①外でオフィスチェアを使うと眠たそうに見える
外でシャーと移動する前に、果たして屋内でやることを屋外でやったらどう見えるのか。よく首で電話を抑えて仕事をする人をみかける。それをやってみたい。
日差しのせいか、目を閉じたせいか、寝ているように見える。決して忙しそうに見えない。仕事がいやすぎてふて寝した人だ。こういうことじゃない。
②イスに座りながら飲み物を買うとすぐに落ち着いて飲める
何かをやりながら別のことをしている人を見ると忙しそうだなと思う。たまに会社で電話をしながらコーヒーを注いでいる人をみかけるがやり手に見えて、年収1000万だと私はふんでいる。年収ってどうやれば上がるんですか? 社長にお金をくださいと言えばいいのか?ください!
やっている本人は楽しい。すごく楽しい。でも見ている人から「あれはなんだ?」という声もあると思う。でも、そういう違和感を大事にしていきたいですね。
③音がすごいので運ぶのが大変
本当は道路もイスで移動しようしたがダメな気がしたので押して移動をした。これはイスを押しながらアスファルトを歩いた感想として、ガタガタと音がすごいので気をつけてほしい。あまりの音にみんながこっちを見て、見るとすぐにふせてくる。怪しい人か。
ただ、道路の塗装によっては音があまりならず運びやすい。引っ越しとかでイスを運ぶ必要な人に教えたい情報だ。それ以外の人は大変なんだなと思って優しく見守ってあげてください。
④イスをシャーとしたいなら砂利の公園がおすすめ
とりあえず、公園まで行くことにした。そこで色々とやろうと思う。イスでシャーを満足するまでやり倒したい。そういう気持ちで公園に向かった。子どもたちが2人、立ち止まって見てきた。笑って早足で逃げた。
走れないのだ。車輪が草を巻き込んで走れない。これではシャーができない。また移動して、違う公園に行った。ガラガラと音をさせながら。
固い地面だとイスをシャーっとできる。周りに人がいないこと確認しながら思う存分シャーをした。たまに大きな石があると急に止まるのがどきどきする。これがつり橋効果かと思った。
⑤段差は超えられないので、超えるときは持って行け
もしかしたら、会社で働いていて、イスに乗ったまま公園に行く人もいるだろう。そんなときに公園の段差に気をつけてほしい。こえられないから。
簡単なようなことでも意外と本気を出してやらないと足下をすくわれるのだ。そんな教訓を学んだ。
あと、ずっとおじさんと子どもがこちらを見ている。乗りたいのかもしれないが、今日だけはそっとしておいてください。あと、パトカーって横を通ると怖いなと思いますね(何回か通った)
お礼の手紙を出す
3年付き添ってくれたイス、こんな外で色々とやってくれたイスにお礼を書きたい。なのではがきを書く。意味がわからないと思う人、もっと他人に感謝を伝えようよ。
なんとか書けた。さて、出そう。近くのポストまで移動して出す。イスに乗って自分の家まで届けようと思ったが、無理だなと思ったのでやめた。
数日後、リビングに手紙が置いてあった。親から「怪文書が届いている」と言われたときはすぐに自室へ戻った。エロ本が見つかったときぐらい恥ずかしい。
ありがとうイス。たっしゃでなイス。
本当は違うイスを使ってました
今回、本当は自分の家にあるイスを使おうとした。引っ越しをすることになり、イスがいらなくなったからだ。買い取りをお願いしたら「1000円です」と言われたので「1000円ですか!?」と聞き返した。だって3万ぐらいしたから。
捨てようかと迷ったが、友人がほしいと言ってきたのであげることにした。「でも、記事で使おうと思っていて...」と伝えると「家にいらないイスがあるのでそれを使ってください」と、持つべきものは理解のある友人である。
「でも、送れないよ」と言ったら「レンタカーで取りに行く」と言われ、そうかーと思いながら待つ。
これは後ほど聞いたのだが、車の運転はかなり久しぶりで多少のへこみは仕方ないと思いながら取りに行くことにしたらしい。なんだ、その骨を切らせて肉を断つ作戦は。
友人の運転でイスを運ぶ。途中「もし、この道で前から車が来たら終わりです」と言われたときには「終わりか~」と思ったことは運んでくれた友人には言えなかった。でも、「信号で止まるたびに首が持って行かれそうになるね」とは言った。
「トイレットペーパーはいらないです」と言われたが「大丈夫ですよ」と言ってあげた。