手編みの鬼の面と自作のパンツで出かける!
今回はこのコスチュームで参戦する。
鬼の面については、今から4~5年前に「一生使える鬼の面を」「もうこれさえあれば、一生節分のとき鬼の面を買わずに済む!」という趣旨で編んだ。
それと服は、前回の記事
『ベネチアンマスクの鬼で節分を』で使ったものだ。
この鬼セットを自宅に常備してる身としては、すごい豆まきなんて言われたら、行かない訳にはいかないじゃないか!という思いで、この日は出かけた。
いつ節分が来てもいいように、これだけは常に自宅に揃えてある
「その辺のにわか鬼と一緒にすんな・・・」と思いすぎて
うわっ、、汗がじっとりにじみ出てる!うわー見るな!(と言いつつ撮影)
2キロの豆に、保護用メガネ
まず、入口ですごい豆まきセットを受け取る。重い。豆が2キロも入ってるだなんて、早くまいてしまいたいほどの重さだ。
入場時に受け取った豆セット。重い!
いろんな節分関連のものが。そしてメガネも。
もらったセットの中に、花粉対策用メガネも入っていた。豆まきのときに目を保護するためのものらしい。
あと2ヶ月もすれば、多少目が痒くなる(であろう)体質なので、その時また使わせてもらおうか。
これでもう安心!(「性別不詳」と言われた鬼オンメガネ。)
おしゃれメガネとしても使えるか!?いや、そうでもないか。(暑くてたまに鬼を脱ぐ)
実際豆まきが始まると、デジカメの液晶が豆で壊れるんじゃないか・・・と思ったほどに飛び交う、豆!豆!豆!
メガネがないと確かに危ない!
野球選手や女子アナウンサーが登場したり、という華やか空間
豆は凶器になる・・・・!!と、多少の身の危険を感じた。
鬼の異文化交流
それにしても、アクティブな若者がこんなに集うイベント慣れしてないため、やたらとドギマギとしてしまう。
雰囲気に飲まれてたら、同行者たちから「ちょっと他の鬼たちと交流してみたらどうだろう」との提案が。
あー、交流・・・・交流かぁ。
初対面らしい若者同士がワーワーキャーキャー言ってる様子を眺めつつ、ちょっと一緒に記念撮影をさせてもらうことにしてみた。
いや~すみませんね・・・と、間違えて乱入してきた人(鬼)みたいなことに。この人たちも初対面同士らしい。
同じジャンルのポーズを取ってみようと試みて失敗した一枚。なんだろうこれ。
身体を塗ってる人たちは「さっきから人とすれ違うときに極端に避けられる」みたいなことを言っていたが、まあそうだろう。私服で絶対に近寄りたくない。
風呂上りか
頭のカメラは動画を撮ってるらしい
そんな中、フロアの隅のほうで、落ちた豆を利用して『鬼』の文字を書いてる人たちが居た。
イベントの終盤に見たときはなくなってたが、気付かれずに踏まれてしまったのかもしれない。ちょっと残念だ。
豆習字、あたらしい!達筆!
あなたの鬼、見せてください
せっかく鬼の装いの人たちが大勢居ることだし、見せてもらおうじゃないか。鬼を。
まず、この日見た鬼の中で個人的に最も気に入ったのがこの鬼だ。いい顔。そして毛髪がリアル。
こんなクオリティの鬼の面、自宅にひとつ持っておきたいところだ。
どこに売ってるのか聞けばよかった・・・、と現在後悔中。
後頭部に、カジュアルに
上の写真の人もだが、後頭部に鬼をつけてた人も多数。
こういう鬼の使い方も意外とカジュアルでいいんじゃないか。流行ればいいのに。
おっ、いい顔!
芯がしっかりした感じの鬼
いつこのフードかぶるんだろう
雷様のコント・・・・には出てなかったか。
気難しいを通り越してなんだろうこれ
これちょっと違うんじゃないか。国が。
近年、節分時に豆を買うと付録みたいな感じで、付いてくるようになった、この小さいタイプの鬼もかわいい。
最近、豆の付録によく付いてくる小さい鬼!
節分のハロウィン化問題
どうやら近年、パーティ・仮装グッズの売り場には『節分用の鬼の仮装グッズ』が、意外と豊富になってきているらしい。
この事態に今年初めて気付いたが、一体いつからこんなことに・・・?
東急ハンズの節分グッズコーナーで買ったという虎柄パンツ
確かにこの角のカチューシャ率高い!
昔は日本にはなかったはずのハロウィンみたいに、節分もこのまま仮装イベントと化してもいいんだろうか。なんだろう、この事態は。
と言いつつ、自分もしっかり鬼の格好だったが・・・。
さいごに、「豆は滑る」!
ラスト近くなると、1トンの豆が床一面に。実際滑って転んでる人も数名見かけたが、これがまたよく滑る!滑ってちょっと面白い。
『豆は床に敷き詰めると滑る!』という、今後おそらく何の役にも立たないであろう情報を提示したところで締めとこう。
滑るよ、キケン!
洗濯後の衣類から豆が出てきた
衣類や靴にも豆は入り込んでいたようで、イベント後、予想外に服から豆が出てきたりした。ブーツの中に入り込んだ豆はいつの間にか踏んで粉々。きなこみたいなことに。
更には、洗濯後の衣類からも豆が出てきた。洗濯後の豆はちょっとやわらかくなってた。
今回使った豆についてですが、出荷に適さない大豆を宮城県の農家から買いあげ、使用した豆は堆肥にするためにすべて業者に引きとってもらったそうです。