渦巻きドリンクコレクション・夏
というわけで、渦巻きを生かした夏っぽいドリンクを5種類用意した。順にご紹介していこう。
※これらのメニューは未だ実験段階です。万が一、撹拌子が外れてしまった場合に誤嚥の恐れがあるため、不用意にマネしないようにしましょう。
トルネード・コーヒー・フロート
まずはベタにコーヒーフロートだ。作り方はこう。
完成したら素早く飲もう。なにせ自動で撹拌されているので、均一化されるのが速い。フロートがフロートでなくなる前に味わってほしい。
あ、コップだけでなく土台ごと持ち上げることも忘れずに。
さて、実際飲んでみると…
口に当てた瞬間に笑ってしまった。なんといっても躍動感がすごい。感というか、実際に動いているから。唇に「波」を感じるんですよね。
普段の飲み物は自分で吸い込みに行っている感覚があるけど、これは向こうから入ってくる。なんというか、積極性がある。受け身で飲まれるのではなく、こちらから飲ませてやるぞという主体性が、ドリンクの側に。
純粋に味だけでいえば普通にコーヒーフロートなのだが、食感(飲感?)は全然違う。
これが「回転運動の味」なのか…。
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サイクロン・ミルクセーキ
ミルクセーキってあんまり飲んだことがないのだけど、玉子を入れるらしいじゃないですか。ぜひこの渦巻きコップで玉子を混ぜてみたいで作ります。
卵黄だけだと意外に絵は地味だった。
フロートと違ってこちらのバニラアイスは味付け用で、よく混ざっていた方がよい。そういう意味ではより渦巻き向けのメニューといえよう。
飲んでみると、チョコスプレーが良い。
一般的にチョコスプレーって飲み物にあんまり入れないと思う。なぜなら沈むからである。でもこのメニューは渦巻きの力によって、チョコスプレーが沈殿することなく自然に口の中に入ってくる。それが今まで飲んだことのない飲み口を実現しているのである。
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回転の力なしでは有りえなかったマリアージュが生まれた。これが渦巻きドリンクの実力なのか…。
ハリケーン・サイダー
チョコスプレーはいい感じだったのだけど、ドリンク自体が白いため見えにくいのが惜しかった。今度は透明のドリンクでビジュアル的に渦巻きを感じてみたい。
飲む前からビジュアル的な満足度は相当高い。くわえて、炭酸が撹拌されることによって常に「シュワ~」という音が鳴り響いており、聴覚的にも気持ちがいい。たぶんマイナスイオンも出ている。
一方で、放っておくと刻一刻と炭酸が抜けていくというドキドキ感もある。ただ、裏を返せば炭酸が苦手な人も安心して飲める炭酸飲料と言えるかもしれない。
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飲むタイミングによって微炭酸を調整できる。これはこれで新感覚と言えよう。
ホワールプール・トロピカル
続いては、コンセプトを「夏」に振り切ったメニュー。
調達の都合でタピオカが白いものになってしまい、ビジュアル的にはひとつ前のハリケーン・サイダーほど派手にはならなかった。しかし、実際飲んでみると…。
今までとは明らかに違うサイズの玉が、口を開けるとどんどん飛び込んでくる。回遊するタピオカの群れ。最初に頭に浮かんだのは金魚すくいのイメージである。
で、その後気づいたのだけど、これは踊り食いだ。
渦巻きの力が、本来は生物でないタピオカの、踊り食いを実現した。
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ルミナル・タイフーン
最後はビジュアルが派手なやつ。マグネティックスターラーって研究室とかにあるイメージですよね。そのイメージに乗っかって、実験っぽいビジュアルの渦巻きを作ってみたい。
そしておもむろに照明を消し、ブラックライトで照らします。
オロナミンCやトニックウォーターはブラックライトを当てると光る。たぶんレッドブルとかのエナジードリンクも光ると思う。なぜかは知らないので調べてください。
さっきからチアシードばかり入れているが、それだけ渦巻きを体感するのに手軽で便利ということだ。ただこのドリンクに関しては黒タピオカが手に入ればそっちの方がわかりやすいビジュアルになったかもしれない。
いずれにせよ、もはや飲むよりもずっとこのまま見ていたい、ドリンクのみならずインテリアとしても秀逸な渦巻きが完成したのだった。
ちなみに味は苦いオロナミンCです。トニックウォーターかオロナミンC、混ぜないでどっちかにした方がいいかもしれないですね…。
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第6の味覚
というわけで、全5種の渦巻きドリンクを紹介してきた。
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どのメニューも、既存の飲み物をベースとしながら、回転運動していることで確実に新しい味わいを生み出してくれた。
人間の味覚には、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5種類があると言われる。しかし今回の探求により、新たな第6の味覚、「動味(うごみ)」が発見されたと言っていいのではないだろうか。
次は食品メーカーから「動味(うごみ)調味料」の発売が待たれる。
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