こんにちは！ 編集部の古賀です。
まいにち無料の記事を配信しているデイリーポータルZ、その制作料の一部は有料の会「はげます会」の会費でまかなわせてもらっています。
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限定公開されたなかから一部を（ほんの一部ではありあますが）無料公開します。
ウェブマスター 林雄司：「悪い人」研究
マナー啓発ポスターの「悪い人」に注目している。
その手のポスターには迷惑なことをしている人が描かれている。
それってつまり、世の中の『こういう人が迷惑なことするよね』という暗黙の了解を描いているのだ。ステレオタイプだ。
マナー看板からステレオタイプをあぶり出していこう。（林雄司）
※本稿はマナーについて論じるものではなくて、マナー違反をする人として描かれているイメージに注目してあれこれ言う原稿です。
10年以上前の写真。赤い文字が消えてしまったのが面白くて撮ったのだが、ゼロ年代の悪い人が描かれている。セカンドバッグだ。
やっぱりまだセカンドバッグだ。そしてこんどはヒゲである。
マナーが悪い人は意外にスーツを着ている。このあともスーツの悪い人は多いので『身なりのいい人に限ってさ…』というステレオタイプが透けて見える。
カジュアルなファッションの悪い人は珍しい。キャップを目深にかぶって、金髪である。
さっきのスーツと組み合わせると、スーツでキャップだとパーフェクトだ。グリコ森永事件で防犯カメラに写ってた人だ。
時代が下ってスーツの悪い人。こんどはセカンドバッグではなく取っ手がついたカバンを持っている。2020年代にセカンドバッグはジョークグッズの扱いだからな。
表情もステレオタイプな悪い顔ではない。「あなたは気づいてないかもしれませんが、知らないうちに迷惑をかけることがあるんですよ」というニュアンスが感じられて、時代の進化を感じる。
迷惑の種類が変わってきた。迷惑をかけている人も七三分けでメガネ、「悪い」というステレオタイプにはいなかったタイプである。善悪の二項対立の時代ではなくなった。
歩きスマホやめようという新しい迷惑の登場。ここまですべて男性だったが、それも変わってきた。
一部を公開しました！ 会員の方はこちらからフルバージョンも覧いただけまーす！
編集部 安藤昌教：営業日報
11/XX
はげます会用に「5000円持ってカメラのフィルムを買いに行く」という記事を書いたところ、橋田さんが家で見つけたといって期限切れのフィルムをくれた。
いま、若者の間では期限切れフィルムが流行っているらしいのだ。期限の切れたフィルムは写りがぼんやりしたり色が褪せていたりしてかっこいいのだとか。あと、安い。
橋田さんからもらったフィルムは20年くらい切れていたので最高に退色してかっこいい写真が撮れるはずである。使ってみます！
11/XX
今年も「タオルの旅」や「地味ハロウィン」なんかで協賛してくれたメルカリが、今度は原宿に実家を作ったというので見てきた。
原宿駅の近くのいい場所に実家がまるごと作られていた。すげえ。僕が行った時にはすでに行列ができていて、30分～1時間待ちということだった。実家なのに帰省するのに並ぶのも面白い。
こういう思い切ったことを徹底的にやるのがメルカリのすごさである。タオルの旅もやるなら全県行きましょう！って笑顔で言われたもんな（来年も面白いことやりましょう！）。
11/XX
撮影で会った宮城さんと、ほぼ服がお揃いだった。
電車の中でデニムジャケット着てきてしまったことに気づいて、（あー、これ宮城さんとかぶりそうだなー）と思っていたのだ。見事にかぶった。
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