特集 2011年10月8日

初めての佐渡島

佐渡で観光をしてきました。
佐渡で観光をしてきました。
佐渡島といえば、金山があって、トキがいて、たらい舟があるところ。あとは佐渡おけさとか。

そのくらいしかイメージできない場所なのだが、なんとなく以前から引かれるものがあり、機会があれば一度いこうと漠然と考えていたら、その機会がやってきた。
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー)

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友人の帰省についていく佐渡島旅行

佐渡島へと一緒に行くのは、当サイトのプープーテレビなどでおなじみの宮城マリオさん。鬼ヶ島っぽいが佐渡島だ。

きっかけはあまり覚えていないのだが、赤羽のサイゼリアで昼間から飲んでいたら、そういう話になっていた。

宮城さんのお母さんが佐渡島出身で、宮城さん自身も佐渡生まれ。定年後に佐渡へ帰っているご両親に会うための帰省についていくのだ。
宮城マリオさん。実は今までほとんど話したことがない。で、いきなり佐渡旅行だ。
宮城マリオさん。実は今までほとんど話したことがない。で、いきなり佐渡旅行だ。
佐渡へ行くフェリーには、スイートルームなんてあるんですね。
佐渡へ行くフェリーには、スイートルームなんてあるんですね。
佐渡島へいく方法はいくつかあるそうだが、今回は新潟港から車ごとフェリーに乗って、佐渡島の両津港へと渡るルート。所要時間は二時間半くらいで、運転疲れをとるのにはちょうどいい休憩タイム。

このフェリー乗り場に着いて、はじめて佐渡の地図をちゃんと見たのだが、島の中に湖やダムがあったり、温泉がたくさんあったり。空港もあるのか。
佐渡島、持ちやすそうな形ですね。
佐渡島、持ちやすそうな形ですね。
フェリー乗り場を越えるとすぐ湖という地形に引かれる。
フェリー乗り場を越えるとすぐ湖という地形に引かれる。
私がイメージしている「島」と、もしかしたら佐渡はだいぶ違うのかもしれない(自転車で一周できるくらいの大きさだと思っていた)。

フェリーですでに旅行気分満喫

新潟港から朝六時に出る始発のカーフェリーに乗り込んだのだが、この時点でテンション全開。

離島というものに行くのがまったくのはじめてだし、カーフェリーも神奈川と千葉をつなぐ東京湾フェリーしか乗ったことがない。

陸続きの場所へいくのとはまったく違う、本格的な旅気分。自宅から佐渡まで8時間。ちょっとした海外くらいなら余裕でいける時間を掛けて、行く先が佐渡島というのも、なんだかスローで気分がいい。
車で大きなフェリーに入っていくという、「おおごと」な感じに変な汗が出た。
車で大きなフェリーに入っていくという、「おおごと」な感じに変な汗が出た。
ジェットフォイルという乗り物だと、65分で着くらしいです。
ジェットフォイルという乗り物だと、65分で着くらしいです。
畳張りの二等客室に寝る場所を確保。 軽くご飯を食べようとしたら、「スナックおおさど」という、意図的ではないレトロな空間が広がっていた。
3時間も滞在しない船内にスナック。フェリーってみんなこうなのかな。
3時間も滞在しない船内にスナック。フェリーってみんなこうなのかな。
ほろ酔いくらいならともかく、フェリーの中でちどりあしってどうよ。さすが佐渡。
ほろ酔いくらいならともかく、フェリーの中でちどりあしってどうよ。さすが佐渡。
体内時計では深夜で、電子時計では朝6時。軽いものをと思いつつ、カレーバターラーメンが気になる。
体内時計では深夜で、電子時計では朝6時。軽いものをと思いつつ、カレーバターラーメンが気になる。
「ほら、佐渡バター使用だから」と自分に言い訳をして注文。締めにご飯をぶち込みそうになった。
「ほら、佐渡バター使用だから」と自分に言い訳をして注文。締めにご飯をぶち込みそうになった。
全く揺れないフェリーの上から穏やかな海を見て、天気のよさに感謝。デッキからの視界が想像以上に高くて気持ちがいい。

飛んでいる海鳥が、全部トキに見えた。
フェリーの一番後ろから見る海がおもしろかった。ゴゴゴゴー。
フェリーの一番後ろから見る海がおもしろかった。ゴゴゴゴー。
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佐渡島って大きい

横になっても気分がまだ高ぶっていて、でも体は疲れていて、なんとなくウツラウツラできたかなという頃に、もうすぐ到着というアナウンスが流れてきた。

デッキに出てみると、すでに佐渡島の全体が見えないほどに近づいていた。
島の全体が見たかったのに。
島の全体が見たかったのに。
島の両端が見えないほど近づいたのだが、それでも距離はぜんぜん遠い。なんとなく山手線一周くらいの大きさだと思っていたが、どうやら佐渡島は想像以上に大きな島のようだ。実は一周200キロ以上だとか。

今更だが、当サイトライターの三土さんが作った地図を比べるサイトで確認してみたら、佐渡島の両端は、千葉の野田から神奈川の横浜くらいの距離があった(こちら)。そりゃ大きいわ。

ほぼ自給自足ができる島

両津港からフェリーを降りて車を走らせてみると、すぐに佐渡島の広さを実感することになる。

海からちょっと離れると、島の中とは思えないスケールで田んぼがドーンと広がっており、その向こうには立派な山々。さっきのフェリーが何らかの理由で、山形の酒田港へと来たのではという疑いを一瞬持ったほどに広い。

あ、私が佐渡のスケール感を間違えているのは、山形の飛島へいった人の話を聞いたことがあるからだと気がついた。それと最近テレビで見た小笠原諸島が混ざっているな。
島なのに平野がある!
島なのに平野がある!
島なのに田んぼがある!
島なのに田んぼがある!
子供のころから何度も佐渡にきている宮城さんの話だと、佐渡は自給率が高いそうだ。

島なので海産物が水揚げされるのはもちろんだが、平野があるので田んぼや畑もあるし、春の山に登れば山菜もたくさん。船で食べた佐渡バターを作っている牧場も、日本酒の酒蔵もある。
佐渡牛乳はトキのパック。宮城さんに言われるまで鶏だと思っていたけど。
佐渡牛乳はトキのパック。宮城さんに言われるまで鶏だと思っていたけど。
コーヒーのパッケージは想像以上に普通だった。
コーヒーのパッケージは想像以上に普通だった。
その気になれば島内の食べ物だけで生活ができるらしい。

佐渡、島というか、もはや私の中では一つの独立国となった。

佐渡市という地方の街

しばらく車を走らせて、佐渡のメインストリートへとやってきた。

道路沿いには、地方都市で必ず見る系のお店がズラリと並んでいた。

「見覚えのある景色」ではなく、「どこにいっても見る景色」というやつだ。
こういう道、見覚えありますよね。
こういう道、見覚えありますよね。
ざっと確認しただけでも、コメリ、はなまるうどん、カメラのキタムラ、洋服の青山、ダイソー、ミスタードーナツ、モスバーガー、ファッションセンターしまむら、アメリカ屋、ほっともっと、ツタヤ、プロミス、武富士などなど。

島内のどこかに池袋の有名なラーメン屋の大勝軒佐渡店もあるらしいよ。
ユニクロはないけれど、しまむらとアメリカ屋はある。
ユニクロはないけれど、しまむらとアメリカ屋はある。
コンビニはセーブオンがそこらじゅうにあった。ファミマも一回見かけたよ。
コンビニはセーブオンがそこらじゅうにあった。ファミマも一回見かけたよ。
「ここはマグロが築地直送だからおいしいのよ!」っていうお客さんの会話が聞こえた回転寿司で昼飯(サイトをみたら、本当だった)。
「ここはマグロが築地直送だからおいしいのよ!」っていうお客さんの会話が聞こえた回転寿司で昼飯(サイトをみたら、本当だった)。
イクラに金箔が乗っていて一瞬悩んだが、佐渡といえば金山だよなと納得。佐渡のお米を使ったシャリがうまかった。
イクラに金箔が乗っていて一瞬悩んだが、佐渡といえば金山だよなと納得。佐渡のお米を使ったシャリがうまかった。
さっきまで、「佐渡は独立国だ!」なんていって喜んでいたが、このメインストリートを見る限り、佐渡市という一つの街でもあるようだ。

佐渡の人にとって佐渡に住むということは、離島暮らしという感じではなく、普通に地方での暮らしという感覚なのかもしれない。

寿司の帰り、ミスタードーナツがちょうど100円セールをやっていて、ついつい入りそうになった。
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たらい舟操縦士の資格をとった

今回の旅の目的は、別にどうしても釣りたい魚があるとかではないので、だいたい普通に観光をして過ごした。

最初にいったのが、たらい舟。たらい舟というのは、文字通りたらいでできた舟で、小回りが利くから今でも佐渡の漁師がアワビやサザエを捕るのに使っているそうだ。
たらい舟を使っている漁師が知り合いにいないので、観光としてやっているたらい舟に乗る。
たらい舟を使っている漁師が知り合いにいないので、観光としてやっているたらい舟に乗る。
海女さんの格好ではなく、佐渡おけさっぽい格好をしたお姉さんが漕ぐらしい。ストッキング履いている。
海女さんの格好ではなく、佐渡おけさっぽい格好をしたお姉さんが漕ぐらしい。ストッキング履いている。
このたらい舟は、希望するとお客さんにも漕がせてもらえる。和船の場合、櫂(かい)は船尾にあるものだが、たらい舟は櫂のある方が進行方向となる。

櫂で押すのではなく、引っ張って進む感覚が新鮮。楽しいので不忍池とかにもスワンボートに混ぜて置いてほしい。
櫂を逆手に持って、クネクネと練るようにして進む。
櫂を逆手に持って、クネクネと練るようにして進む。
進行方向に立って漕ぐ。一寸法師になった気分。
進行方向に立って漕ぐ。一寸法師になった気分。
港にポツンと人がいて、なにかと思ったら有料の記念写真を撮る人だった。
港にポツンと人がいて、なにかと思ったら有料の記念写真を撮る人だった。
ちなみに宮城さんとそのお父さんと観光しています。
ちなみに宮城さんとそのお父さんと観光しています。
舟がある程度漕げると、こういうポップな札が渡される。
舟がある程度漕げると、こういうポップな札が渡される。
この札を持って受付にいくと、「たらい舟操縦士」の免状がもらえる。履歴書に書きたい資格だ。
この札を持って受付にいくと、「たらい舟操縦士」の免状がもらえる。履歴書に書きたい資格だ。
こういう観光らしい観光ってあまりやったことがないけれど、前向きに楽しむことが肝心ですね。おもしろかった。

宿根木にやってきた

佐渡観光の第二弾は、宮城さんのお父さんオススメの宿根木という場所。自分ひとりだったらまずこない文化的観光スポット。

佐渡は金山を擁していたこともあり、昔から金銭的にも文化的にも豊かで、能の舞台や神社仏閣が多数残っており、 宿根木はそんな佐渡の中でも、鎌倉時代からの古い街並みを残している場所らしい。
ものすごい人工密度。屋根に石が乗っているのはなんだろう。
ものすごい人工密度。屋根に石が乗っているのはなんだろう。
ここの古い家々は、旅館や料理屋などの観光施設になっているところも多いのだが、そんまんま民家として代々住んでいる家も多い。

観光地なのに生活感たっぷり。ふと見上げると洗濯物が干してあったりして、さながらヨーロッパあたりの歴史あるどこか(具体的な地名が一つも思いつかなかった)みたいだ。
水路と路地が入り組んだ町が残されている。
水路と路地が入り組んだ町が残されている。
観光客がウロウロする道の前に溢れだす生活感。宿ネギ。
観光客がウロウロする道の前に溢れだす生活感。宿ネギ。
神社仏閣は宿根木以外にも、佐渡のあちこちにある。
神社仏閣は宿根木以外にも、佐渡のあちこちにある。
ちゃんと花が活けてある。
ちゃんと花が活けてある。
いい意味で水木しげるの世界。
いい意味で水木しげるの世界。
おおらかな祭り。
おおらかな祭り。
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佐渡観光ダイジェスト

今回の旅は、金曜の朝に佐渡につき、月曜の昼過ぎに佐渡を出るというスケジュール。

けっこうびっしりと観光をしたので、その模様をダイジェストでご紹介。

佐渡といえば金山だ

佐渡といえば金山ということで、砂金採りもやってみた。

佐渡金山は平成元年の3月に鉱量枯渇により採掘を終了しているが、観光施設という形での金山は残っている。

平成元年ってつい最近のことのようだが、22年も前なのでそこそこ前の出来事か。
「必ず採れます採らせます!」という、夢があるんだかないだかよくわからないコピー。メールだったら絶対スパム。
「必ず採れます採らせます!」という、夢があるんだかないだかよくわからないコピー。メールだったら絶対スパム。
実は佐渡なら天然の砂金が採れるだろうと、こういう専用の皿を通販で購入してきたのだが、ここで満足したので出番なし。
実は佐渡なら天然の砂金が採れるだろうと、こういう専用の皿を通販で購入してきたのだが、ここで満足したので出番なし。
砂金がキラーン。これを金の買い取りショップに持っていってみようかな。
砂金がキラーン。これを金の買い取りショップに持っていってみようかな。
370円で売っている飴の中に、頑張って採った金の何倍も入っているぞ。
370円で売っている飴の中に、頑張って採った金の何倍も入っているぞ。
夢中になって採った金は、冷静に考えると回転寿司で食べたイクラに乗っていた量より少ないような気もするが、こういうときこそプライスレスという言葉を使いたい。

佐渡おけさ講習会

続いては、佐渡おけさ講習会。軽い気持ちで申し込んだのだが、参加者が我々だけで、ほぼワンツーマンの個人レッスン状態。

二時間連続の佐渡おけさ、超ハード。
佐渡の人はみんな踊れるのかと聞いたが、「そんなことはない」そうだ。
佐渡の人はみんな踊れるのかと聞いたが、「そんなことはない」そうだ。
ものすごくできの悪い生徒だったが、どうにか修了証をもらった。なんだか資格が増えていく旅だ。
ものすごくできの悪い生徒だったが、どうにか修了証をもらった。なんだか資格が増えていく旅だ。
すでに曲も踊りも覚えていないが、踊っている輪の中に入れば、なんとなく踊れるくらいには染みついたような気がする。

もし今後、佐渡の住民となったとして(なりたい)、佐渡おけさを踊る機会があっても、これで恥をかかなくてすみそうだ。

佐渡といえば海だ

佐渡にいったのは九月中頃で、海水浴シーズンはだいぶ過ぎているのだが、せっかくなのでちょっとだけ海に潜ってみた。

南国のサンゴがあるような海とはちょっと違うけれど、島だけあって透明度が半端じゃない。
底が丸見えの磯。来年は夏に来ようかな。
底が丸見えの磯。来年は夏に来ようかな。
クラゲがいるシーズンなので、露出度の低い水着です。
クラゲがいるシーズンなので、露出度の低い水着です。
派手な魚はいないけれど、これぞ北の海(相撲取りではなくて)っていう感じで好感が持てる。
派手な魚はいないけれど、これぞ北の海(相撲取りではなくて)っていう感じで好感が持てる。
どう考えても刺しそうなクラゲがいたので、すぐにシュノーケル終了。
どう考えても刺しそうなクラゲがいたので、すぐにシュノーケル終了。
普通に観光をしていると、ここが離島であるということを忘れてしまうくらい大きな島なのだが、ちょっと海に潜ってみると、その透明度からここが離島であることを強く感じる。

そんな場所なので、魚は当然うまかった。ぜひカニの時期にも来てみたい。
佐渡在住の人に居酒屋へ連れて行ってもらった。
佐渡在住の人に居酒屋へ連れて行ってもらった。
活きたアワビとか、採れたての甘エビが当然のように出てくる。
活きたアワビとか、採れたての甘エビが当然のように出てくる。
ちなみに佐渡では魚が豊富にとれすぎるので、骨だけ残してきれいに食べたりはせず、食べやすいところだけ食べる人が多いという話を聞いた。

私の大好物であるカワハギの肝も食べないのがスタンダードらしい。そういえば回転寿司でカワハギを頼んだら肝が乗っていなかった。もったいなーい。

佐渡には温泉もある

まったく温泉というイメージはなかったのだが、佐渡には何箇所も温泉があったので、滞在中のお風呂はすべて温泉で済ませた。

たっぷり観光をして、ゆっくり温泉入って、うまいものをたらふく食べるという毎日。
温泉に長く入るのは苦手だけど、温泉に入るという行為は好き。
温泉に長く入るのは苦手だけど、温泉に入るという行為は好き。
佐渡農協のコップが「ご自由にお持ちください」だったのでもらった。かわいい。
佐渡農協のコップが「ご自由にお持ちください」だったのでもらった。かわいい。
見晴らしが良すぎて、いろいろハラハラする温泉だったが、外からは見えないガラスだった。
見晴らしが良すぎて、いろいろハラハラする温泉だったが、外からは見えないガラスだった。
ここのラーメン、「普通にうまい!」とみんなが絶賛していた。
ここのラーメン、「普通にうまい!」とみんなが絶賛していた。

佐渡はいいところ

観光スポット以外でも、佐渡はどこにいても気分がいい場所だった。天気に恵まれたというのもあるけれど、もっともっと滞在したかった。

旅の後半は、「佐渡に住むにはどうしたらいいか」というのが、一番の話のテーマだった。干物屋でもやるか、とか。
※どこにいってもすぐ住みたくなるタチですが。
大きな声で挨拶してくれる子供達。
大きな声で挨拶してくれる子供達。
湖は横を通っただけだが、時間を掛けて探索したい雰囲気。
湖は横を通っただけだが、時間を掛けて探索したい雰囲気。
こういう小川に、アユがじゃんじゃん遡上しているんですよ。
こういう小川に、アユがじゃんじゃん遡上しているんですよ。
そういえばトキはまったく見なかった。住んでいる人も、ほとんど見る機会ないらしいよ。
そういえばトキはまったく見なかった。住んでいる人も、ほとんど見る機会ないらしいよ。
島なので、海から昇る朝日も、海に沈む夕日も見られる。
島なので、海から昇る朝日も、海に沈む夕日も見られる。
さようなら佐渡。来年も里帰りならぬ佐渡帰りしたい。
さようなら佐渡。来年も里帰りならぬ佐渡帰りしたい。
また佐渡に来ることは当然として、問題はいつ来るかである。

春は山菜が採り放題だし、夏は海で泳ぎ放題。秋はキノコが採り放題で、冬はカニが街に溢れているそうだ。

佐渡、いいなあ

いろいろ回ってみたけれど、これでも佐渡の楽しさのほんの一部。釣りの噂だけでも、10キロ以上あるイカが釣れたり、アユの友釣り天国だったり、ナマズがルアーでバンバン釣れたり、尺越えのイワナがいたりするらしい。

佐渡は滞在すればするほど、行きたい場所、やりたいこと、会いたい人が増えていき、いつまでもいつまでも滞在したくなる場所だった。

竜宮城ってこんな感じだったのかもしれない。
遠くに30年後の俺が歩いている。
遠くに30年後の俺が歩いている。
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