意外に多い城
時間が止まったものもあれば、よく見たら豪奢な装飾が施されていた、というものもある。
こうやって切り取って見ると驚くような派手なビルなんだけど、他のビルに囲まれるとこれまだ驚くほど目立ってない。王冠と王様ガウンを着てるのに周囲にすっかりなじんでいるおっさんみたいである(たとえ話なので実際にはそんな人いません)。器用なビルである。
最後のソフトバンクショップはたぶん居抜きだろう。まえのオーナーがテンション高く城っぽくしたのに、携帯を売る城になっている。
いったん広告です
突然和風になる種も
西洋の城(風のデザイン)は多いが、突然和風になるビルもあった。
右のビルが瓦屋根だ。いや、瓦屋根と言っていいのかわからないがビルのまんなかあたりが突然瓦ぶきになるのだ。
瓦の上の部分は増築したのだろうか。だとしたら尾骨のように進化の過程を物語っていて興味深い。最初からこのデザインだったらあっぱれである。
瓦ほどではないが、変わった形をしているビルはほかにもあった。カモばかりだと思っていた池もよく見たら見たことない鳥が混ざっていたのだ。
上を向いて歩いているだけでこんなに楽しめるとは。上を向いて歩こうの2009年度版が出るとしたらぜひビルの上ウォッチングを歌詞に盛り込みたい。