今回作ったのは、あくまで僕なりの八宝菜。しかしもちろん、世の中には人類の数だけの「わたしの八宝菜」が存在するはず。
いつか機会があれば見せてくれませんか? あなたの八宝菜。
いや〜、すがすがしいほどに白いですね。マイ八宝菜。
ひと言で白と言っても、お皿のなかにはさまざまなグラデーションがある。ねぎやカリフローレの茎の、ほんのりとした緑っぽさなどのアクセントもある。けれども印象はやっぱり、圧倒的に白!
ちゃんとできたてで、湯気だって上がってるんですよ? なのにこの写真だけを見ると、なんとも寒々しい。料理に色味がどれだけ大切かがよくわかります。
ところが味のほうはと言えば、そりゃあ間違いないですよ。だって、
食べた瞬間にまず感じるのは、白菜ですね。甘みと食べごたえが、どっしりと土台を支えている。で、豚肉。やっぱり肉の味の力強さって派手なんだよなぁ。
気になるホホホタケも、複雑な形状が生み出すぷりぷりシャキシャキの食感がおもしろい。同じシャキシャキ方面でありながら、またちょっとニュアンスの違うカリフローレと一緒に口に入ると、さらに食感が楽しい。
いやぁ、あまり深く考えず、純粋に自分の好きな食材を選んで作っただけですが、8宝それぞれがいい仕事をしており、結果的にこれ、かなりいい組み合わせだったんじゃないかな?
また、いちどに食べられなかったぶんは翌日、
にして食べたんですが、
今回作ったのは、あくまで僕なりの八宝菜。しかしもちろん、世の中には人類の数だけの「わたしの八宝菜」が存在するはず。
いつか機会があれば見せてくれませんか? あなたの八宝菜。
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