こんにちは。佐伯です。
かつて好きだったものが好きじゃなくなることがあるように、好きだと思っていたものが実は好きではなかったこともあります。私の場合、それは羊羹でした。
結構ずっと『自分は羊羹が好き』と思い込んでいましたが、先日ふと、羊羹を食べながら感じたのです。『好きって言うほど好きじゃないかも』と。
そういえば、記憶をさかのぼってみても、羊羹の味に心を奪われた瞬間を思い出せない。
いや、でも、好きじゃん。好きなはず。
…何が？
…何がって、そりゃ、例えば、羊羹の重みや造形、和菓子界における堂々たる存在感、保存食としての有用性、そしてとらやの店構えと、かっこいい虎のマーク……。
味は…
味は…
ここまで考えたところで、次の言葉が見つかりませんでした。
羊羹は美味しいと思います。ただ、それって客観的な感想であって、本心じゃない。
あとは味だけ好きになれば、わたしと羊羹の関係は続いていたはずです。でも、気づいてしまったから。
味に魅力を感じられない食品を好きと言うのは、わたしのポリシーに反します。
今はただ、好きだったはずなんだけどなーとか、好きでいたかったなーとか、でも味が好みじゃないんだよなーとか、まぁそもそも餡子系ってそんなになんだよなーとか、ぐるぐると思っています。
羊羹を通してそういう憂いを感じることがあるんですすね。
さて、本日の記事はこちら。
玉置さんは、キャンプでチャパティ作り。
直火に当ててプワーッと膨らむチャパティの姿がたまりません。美味しそー。記事中に出てくる貝のカレーも気になります。チャパティと貝カレーが振る舞われるキャンプ、夢のようですね。
トルーさんは、布がかかった鉄塔の謎に迫ります。
散歩中に遠くから見えたというその鉄塔。トルーさんはわざわざ麓まで行くのですが、ここでパッとスマホで調べないところが良いですよね。生きてるって感じがします。
それではみなさん、良い1日をお過ごしください。
