特集 2011年9月12日

観光局めぐりで、旅行計画

ずっと海外旅行に行ってない。
最後に行った外国はどこだろう。どこだっけ。もう忘れた。多分、4、5年は行ってない。

異国に行って、日本で身体にしみ込ませた「常識」が、パッカーンと覆される時は、いつも楽しい。そういう刺激を受けたい。そろそろ国外脱出したい。
アア。思い詰めて胸が潰れそうだ。毎日毎日、パソコン前とヨガ教室とスーパーマーケットをぐるぐるぐるぐる、町内だけで済んでいる人生なんてイヤだあ。もう飽きたんだあ。なんでこんなつまんない人生になっちゃったんだろう。
ああ、出かけたい。でもあんまお金ない。出かけたい。あんまお金ない。シクシク。

…いかんいかん。あくまで「行く」ことを前提に、慎重に、行き先探しをしてみようじゃないか。
じゃあ、まず、前々から行ってみたかった、都内観光局めぐりでも、してみるか。

行きたい国の候補、台湾・韓国の観光局を中心に、グーグルでマッピング。新宿、日比谷、有楽町あたりを、ポテポテ歩いてみた。
待ってろ、海外のパンフレット!
埼玉生まれ。電子書籍『初恋と座間のヒマワリ』(リイド社刊)発売中。最近、ほぼ毎日ブログを更新していますので、良かったら読んでください。

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台湾でパンフもらいまくり

まず最初は、新橋から徒歩で5.6分くらいの、台湾の観光局へ。
ビルの中にあったのだが、外に看板はなし。恐る恐るエレベーターをあがると、ポスターや置物があったりして、部屋には入りやすかった。
観光局って、こういう「ビルの一室」系が多いようだ。
部屋には、ばーっと無料情報誌、フリーペーパー、チラシがあって、閲覧のみの書籍も。
カウンターがあって、詳しいことを知りたければ、窓口の人に観光相談も出来るようだった。
ひっきりなしに電話がかかってきていた。遠方の人からの問い合わせなのだと思う。
いろんなパンフレットがあった。厚みのあるものから簡単なものまでたくさん。『ブロガーから見た台湾』てな小冊子も。
台湾薬膳、台湾素食(ベジ食)、いいねえ。健康のために旅に行くっていいな。
ウエディング記念写真を、景勝地で撮影するための案内パンフも。絶景過ぎてコワイ。
台湾アイドルが歌う観光キャンペーンCDや、電車のパス(既に50元ぶん入金済み)もテイクフリーであった。気前いいなあ、台湾。
パンフをじろじろ読む。
お化粧して変身する写真館は有名だけど、男性の女装のために、大きなサイズを用意している、というのは知らなかった。女装ファンは、行くと楽しいのではないだろうか。
あと、台湾人は文房具が好きで、変なデザインの文房具がたくさんあるとか、テイクアウト文化が発達していて、ケーキを買うと皿とフォークとナイフまで付いて来るとか、かき氷も持ち帰れるとか、コネタを読むたび、興奮してしまった。なんだかよくわからないけど、メモ、メモ。
世界のマイナー音楽を扱ってる『小白兎レコード』に行ってみたいと思った。日本テーマの居酒屋『不二家居酒屋』にも。
「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルにもなった、『九扮』への交通情報も置いてあった。現地のバスの出発時間が分かるのって便利。

台湾には、一度だけ行ったことがある。あの時は突貫ツアーだったので、屋台でごはん食べたら終わり、てな無茶なスケジュールだった。今度行くなら、ガッツリ調べたい。無料冊子のほか、雑誌、ガイドブックを見て、分からないことは、ここできけばいいのね。よし。気合い!

韓国は、人気なんですね

お堀のまわりは、警棒を持ったおまわりさんがいっぱいいて、何も後ろ暗いところがなくても、緊張しちゃうなあ。
とか思いながら、次は、帝国ホテルの近所にあるビルに入ってる、韓国の観光局へ。
銀色の玉のオブジェがあるビルです。やはり一室系。
無料の分厚い冊子があったんですが、巻頭に「道に迷っても幸せ」という記事が…、まあ「どこに行っても楽しいよ!」っていう意味はなんでしょうけど、ガイドブックとしては、どうなんだろう。
海外で行われるフェスに行きたいですね。しかし、『ホヤ投げ』…? 痛くない? あと『たこの中の真珠探し』とは!?
松茸まつりも、いつか行きたいのです。韓国松茸って日本のより安いし、気軽にパクパク食べられるんじゃないのかしら。夢の祭りですよ。
ビューティ、エステ、テンプルステイ、メディカルツアーなんてもののパンフもあった。海外に行って、生まれ変わりたい、っていう気持ちは、すごく分かる。
なんというか、こう、韓国には、『今ってブームだし、努力しなくても観光客来ちゃうから、困ってないんですよねー」という雰囲気を感じてしまった。
韓国スターの雑誌が閲覧出来たので、ぼやーっと読んだ。KPOPスターゆかりの店の紹介とか…、確かにこういう情報は、近所の本屋に平積みになっている。観光局まで行く必要ないよね。
松茸祭りに行きたい、とか、そういう特殊な場合には、相談に来るといいと思う。

香港は帝国劇場のとなり

香港の観光局へ行こうとしたら、女の子たちがズラーっと並んでた。
よく見たら、香港があるのは、帝国劇場とつながっているビルで、
帝劇に出る「スターさん」の入り待ちを、していたのであった。
シブくてかつモダンな建物。

ビルの中は、独特な雰囲気。やたら通路が広くて、会員制の理髪店やら、海外の航空会社やら、テナントに入っていた。
さすが観光都市香港の観光局、と思いながら入る。香港情報のフリーペーパーのバックナンバーが揃っていたので、むさぼり読んだ。
香港に世界初のアニエス・ベーのカフェが出来たとか、口の中ではじけるお菓子を使ったカクテルを出す店がある、とか…。そんなことを、黙々とメモしていく。
ガイドブックは、2年前、何かのイベントでもらったものと変わってなかった。でも美味しそうな食べ物の写真をながめるのって、それだけで幸せ。
香港ってワインが人気で、香港産ワインもあるんですって。知りませんでした。あと香港ディズニーランドって、貸し切れるらしいですよ。値段表も書いてあった…。

資料を読みこんでいくと、ああ香港もいい、香港もいいなあと思えてくるのであった。
練乳とマーガリンの付いたパン(香港定番メニュー)とか、さりげなく食べたい。肉のせゴハンでもいいけどさ…。

タイフードは好きだけど、タイに行ったことがない

次に、こんなにタイ料理が好きなのに、なぜ一度も行ったことないんだろう、と自分を責めたくなるタイです。
入室したら、「こんにちは」と、男性スタッフが笑顔で声をかけてくれました。さすが微笑みの国。
「タイフード」という小冊子は、日本語とタイ語併記。現地で指差し注文が出来るようになっている便利そうな本です。そしてここにも時刻表のコピーが置いてありました…が、難しいなあタイの文字。

ここでも、フリーペーパーのバックナンバーを、読み倒す私。
私が気になっていたタイのミュージシャンが、いつのまにか映画監督になっていたので(『ガンコー・ガット』という作品)、観てみたいなあとチェックしたり。Greenのチャリティーソングのタイ語版が出てることを知ったり。
やっぱり海外情報のフリーペーパー面白いな~、日本のネットで噂にならないことが書いてあるんだよなあ…と、しみじみ思いましたよ。
紙の情報って、ネットで話題になるものと、別モノなんだよなあ。

ついでに行ったよ、シンガポール&マレーシア

タイ観光局に近かったので、シンガポールとマレーシアの観光局の入っている、一階に鹿児島のアンテナショップの入っている店へ。
ついでに鹿児島もチェックすれば良かったな。
ついでに鹿児島もチェックすれば良かったな。
やはり食べ物の写真に萌え萌え。
チキンライス! バクテー! フィッシュヘッドカレー!

閲覧資料はほとんどなかったので、冊子とパンフだけもらって、帰りました。

どの観光局が魅力的だったか

どの観光局が良かったか、と考えると、
・小冊子、リーフレットの充実していた台湾
が一番だったんじゃないかと思う。
でも、
・韓流ファンなら、雑誌閲覧で、数時間はつぶせそうな韓国
・フリーペーパーのバックナンバーが充実している上、コピー機設置してた香港
・リゾート風の内装がイカしていて、観光気分を盛り上げてくれたタイ
も、なかなか良かった。

いやあ、どこに行こう。
とりあえず、パンフを穴があくほど眺めるぞ…!

台湾観光協会
東京都港区西新橋1丁目5-8 川手ビル3F

韓国観光公社
東京都千代田区内幸町1-1-7 NBF日比谷ビル16F

香港政府観光局
東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル2F
タイ国政府観光庁 東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル南館2F

シンガポール政府観光局
東京都千代田区有楽町1-6-4 千代田ビル8F

マレーシア政府観光局
東京都千代田区有楽町1-6-4 千代田ビル5F

(以上の観光局なら徒歩でまわれます!)
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