特集 2019年11月13日

ヤングドーナツの歴史を聞きに宮田製菓に行ったら10円の重みを知った

駄菓子のヤングドーナツが「どうやって誕生したのか」「なぜこんなに安いのか」と前々から気になっていたので、製造元の宮田製菓に直接聞きに行ってきた。

わずか40円という駄菓子の中には苦労や手間暇が込められていた。この記事中でも何度も言うことになるのだけれど、40円は安すぎる…!

今回は話しを聞きに行くだけでなく工場見学までさせてもらえたので、ヤングドーナツの歴史を骨の髄まで味わってほしい。

大学中退→ニート→ママチャリ日本一周→webプログラマという経歴で、趣味でブログをやっていたら「おもしろ記事大賞」で賞をいただき、デイリーポータルZで記事を書かせてもらえるようになりました。嫌いな食べ物はプラスチック。(動画インタビュー

前の記事:Googleマップで名前だけ見て気になる場所を見つける→調べずに行ってみる→ほぼ予想外で笑える

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ヤングドーナツが無限に……
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作られていく!!!!

ヤングドーナツは小学生の頃から駄菓子屋で買って食べべていて、今でもコンビニで買って会社でおやつとして食べている。

4つ入りで食べごたえもあるうえに40円という安さもあり、駄菓子の中でもダントツでお得感がある。

毎回食べるときに「これ、利益めちゃくちゃ少ないんじゃないか…」と勝手に心配になってしまう。

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みんな大好きヤングドーナツ

そのヤングドーナツが2018年で30周年を迎えた。もはやヤングではなく立派なミドルだ。中年ドーナツだ。

そんなミドルになったヤングドーナツなのだが、ネットで調べてみると意外にも情報が少ない。

どうやって誕生し、どんな歴史があるのか詳しく書かれているWebサイトがあまりないのだ。

これは話を聞きにいくしかない…!ということでヤングドーナツを作っている宮田製菓に話しを聞きに、岐阜県に行くことにした。

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ちなみに宮田製菓は会社に工場も併設されていて、すべての商品が岐阜で作られている。全てのヤングドーナツは岐阜に通ず

 

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ヤングドーナツは30年以上前から存在していた?

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話しを聞かせてもらったのは工場長の林さんと、執行役員の新美さん
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小さい頃からヤングドーナツを食べていて今でも食べています!コンビニにもありますしずっと人気ありますよね
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ありがとうございます!
発売当初から今まで全体的に見てもゆったりと右肩上がりで売れていてありがたい限りです
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発売停止していく駄菓子がでてくる中でそれはすごいですね…!
ヤングドーナツってスーパーでもコンビニでも見かけるんですけど一日でだいたいどのくらい出荷してるんですか?
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ヤングドーナツ20個入りの大箱が8個入ったものが、だいたい500くらい出荷されるので、ざっくり8万ピースくらいは1日で作られている計算になりますね
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8万!!!!!
東京ドームの観客全員に配れる!むしろ3万個くらい余る!!
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チョコ味のものなどは別で計算しているので総合するともっと多くなりますね
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誰がそんなに食べているか不思議ですよね〜(笑)
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剛(ごう)の林さんが話しを進めていき、柔(じゅう)の新美さんが場を和ますという感じの取材だった。ヤングドーナツの売上と同じでゆるやかに右肩あがりでずっと楽しい取材だった

 

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そもそもヤングドーナツってどうやって生まれたんですか?
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ヤングドーナツは30周年を迎えたのですが、実は30年以上前から商品自体はありました
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???
どういう意味ですか?
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「ひとくちハニードーナツ」という大袋の商品があるのですが、そのドーナツをトレイに入れて4つにしたものがヤングドーナツなんです
 
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だから味も形もひとくちハニードーナツとヤングドーナツはまったく一緒ですよ
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ええええ!!知らなかった…!!
ヤングドーナツはヤングドーナツであり、ヤングドーナツはヤングドーナツではなかったのか…!
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こちらがそのひとくちハニードーナツ。一つひとつ小分けにしたドーナツが入っている。「ヤングドーナツが無限に食いてぇ〜」と思ったら実はこっちを買った方がお得なのだ
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ひとくちハニードーナツをもっと買いやすい形にして、お子さんに人気がでるように考えられたのがヤングドーナツなんです
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なるほど!池井戸潤の小説に出てきそうな発想の転換だ!!
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当時はちっちゃなトレイに入った駄菓子はあまりありませんでしたし、原材料にもこだわっている商品はなかなかないと思います
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ただただ「商品をトレイに入れ替えただけ」という発想の転換だけではここまで人気がでる商品にはならなかっただろう。原材料や味にこだわっているからこそ人気があるんだろうなと感じた
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ひとくちハニードーナツのときから味や原材料は今でも変わっていないのでしょうか?
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味は基本的には開発当初から変わっていません。原材料もほとんど同じです。
変わったと言えば8年前から牛乳を入れはじめたことくらいですかね
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牛乳を入れたのはおいしくするためですか?
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はい、よりおいしくするためです。
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牛乳を加えても味が変わらないように試行錯誤を重ねて、ヤングドーナツの持ち味は保ちつつ、よりおいしくすることに成功した

 

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色々あるぞ!ヤングドーナツ!

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味こそ変わっていないがヤングドーナツには様々なバリエーションがある
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20個入りの大箱のヤングドーナツなんてものもある
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中日のドアラとコラボしたヤングドーナツまである。これは今年の2月にできたばかりの新商品だ

 

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こんな商品まであるんですね!こういったコラボは以前から行っていたのですか?
 
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いえ!他社さんとコラボし始めたのは最近で、約3年ほど前からです
パインアメさんとコラボしたのが初めての商品です

 

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以前までは「ヤングドーナツはヤングドーナツとして売りたい」という会社の方針で、袋にキャラクターを載せるのもダメなくらいでした。それが3年前くらいから少しずつルールがゆるくなっていきましたね
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たしかに小さい頃からずっとパッケージが変わってないような気がします…!
コラボ商品をだすようになったキッカケはなにかあったのでしょうか?
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私はもともと営業部にいたのですが、ずっと「営業のためになにかしら武器がいるな…」と思っていました。
そんなときにたまたまパインアメさんとのコラボのお話が来て、「やってみよう」となったのが最初のキッカケです
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その後もいろいろなところからお話をいただいてコラボ品を作っています。もちろんすべてが製品化されたわけではありませんが、お話をいただけるのはありがたい限りです
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サンリオとのコラボ商品は外国人観光客のお土産としても人気がある。サンリオショップでもよく売れているとのことだ。
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こちらは名古屋お土産バージョンのヤングドーナツ。ヤングドーナツは配りやすいしお土産としてはちょうどいいのかもしれない
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一つ気になったのですが、岐阜に会社も工場もあるのになんで名古屋おかし(上画像)と書いてあるんですか?
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岐阜の工場がスタートしたのは平成元年なのですが、実はその前に愛知県に工場がありました。
ひとくちハニードーナツはそのときに作られ始めたんです
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この商品はあるお客様より、「名古屋土産のヤングドーナツ」をぜひ作りたいというお話をいただきまして。会社の創業は名古屋で工場も愛知にあったし、まあいいかって(笑)
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生まれは海外だけど日本育ちで英語しゃべれないみたいな雰囲気があるな
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ちなみに宮田製菓ではヤングドーナツ以外にも、様々なバリエーションのドーナツがあり、キャラメルも主力商品の一つだ。
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10円の値上げは駄菓子にとって命とり

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売上が右肩あがりという話しですが、そもそもお二人から見てヤングドーナツの魅力はどこにあると思いますか?
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う〜ん…
味とか原材料とかこだわっている部分は色々とありますけど、やっぱり値段が安いからじゃないですかね(笑)
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それしかないですよね(笑)
美味しくても高ければ買わないし、そもそも味がイマイチなら食べられませんし。ヤングドーナツはその両方がちょうどいいんじゃないかと思います
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値段についてずっと気になっていたのですが「4つ入りで40円」って安すぎませんか? 
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 正直言えばかなりギリギリです(笑)
駄菓子なのでやはり小さいお子さんでも手に取りやすい価格を維持するようにはしています。
発売当初は30円だったのですが、2008年に10円値上がりしました。この値上げも会社としてかなり悩んだ末の選択でした。
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「ぶっちゃけた話しをするとかなり薄利です(笑)」
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10円の値上げってそこまで影響が大きいんですか?「たったの10円なら」と思ってしまうのですが…
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1000円が1010円に値上げするのとは違い、30円が40円になったので消費者から見たら大幅な売価アップになってしまいます
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単純計算で言うなら50円でヤングドーナツ+うまい棒を買えていたのに、ヤングドーナツしか買えなくなったらやっぱり子どもにとっては大きいですよね
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あ〜、なるほど!たしかに10円は大打撃ですね。大人になってお金を持ったことで純粋な気持ちを失っていた…値上げしたことで実際に売上にも影響はあったのでしょうか?
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やっぱり売上は落ちましたね〜
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ただしそれほど売上げ低迷は長くはなくて、徐々に回復していきました
会社が心配していたほど大きな打撃はなく安心したくらいです
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ちなみにチョコ味のヤングドーナツは5個入りで50円。チョコは原価が高くなってしまうため、5個入りにして値段も上げて差別化している。チョコ味を4個入りにして値段を高くしてもいいのに…!
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今は人件費や輸送費もさらに上がっているため値上げしたいところですけど悩みどころです
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本来的には45円が適正かな?と思うところもあるのですが、駄菓子屋で5円単位は中途半端で買いづらいですしね。もし値上げするなら45円でなく一気に50円にしなければならないのが難しいですね
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ヤングドーナツの工場見学へ

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工場見学は一般には公開していない。今回は特別に見せてもらえることに
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作業着を着て、手洗いやホコリを払い、エアシャワーで全身の汚れを飛ばし、足元を洗浄…と、徹底的に汚れを落としていく。髪の毛一本でも入ってしまうと会社の信用を失ってしまうので徹底して洗浄を行っている
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原材料を置いてある倉庫には、小麦粉、砂糖、油、練乳などが大量に置かれている。ドーナツによって小麦粉や砂糖も使い分けているためかなりの種類がある。
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工場の工程としてまずは生地を練るところから。ヤングドーナツの原料は基本的には小麦粉、砂糖、牛乳など。生地はドロっとするくらいかなり硬めに作られている
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生地を練ったらドーナツを成形して揚げられていく。ヤングドーナツ専門のレーンがずらっと3台もある
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生地を成形しているようす
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成形された生地がどっぷりと油に浸かって揚げられていく。もうほとんどヤングドーナツだ!!
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そして蜜でドーナツをコーティングしたあとに、くるくると回るドラムでグラニュー糖などをまぶしていく
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うわ〜!大量にヤングドーナツが作られていくのは見ていて気持ちいい…!!
作り方って昔から変わってないんですか?
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ロボットで行う作業部分が増えたくらいで、作り方はほとんど変わっていません。
レシピも昔からそのままで、さきほど言ったように牛乳が加わったくらいですね
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昔からずっと変わっていないんですね…!
ヤングドーナツを作るうえで企業秘密の部分はあるのでしょうか?
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原材料もそれほど難しいものは使っていませんし、基本的には企業秘密というほどのものはありませんね
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工場のどこを見てもらってもほとんど問題ありませんよ!というかレシピさえわかれば誰でもヤングドーナツっぽいものは作れます(笑)
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え?じゃあ大げさなことを言えば、今日レシピを盗んで持って帰ったら僕が家で作れるってことですか?
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材料さえあれば家でだって同じような味は作れますね。
だから作ろうと思えば他社が同じようなものを簡単に作れちゃうかもしれません(笑)
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さすがに自宅では形や揚げ具合を似せるのは難しいですけど、近いものは作れるでしょうね(笑)
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こんなに「秘密なんてなにもないよ!!」ってオープンにする会社も珍しい。裸一貫がすぎる…!

 

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そしてなんと、今回特別に許可をいただき、揚げたてのヤングドーナツを食べさせてもらえることに。うわー!工場見学をするテレビ番組で見たことある憧れのシーンだー!!!

 

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当然ながら最高に美味い…!
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撮影をしてもらっていた編集部の石川さんも試食。ヤングドーナツを初めて食べた4歳児くらいの眩しい笑顔!

できたてのヤングドーナツは、いつも食べているものとは別のお菓子だった。しっとりしていてまだ温かく、食感も柔らかいのだ。

「駄菓子」というよりもケーキ屋に売っているような「洋菓子」に近いような味わいがあった。もちろんヤングドーナツといえばあの駄菓子らしさが最大の魅力なわけだが、これはこれで別製品として、このまま店頭とかで売り出してほしい…!

いつものヤングドーナツとまったく違う美味しさがあった。黒髪で化粧も薄かった清楚系の同級生が、彼氏ができて夏休み明けにギャルになっているくらい全然違う。多分、この例えが全然違う気がする。

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ドーナツが揚げられたあとはコンベアで裏側に運ばれていく。運ばれていく間にドーナツが温度が下がってよく食べるヤングドーナツの食感になっていく
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さらに1列になって流れていき、梱包工程へ流れていく
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トレイに入れる作業など今は機械化されていますが、以前はすべて手作業で行っていました。4つトレイに詰めて…包装に包んで…とかなりパートさんに頼らせてもらいました
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見ている限り今はほとんどが機械ですもんね!
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ただやっぱり機械にもミスはあるので、最終的には人が「4個ちゃんと入っているか?」などの検品をする必要はあります
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最終的にはやっぱり人の力が大切なんですよね
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トレイに入れられたあとは包装されて個別にカットされていく
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そして箱詰めされて納品!!!!
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これで完成です!
このあとこのまま全国に運ばれていきます
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ということは、本当にできたてのものが全国に配送されていくんですね
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そうですね
この倉庫にあるダンボールに入ってるものはほとんどが今日でていって店舗に運ばれていきます
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工場ではヤングドーナツ以外にも、あんドーナツやキャラメルなどのすべての製品が作られている。さらに自社商品だけでなく、他社のプライベートブランドの商品も
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ヤングドーナツの誕生からの秘密が知れたうえに、工場見学までさせていただきありがとうございました!
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私たちとしてももっといろんな方にヤングドーナツを知ってもらい手にとっていただきたいと思っているのでありがたい限りです
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話しを聞いて工場を回ってみても改めて「こんな手が込んでいて40円でいいのか…」という気持ちがやっぱりぬぐえませんね…!
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できる限りはこの値段を保って、誰でも手に取りやすい価格にしていこうと思っています
ただ、そうは言ってもギリギリの値段なので、来月値上げしていたら申し訳ないですが(笑) 
 

駄菓子の10円は会社にとっては大勝負

ヤングドーナツの誕生を知り、工場でどう作られているかが見れてよかった。

買う側からしたらたった40円の駄菓子に、あれだけのアイディアや苦労や手間がかかっているんだなと実感した。

最近は材料費などもあがっていて企業も値上げが多いけど、「なんだよ!また値上げかよ!!」とか簡単に思っちゃいけないなと感じた。

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終わったあとに20個入りヤングドーナツ+キャラメル+グッズまでいただいた。至れり尽くせりすぎる取材だ…!

自分がよく食べているヤングドーナツのことを知ることができてよかった。これからは大切に食べようと思った。ただやっぱり40円は安すぎるよな…!

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ちなみに宮田製菓の本社では一般の人でも購入できるヤングドーナツのアウトレットが行われている。いやいや、どこまで値段さげる気だよ…!

ちなみにこの記事はデイリーポータルZをはげます会の会費からの取材費で行きました。ありがとうございます…ありがとうございます…!

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