは、なるべく事前に必要な物を書き出した買い物メモを持って行きます。なぜか?それは目に付いた新作のお菓子とか余計に買ってしまうからですよ!
そういう行き当たりバッタリな買い物がこういう結果を生むのです。
丸ごとのジャイアントコーンが2本。冷凍だから日持ちするのでいいけど。
バラも結構揚げて食べたがまだ皿いっぱい残っている。冷凍だから日持ちするのでいいけど。
乾燥タイプも500g残っている。乾燥だから日持ちするのでいいけど。いいけどどうするんだよ。
日持ちはする状態のものだが、眺めていたっていつまで経っても減っていきません。積極的に食べていきます。
現地ではどうやって食べるのだろうか?
色々調べてみたところ、ジャイアントコーンが栽培されているペルーでは、スープに入れたり、茹でたり蒸したりしたものを肉料理やサラダの付け合せにするそうです。すり潰して挽肉などの具材にかけ、オーブンで焼いたグラタンのような料理もありました。
とりあえず揚げずに茹でてみよう。
おいしそうな香りがしてくるとかは特に無い。
茹で時間などは分からないので、解凍済みの物をとりあえず熱湯で2分ほど茹でてみました。
茹でられても見た目特に変化無し。
茹で上がった物を摘んでみると、表面は皮が厚めで硬く感じます。押すと弾力がある。食べてみましょう。
これ凄くうまいぞ!揚げたものよりうまいかも!
茹でジャイアントコーン。凄くうまいです。予想していたより遥かにうまかったです。
皮は少し硬く弾力があってモッチリとしていて、内部は柔らかくふっくら。味はジャガイモのようでありながら、トウモロコシの甘さも感じる。かといって、日本のトウモロコシのように強い甘さではありません。炊き立てご飯の甘さをもう少し強くしたような。そんな感じです。
現地では茹でたジャイアントコーンに硬い塩気が強めのチーズを一緒に食べるのが定番ということで、粉チーズをかけてみた。これはいい相性。うまい!
ジャイアントコーンは、よく食べる揚げたもののイメージから、揚げて食べるのが一番美味しいぐらいに思っていました。もし今度、レストランなどで「本日はジャイアントコーンがございますが、調理法はいかがなさいますか?」なんて聞かれる場面に出くわしたら、迷わず「茹でて!」と答えよう。
茹でた物を付け合せにしよう。
茹でジャイアントコーンの美味しさが分かったところで、お次はそれを付け合せとして色々な料理と食べてみます。
材料は肉、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ。そして、茹でジャイアントコーン。
ということで、料理の材料を揃えます。牛肉、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ。もう何を作るか大体わかりましたね。
コーンがトッピングで載ってくるあれですよ!
トッピングにコーンはいかがですか?
肉や野菜を炒めて、水を入れて煮て。あとは右上端に写りこむ物を投入すれば簡単に出来る。
茹でジャイアントコーンを付け合せる最初の料理は、どこの家庭でも食べるあの料理。そう、カレーです。
我が家でカレーと言うと、半熟のゆで卵を乗せるのが定番。しかし、缶詰のコーンが乗っていないと家庭不和になるなんて家もあるらしい。それは本当かどうか分かりませんが、カレーの定番トッピング具材であることは間違いないでしょう。
最近はナンとかが出てくる本格カレー屋が沢山ある。しかし、こういう市販のカレールーを使って作る家カレーも時々凄く食べたくなる。
作るのは、肉や野菜を炒めて市販カレールーを使った、普通の家のカレーです。
ライスを用意。
ソースをかけます。
比較の為に普通のコーンも用意。
カレー皿の準備が出来ました。あとはそれぞれの皿にトッピングのコーンを乗せたら完成。
ラッキョウ?いや、ジャイアントコーン。
各皿に各コーンを乗せてみたところ、ジャイアントコーンの圧倒的な存在感に圧倒されます。
こんなに違う。
白いのでコーンが乗っているというより、ラッキョウか何か大きめの豆でも乗っているようです。
さて、ジャイアントコーンを付け合せる料理をもう2品ほど作ります。
カレーにはサラダとスープがセットになっています。
水菜と刻んだニンジンを皿に盛る。
刻んだ野菜を皿に盛り、茹でジャイアントコーンを載せたら出来上がり。
こういう大きな豆が入ったサラダある。
ニンジンとタマネギのコンソメスープ。カレーの材料使いまわし。
熱々のコンソメスープに茹でジャイアントコーンを入れたら完成です。
コーンというより見た目は豆スープ。
ジャイアントコーンがドーン!うずらの卵とかにも見えてきた。
どちらもトッピングのコーンが乗っています。
ジャイアントコーンは大きさだけでなく、色が見慣れていないのでコーンがトッピングされているように見えません。
でかい。米が見えない
カレーに茹でジャイアントコーン、合うわー。
カレーへの茹でジャイアントコーンのトッピング。これまた凄くうまいです。味はジャガイモ風なので当然のようにカレーの味に合います。そして噛むとモッチリとしていて食べ応えがある。
カレーの辛さをマイルドにして、プチプチとした歯応えが楽しい通常のコーンもおいしいです。ただ、通常のコーンはちょっと甘過ぎるかもしれません。それに対して茹でジャイアントコーンは、主役のご飯と同じぐらいカレーに溶け込みます。
スープや、サラダの場合も変に甘さが目立つ事なく、うまく味に馴染みおいしい食感を追加しています。実にいい!
もっと積極的に食べてみよう
ジャイアントコーンは実においしい食材であることが分かったので、更に積極的に食べてみましょう。せっかく丸ごとのジャイアントコーンがあるから、あれやってみましょう。
ジャイアント焼きとうもろこし。
これに醤油をつけて焼きます。うまくなるのは分かっている。
大きいから焼く時間も長い
ジャイアント焼きとうもろこし作り。まずはジャイアントコーンを茹でます。
ためしてガッテン的には生から焼くのがいいらしいが、粒が大きく火が通り難いと思うので茹でてから焼く。
ちゃんと焼けるか心配になる大きさ。
醤油の香ばしい香りしてきたー。ペルーの農家の人も、まさかこれが日本で醤油塗られて焼かれているとは思うまい。
弱火で焼くこと20分。いい感じに焼き色がついて焼きあがりました。
うまそうな色になった。
夏祭りの縁日を思い出す・・ような、そうじゃない何か別の物のような。
ジャイアント焼きトウモロコシ完成です。さあ、食べてみましょう。
重い・・・
なにこれ!やたらにうまいぞ!
これからはジャイアント焼きトウモロコシ
ジャイアント焼きトウモロコシ、驚くべきうまさです。焼きジャガイモのようであり、甘みもあってモチモチとした食感もいい。茹でただけの物なら、甘みの強い普通のトウモロコシもかなり美味しいです。
しかし、醤油味にはあの甘さは強過ぎる。ジャイアントコーンの甘さと芋のような味は醤油味に最適です。食感もいい。これからは焼きトウモロコシといったらジャイアントコーンでやるべきだ!と、言ってもペルーのごく限られた地域でしか栽培出来ないジャイアントコーン。それは無理か。
もし、もぎたての生のジャイアントコーンを焼きトウモロコシに出来たらどんな味になるだろうか。いつかペルーに行ってやってみたいものだ。
ジャガイモ的な味なので、バターを乗せたらじゃがバター風になるかと思ってやってみた。これも非常にうまかったです。