祭りと工事現場の類似性
まずは祭りと工事現場がどれくらい似ているか、写真から比較してみよう。
祭り
工事
祭り
工事
すごく似てる、ような、ところも、あったりする。
いまいち言い切れないところではあるが、赤提灯の連なりとパイロンの整然とした並びが だいぶ(赤いところとか)似ている。
まだ工事現場がお祭りだ。とお自信を持って言うことは出来ない。しかし ここに盆踊りを踊っている人が出現したら、途端にお祭りが開催されるのではないか。
イルミネーション的工事現場
工事現場に来ました。
お祭りに来ました。
露天風呂を探して道に迷った人みたいだが、踊ってみれば祭りになるに違いない。
なってない。
アップであおりにしてもどうにもならない。
こういうのは「見える!」と言い切って勢いでごまかす手もある。 しかしあまりの出来に手が震えて打てない。キーボードの神様が許してくれない。
だから写真を大きくすることでなんとかしたい。
壁に映ると巨大化する大発見!
油断すると工事現場に現れる幽霊に。
この工事現場は場所が悪かった。100%場所のせいである。 他の工事現場ならうまくいくに違いない。
パイロンが祭り
先ほどは工事現場として少し地味すぎた。 だがここならどうだろう。
祭りだ。
工事祭りと言ってもいい。
この明かりの連なり具合、まごう事なき祭りの赤提灯。 山車(車)や実行委員(警備員)もいる。なぜ誰も踊ってないのか?
工事を祭りに変える妖怪。
あ、祭り!パイロン祭り!
歩道が狭くなる祭り。
落ち込んでるのではなくて踊っています(正確には踊るポーズをとっています)。
これはかなりお祭りに見えるではないか。 特にトリミングして小さめにするとより祭りのように見える。
細目で見てください。
孤独なダンスフロア。
こういうとき、アメリカなんかでは一緒に踊る人が続々現れて、最終的になぜかコーラのCMになったりするのを見たことがあるが、日本ではそうはならない。
この場合アメリカでもならないだろ。
また工事現場に現れた幽霊。
しかしこういったパイロンがあるとだいぶ祭りらしくなることが分かった。 そして小さくするとより祭りに見える。一種の錯視だと思う。
祭りからはじかれて祭り
パイロンのあるところが祭りらしくなるのは分かった。 分かったところで、なかなか探していくのは難しい。
パイロンだ。これは祭りだ。
でもあそこは怒られそうだ。
ちょうど良さそうなパイロン群があった。ただ道路のど真ん中。 あそこでやりたいが、やったらたぶん怒られる。
だからこっちのヒョロヒョロしたのでやります。
拳法の型?
やられた敵?
きびしい。やはりこの失敗したイルミネーションみたいなのだけでは祭りには見えにくいか。 しかもあんなに防音と書かれていてはお祭りムードも減退である。
だからといっておれの踊りは止まらない。
止まりたい。
脇からビーム。
あんまり祭りに見えないからキャプションも超適当になってしまった。
向こうで踊りたかった。
工事現場によっては祭りになる
工事現場で踊ったらそこは祭りになったかと言えば「場所による」という普通の結論になってしまうのだが、実際場所によるのだから仕方ない。
しかし工事現場で浴衣着て踊るのが祭りなら、祭りで警備員の格好をしていれば工事現場になるかというと、それは普通に警備してるだけに見えそうなのが不思議である。
帯の閉め方が終始いい加減だったことに気づいただろうか。