「山のきぶどう」との出会い
夫の実家が岩手なのだが、ある日突然義母から
「山のきぶどう」ジュースをいただいた(「だったけね」は方言で「だったよね」の意)
私は酸っぱいものが大好きだが、フルーツジュースなどは大体砂糖が追加されているので、酸味が弱まってしまうものが多く、一旦警戒することにしている。
というわけでこのジュースも少し警戒しながら飲んだ(義母ごめんなさい)
がしかし…
自我がブレるぐらい衝撃を受けた。え?おいしすぎる…
普通のぶどうジュースとは違い、山ぶどうだからか濃厚な渋みがある。
が、いやな渋みではなく、味のレイヤー増に繋がっていて重厚感はあるのにスッキリしていて酸っぱくて甘くて美味しい。
あまりの美味しさにしばらくこのジュースのことを考える日々が続いた。そのくらいおいしかったのだ。
久しぶりに現物ゲット
ちょうど最近帰省で岩手に行ったので、山のきぶどうジュースを久しぶりに手に入れるチャンスに恵まれた。紹介しながら飲んでいきます。
メイン商品は2種類でノーマル(左)と完熟(右)がよく売られています。佐幸本店さんという老舗が作っているジュース
そして原材料を見るとどちらも「山ぶどう」しか書いてない。糖分香料保存料なしのマジの100%山ぶどうジュースである
まず完熟(甘めだそうです)から飲んでみますね
濃厚すぎて目がカッてなった。ほーんとにおいしい
完熟した実だけを使っているそうで、甘めなのだがきちんと酸味がある。でも喉に引っかかるようなトゲトゲしい酸っぱさでもなく、脳ががゆっくり立ち上がるおいしい酸味だ。
なのに重厚感もあって奥の奥まで味がする。やっぱこのジュースすごい。何?
そしてこちらが私の大好きな方。ノーマルです。こちらの方が酸味が強めです
うーーーますぎてわらっちゃった あははは
どう考えても普段見かける100%ぶどうジュースと何かが違う。味が濃すぎる。ちゃんと酸っぱいのにおいしい……。
何が違うんだと思ってHPを見てみると、もともとそのままだと渋すぎる山ぶどうをジュースにするべく研究を重ね「3年真空熟成させたら美味しい」ということを突き止め、製品化までこぎつけたそう。なんと20年もかかったとのことである。
おいしすぎて岩手県久慈にあるらしい山ぶどう畑とジュース工場の方向に一旦手を合わせた
佐幸本店がある久慈ではもともと「妊婦には山ぶどう」「風邪の時は山ぶどう」などと言われるほど豊かな栄養が含まれている果実として昔から知られていたらしい。
栄養たっぷりの山ぶどうを味わいやすく、日常的に飲めるようにしたいという強い思いで作られたジュースだそうだ。
たしかに飲んだあとかなり力がみなぎる感じがある。久慈では毎日栄養ドリンクのように飲む方もいるそうです
栄養豊富で美味しいなんてすごい。こんなことが両立するんだ。
佐々木幸吉さん(創業者)本当にありがとう……。秒で全部飲んだ。おいしすぎた。
ジャムもある
山のきぶどうは人気なので、ジャムや酎ハイなど加工品が出たりする。
今回はじめてジャムを買ってみた。佐幸本店公式、きぶどうジャム
「ジャムなら流石に甘くなってイマイチかな〜」と思ったら、これがスッキリ酸味をキープしていて強烈においしい……。どうしてジャムまでこんな美味しいバランス保てるんだ?私は佐幸本店さんが怖い
久しぶりに岩手で山のきぶどうをゲットでき、ホクホクの帰省になりました。
オンラインショップもあるので、ぜひ酸味ラバーの方や健康高めたいぜという方はお試しください。
おまけ:ジュース以外も岩手は最高
せっかくがっつり帰省したので、岩手最高です写真をご紹介して終わりたいと思います。
盛岡駅です。盛岡駅は
なんと頭上にドデカヒーターがついています。我が故郷沖縄なら考えられないことです。とても暖かくて「岩手最高」の1個目がこれでした
その盛岡の「盛楼閣」で食べた冷麺です。今はスーパーでも盛岡冷麺が買えますが、現地の冷麺は本当にずっと黙って食べてしまうほどおいしい
釜石(義実家がある)に移動。駅前を見ると
まんぷくフェスが開催されるらしい。絶対に行くと決めた
行ったら恒例行事だという「餅撒き」と「椎茸撒き」が開催されていました。椎茸と餅ほしすぎて全力で飛んだ(無事取れた)最高イベントすぎる
釜石名物「甲子柿」や海産物の屋台が並ぶ。楽しすぎて鼻息が荒くなる
中でも一番目を引いたのはりんごブースの脇にあった「鹿ツノアクセサリー屋さん」農家のお父さんが趣味で作っているそうです
鹿のツノ(魔除け)に猟銃使用後の弾を加工して作ったアクセサリーを買った。あまりに魔除けすぎる。全邪気除去できそうでうれしい
そしてお土産には新たな山ぶどうジュース「森の貴婦人」もいただいた。九戸(くのへ)村で作られていて、こちらはきぶどうより野生味が強く酸味もガツンとある。それはそれでおいしくて最高でした 岩手最高
編集部からのみどころを読む
編集部からのみどころ
タイトルの「いくらなんでも」が、大げさすぎないことがわかりました。
「目がカッてなった」というイラストが、本当に目がカッてなってたのが最高です。
おまけの最後にさらに、新たな山ぶどうジュース「森の貴婦人」も出てきて、美味しい山ぶどうジュースを2種類も知ることができました。(橋田)