魔王じゃないときとやや魔王のとき
冒頭からなにを言ってるのか、自分でもよく分かってないので 整理するために写真で見てみよう。
これが魔王でない普通の状態。
魔王度10%UPの状態。
・・・つまりこういうことだ。と言われてもさすがにムリがあることは分かってる。
説明は難しいが、魔王は「黒いコートで襟を立てている」イメージがあるので どちらかというとそれに近い方がより魔王ではないかというわけである。
ただ黒いコートを持ってなかったのと、コートだと思って着た服が全然コートではなかったことで説明を難しくしている。
仕方ないので、反則技だがメイクで分かりやすくしてみよう。
普通だとなにがしたいのか分からない人だが、
こっちはだいぶ魔王。
これなら多少分かりやすくなったと思う。 襟が立ってるのと立ってないのとでは魔王度が断然違うのだ。
こういう日常のちょっとした違いで魔王に近づく要素はなにかを探ろうということである。
黒手袋と杖代わりの傘
ただ魔王かつ日常的にありえる状態を考えるとその要素はかなり限られてくる。 自分の中の魔王のイメージから捻り出してようやく出てきた物がこれだ。
手袋と傘。
魔王は素手じゃないだろうな、ということで手袋。 傘は杖代わりである。
本当なら傘はもっと長くて黒い高級そうなのが良かったが、 駅で無料貸し出ししてるものにわがままは言えない。
「あっダメだ」
写真を確認したときに思わずそう声が出てしまった。 デジカメの液晶に映ったのは普通に人である。
威厳みたいなものを出すためにややあおりで撮ってみてるが、 さっきより若干寒そうな感じになっただけで正直きびしい。
魔王ぽい人を真似て
自分の魔王イメージが貧弱すぎるので参考資料が欲しい。 ただ普通に魔王を調べると当然ながら本物の魔王ばかり出てきて参考にならない。 人でかつ魔王みたいな人物でないと真似が出来ないから。
そこで思いつくのがソプラノ歌手の岡本知高氏である。 有名な方なのでテレビで見たことある人も多いと思うが、 知らない方はぜひ画像検索していただきたい。 納得の魔王らしさなので。
髪立てて。
着込んで。
岡本氏の魔王らしさを検証すると、衣装はどうにも出来ないから考えないとして、 やはり上向きの三角形に立たせたヘアスタイルとその恰幅の良さが上げられる。
そこでムースで髪を立たせ、重ね着して膨らむことで再現してみた。
なにがしたかったんだっけ。
写真を撮るときは魔王のことをハッキリ考えながら撮ってるのに、 撮った写真を確認するとなにがしたかったのか分からなくなってしまう。
そもそも魔王としての素養が無いように思える。 実力しかり人間関係しかり。魔力もなければ子分もいない。
ポージングも重要だと思うが、
それらしいポーズをしてもどうにかなるわけでもない。
「あれ?雨・・?」みたいなポーズが魔王らしいかと思ってやってみるも、 もう全然魔王とは関係ない方向に行っちゃってるから焼け石に水。
どちらかというとスネオ。
見失ったというより最初から見えてなかった結果。
ここまでやって気づくことは、もはや魔王がどうとかより、 こういうメイクをキッチリやるのは大変だと言うことだ。 やっぱりプロはすごいわ。
メンバーを増やしてみても焼け石に水Ⅱ。
探ってみたら、あんまりなかった
面白いダジャレを思いつき、先に誰か言ってないか検索する。 そしてよし大丈夫だと満を持してツイッターでつぶやくと、 期待に反して誰からも反応がない。その結果、それが別に面白くもなんともない、そもそもダジャレにすらなってないことに気づく。
つまり今回のはそういうことだった。というのもやはり無理がある。
落ちていたバラン。名前もたたずまいも圧倒的に魔王らしい。