今回の記事では、ファミコンの玩具っぽい可愛らしさと、電子工作の難しさを再確認することとなった。あと茗荷くんはとてもいい人である。次回は、セガサターンや、プレイステーション、メガドライブなどなど様々なハードを改造して、ゲーム機ハード戦争を実施したい(名前的にはメガドライブが速そうだ)
任天堂より1983年に発売された家庭用ゲーム機。正式名称はファミリーコンピュータ。えんじ色と白の組み合わせ。コントローラーに取り付けられた金色のメタルプレート。子供心をくすぐるメカメカしい外観は、いま見ても斬新だ。そんな素敵なファミコン。ゲーム機だけで終わらしておくのはもったいない。ラジコンにしよう。
ファミコンをラジコンにする手順はこちらである。
大まかな工程
ファミコンを分解
変色したホコリに時の流れを感じる。ちなみにファミコンはどこにでもあるプラスドライバーで分解できるが、スーパーファミコンの場合は特殊なドライバーが必要だ。当時のキッズたちが分解しまくったからだろうか。
ラジコンの型をとって、その形にリューターで穴をあける。削りカスまでえんじ色だ。
タイヤが大きいのでオフロードのおもむき。すでにかっこいい。
今回の最難関作業。巨大なラジコンのコントローラーの基盤を、小さなファミコンのコントローラーに移植する工程。ラジコンのコントローラーを分解し基盤を見つめながら、茗荷くんがウンウン唸って設計図を書く。私はそれを見つめる。
ファミコンのコントローラーの大きさにあわせたユニバーサル基盤に、ラジコンのコントローラーの基盤を移植する。
背面のLEDがかっこいい。果たして動くのだろうか。茗荷くんが恐る恐るスイッチを入れる。
動け!ファミコンラジコン
動画でご覧ください
動画の最後で、机からファミコンラジコンが落下しているが、壊れなかった。さすがファミコン、頑丈である。
コードが抜けても、無線なので大丈夫
【追記】
その後、茗荷くんたちの手によりファミコンラジコンはさらにバージョンアップしました。
映像もおしゃれ!