特集 2025年5月1日

1968年発売の初代人生ゲームで遊ぼう

人生、山あり谷あり

決着が付くまで2時間ほど、お酒を飲みながらなかなかに盛り上がった。60年近く前のゲームだけど、ぜんぜん遊べる。

せっかくなので米光さんに聞いてみよう。これって、ゲームバランス的にはどうなんでしょう……?

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「うーん、これはそういうのじゃないよね……(笑)」

「基本的にルーレットで決まるしね」と米光さん。どのマスに止まるかはルーレット次第だし、株や大立者も最終的にはルーレットで結果が左右される。

人生ゲームはプレイヤーの意志が介在するところが少ない、いわゆる「運ゲー」。だから子どもでも勝てるんですよね。

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「ただ、決算日からゴールまでは短いかな……。逆転できないってすぐに見切りがついちゃうから、ちょっともったいないかも」。確かに、それで我々は貧乏農場に突入しましたからね……。

さらに、パッケージのおじさんが気になった米光さんがその場で調べたところ、あのおじさんは、当時の人気司会者であるアート・リンクレター氏とのこと。作者じゃないんだ!

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よく見ると、10万ドル札の肖像画もリンクレターさん。

リンクレターさん、1960年代に司会を務めていたテレビ番組で”Kids Say the Darndest Things"(子どもってホント面白いこと言うよね!)という、子どもとやりとりするコーナーが大人気だったそう。

そういうことなら、「家族で安心して楽しめるゲームですよ!」という広告塔として、ぴったりの人選だったのかもですね。

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それにしてもリンクレターさんがやってる人生ゲーム、山が多いな!? 

たのしかった

最初は時代を感じるマス目に笑っていたのだけど、もう普通にゲラゲラ楽しんでしまった。だって目の前の人たちが、ベストセラー作家になったり、石油が出たり、潜水してクジラを捕まえたりするんだもの。

無責任かつノーダメージで、人生を疑似体験できるのって楽しい。すべてがルーレット次第で、思い通りにいかないのも、なんだか人生という感じがする。

これが60年近く前に作られていて、既に「人生ゲーム」として確立されているのってやっぱりすごい。名作ってこういうことなんだろうな。

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ボードをたたむと表れる「LIFE」もかっこいい。
編集部からのみどころを読む

編集部からのみどころ
1968年に発売された初代人生ゲームをセカストで手に入れ、実際にゲームしてみた井上さん。
・にげたサーカスの象をみつけ、$1,500もらう
・羊がとなりの家のランを食った、$1,000はらう
・牧場のあとつぎになる、$102,000もらう
など、1960年代のアメリカでの出来事が今とは違いすぎて笑いました。(橋田)

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