とあるエッセイマンガに
「母が、漁港のある実家からやって来て、スーパーで生魚を買ってきてさばいて、東京のマンションのベランダで干物を作ってしまった」
というのがあった。
それを読んで私は笑ったのだが、それよりも「干物って自分で作れるのか」ということがショックだった。
海のそばで生活する人にとって、魚を捕って、自分で加工して食べるのは日常なのかもしれないが、埼玉出身の私のとっては、すごい贅沢に感じる。
ん? いま住んでいる東京には海がある。ひょっとして東京でも、その気になれば出来るのではないか?こないだ行ったお台場では、確か魚が跳ねていたぞ。
そして私は無謀にも、釣り具店に向かったのだ。
reported
by 大塚幸代
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