デジタルリマスター 2024年2月22日

風を見たい(デジタルリマスター)

壮観じゃないが、風の動きは見えるのだった

しかし、想像と違ったからといってめげてはいないのだ。

ずっと見てると、確かに風の吹いてる場所とそうじゃない場所が明らかに分かれてるようなことがあって、ちゃんと風が目に見えていたのだった。

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ほぼ無風の状態から
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右上部分に風が吹き始め
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だんだん画面下のほうにも風が広がり
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ついに全体に風が広がったのだった!

画面の上側が斜面の高い側になるので、つまり左下へ向かう風が、土手の斜面をだんだん降りてきたということになるんだろう。ちょっと面白い。

余談だけど、土手の上から見下ろすと、自転車向けのちょっとした風向き表示みたいになっていたのだった。

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これだと自転車が走ってるだけだけど
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こうすると、向かい風だったんだー!と分かる
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遠くで少年野球

もういっこくらい、風の動きのパターンを見てみよう。

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左下にちょっとだけ風が吹いてる状態から
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だんだん左上部分にも広がり
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ほぼ全体が吹いた!と思ったら
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すぐ止んだ

さっきは左へ向かう風だったけど、今度は右へ向かう風だ。画面の向かって右が川上なので、つまり川下から川上へ向かう風ということになる。

川沿いって風が強いイメージがあるけど、調べてみると、昼間は海から陸へ吹く風が、川を通り道としてさかのぼってくるためらしい(夜は逆になる)。たしかに、見てる間じゅう、風はほとんど川上に(右に)向かって吹いてた。

そういう大きな風の動きがありつつ、でも小さな範囲では1メートル隣はもう吹いてないみたいなことが確かにあるのだった。


わかったこと

・一人でたくさんのものを作るとたいへんだ。
・友だちがほしい。
・確かに小さな風の動きは見えた
・もうちょっとスマートな方法がありそうな気がする

ところで知人に「風を見る」というアイデアを相談したときに出てきたのは、スカートをはいた女子高生たちに整然と並んでもらう、というものだった。風が吹くとふわりとなる。右から左へ、ふわりが伝わっていく。すばらしい風の可視化だ!と思ったけど、まあいろいろ無理だ。でもいつかやりたい。

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