ネバネバでいくつの粒が繋がってるのか
気になっていた粒々、それは納豆だ。
糸を引いて粒と粒が繋がりあう様を見るに付け、一体何粒の納豆が糸で繋がっているのかと思っていた。
納豆を数えるとなると子どもには難しい。大人でなくてはできまいて。
方眼紙の上にラップをしいて、方眼の目にあわせて一粒一粒並べていくことにした。
ほとんど仕事だ。
どれぐらいあるんだろう100粒ぐらいかな。
爪楊枝で刺して並べていくと一粒一粒大きさに差があって、よく見ると白い菌が付いているのが分かる。
こんなに納豆を凝視することもなかなか無い。珍妙な体験で胸をすく。
作業は1時間に及んだ。
ずらっと並べた納豆たち。さすがに壮観だ。糸の引き具合に、一粒のこらずまっとうに腐っている感じが伝わる。尊い。
肝心の粒は全部で301粒だった。
一粒少なければジャスト300粒。ひえー、スリリング。
納豆ひとパック ねらい:どれだけの粒が糸で繋がっているのか確かめる |
余りにもきれいに並んだので、興奮してラップではさんでみた。
このまま押し花みたいに保存して、アートですと言って世界各地の美術館に送ろう。
こんなに粒を並べるのが面白いとは思わなかった。次はもっときれいな粒を並べてみよう。
イクラはどうだろう? 真っ赤できれいそうだぞ!