特集 2023年5月24日

横浜の街でセグウェイに乗った!!

意外と疲れる

公道を走行してわかったことがある。意外と疲れるのだ。体の重心を正確にコントロールしようとすると、足の裏のふだんつかわない場所に力が入る。足裏の筋肉が変な感じになるのだ。つる一歩手前ぐらいの感じ。

もちろんインストラクターはそれを見越しており、たびたび休憩ポイントが設けられている。

休憩ポイントではその場所に関する小話も聞くことができた。 「ここからあのあたりまで、昔は海だったんですよ~」
ツアーの中間あたり、象の鼻テラスというカフェでは本格的な休憩も。
ビスカウトというクリーム入りのビスケットと、コーヒーのプレゼントをプレゼントしていただいた。至れり尽くせりである。
公道セグウェイツアーのポイント③
休憩では足の裏をいたわろう 

みなとみらいのガイドも兼ね備えている

みなとみらいに関する小話は休憩中だけでなく、走行中にも行われる。

横浜第二合同庁舎はかつて生糸検査所であった。日本から世界に輸出する生糸の品質検査が行われていたのだ。(セグウェイ走行中の写真撮影は禁止されているので、ツアー終了後に再度訪問し撮影しています。)
柵は繭玉がモチーフのデザイン。
2020年に完成した横浜市役所の手前側は船の形になっている。奥のビルの壁面はシルクがモチーフ。

みなとみらいには何十回も来ているが、知らなかったことばかりだ。来るたびに漠然と「観覧車きれいだな~」とだけ思っていた自分がはずかしい。

赤レンガ倉庫は明治建築界の三大巨匠の一人妻木 頼黄(つまき よりなか)によって1911年に造られた。建物に耐震技術が施されており、関東大震災では全壊を免れた。
手前から奥に伸びるレールは1911年開通の臨港線の跡である。凱旋門のような形のホテルナビオスはこの汽車道を保存するためにこの形となった。

こうしてみると、みなとみらいは歴史と新しさを兼ね備えた面白いエリアだ。1859年の開港以降、海外文化がどんどん輸入されて発展してきたこのベイエリアで、今ではセグウェイが走っている。

公道セグウェイツアーのポイント④
効率よく観光も楽しめる
いったん広告です

ツアーを終えて

約2時間公道を走り、スタート地点に戻ってきた。

実証実験のアンケートに回答。もちろん満足。
ログブックをもらった。 次回これを持っていくと1500円割引になる。
3回参加するとアドバンスメンバーになって、上級者向けコースを走れるそうだ。ますます興味がわいてきた。

ひとつだけ後悔があるとすれば、GoProを持って行かなかったことだ。走行中の手を離してのカメラ撮影は禁止されている。GoProがあれば臨場感ある映像が撮れそうだ。

公道セグウェイツアーのポイント⑤
GoProを持っている人は持っていこう

楽しかった!!!

あー、楽しかった。夢のような時間だった。
妻は「セグウェイで風を切って走る爽快感も味わいつつ、よく行くみなとみらいの知らない歴史や観光スポットも教えてもらって、想像以上に楽しかった! 今度は箱根で乗ってみたい。」と言っていた。記事の締めっぽいコメントで助かる~。

記事にはあまり載せませんでしたが、インストラクターが気を利かせてインスタ映えするツーショットをたくさん撮ってくれました。いい結婚記念日になりました。
<もどる ▽デイリーポータルZトップへ

banner.jpg

 

デイリーポータルZのTwitterをフォローすると、あなたのタイムラインに「役には立たないけどなんかいい情報」がとどきます!

→→→  ←←←

 

デイリーポータルZは、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。

デイリーポータルZを

 

バックナンバー

バックナンバー

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ