編集部 石川です。こんにちは。
朝からこのみどころを書いておりますが、ところで「朝っぱらから」のパラってなんでしょうね。パラシュートのパラはイタリア語で「守る」だそうです。朝っぱら=「朝を護る者」みたいなファンタジーな概念なのでしょうか。
調べてみると、腹なんだそうです。朝食前の空腹が「朝っぱら」。朝食を食べてしまうとそれはもう「朝っぱらから」とは言えないことがわかりました。
朝っぱらからひとつ勉強になったところで、本日の記事はこちらです。
まずは斎藤公輔さんの腕木通信。腕木通信というのはかつてフランスで使われていた通信方法。手旗信号に似ていますが、これは塔の上に備え付けられた巨大な装置を手動で動かして行います。でかいぶん遠くまで見えるという。
それをコンパクト&電動化しました。
これが自動で動くというだけでもうたまんないのですが、最終的には受信側の自動化、つまりAIを使って自動で読み取りするところまでできるようになっていました。デイリーポータルZきってのガチ勢、さすがです。
そして大北くんの記事はお菓子について。小麦粉と卵、牛乳を使ったお菓子が世の中に無限にあります。無限にあるがゆえに、この3つの材料を使って適当に何かを作ったら、既存のお菓子のいずれかに当てはまってしまうのではないか、という実験です。
見たことあるような内容なお菓子がたくさん出てきます。しだいに「お菓子のおいしさはもっちりではなくスカスカした食感だ」ということに気づきます。「お菓子の歴史を見ているよう」と担当編集の安藤が言ってました。
そして16時のトルーも食べ物の研究。北海道の焼き印を作って何でもおいしそうにしています。
自分で焼き印から作る手の込みようです。しかも真鍮から削り出しで。「リューターのビットに名前をつけてるところが、どうでもいいのですがよかった」と担当の藤原が言っておりました。
というわけで改めて本日のラインナップ。
では今日も楽しい一日を!