④ ほっぺハート
続いては、これまでの様子を興味津々で見ていた5歳の娘から熱烈にオファーがあったほっぺハート。ほっぺに片手でハートを作る、一度は見たことのあるあのポーズだ。
はじめはこの案を記事に盛り込む予定はなかった。しかしこの日の晩風呂につかりながら一日を振り返っていた時、ふとこんなことを思ったのだ。
ほっぺポーズはわたしの中であり得ないだけで、若者や娘が車を運転する頃にはむしろスタンダードになっているかもしれない。
先日親戚の高校生の女の子が、クリスマスプレゼントにReFaのヘアブラシを買ってもらったそうだ。今の子はずいぶん高級なヘアブラシを使うなぁと思いながら聞いていたら、女子高生のあいだではむしろ定番アイテムらしい。
その時は同年代の親戚と「わたしらの頃は100均で買ったやたらととがったくしだったよね~ガハハハ」などと笑いながら話したが、自分の常識と若者の常識は違うと強く認識させられたできごとだった。
自分の常識は他人の非常識、常識は千差万別。自分の中にない案も取り入れていくことが視野を広げる第一歩だと思い、ほっぺハートも採用するに至った。
気持ちの伝わり度 ?????
安全性 ★★★★☆
若者度 ★★★★★
⑤ サンキューボード
最後はサンキューハンドサインならぬサンキューボード。
結婚式で親に感謝を伝える記念品としてサンクスボードという名のものがあるらしいが、今回はそれではない。
ジェスチャー以上にお礼の気持ちをわかりやすく伝えられるものはないかと思い考案したサンキューボード。家にあったダンボールを切りマーカーで字を書いただけの即興ボードだが、運転席で掲げてみると想像以上にいい!
相手ドライバー役の夫も「ダントツでいい!すごくわかりやすい!」とゲラゲラ笑いながら写真を撮ってくれた。
ダンボール×マーカーで書いた字という組み合わせのせいか若干のヒッチハイク感は否めないが、お礼の気持ちが十二分に伝わるアイテムができて大満足だ。
気持ちの伝わり度 ★★★★★
安全性 ★★☆☆☆
ほっこり度 ★★★★★
追加案:ファンサうちわ
サンキューボードがあまりにもよかったので、派生させてこんなものも作った。
サンキューボードは見えやすい反面でかすぎて取り扱いが難しいので、うちわにしたら利便性が向上するのではないかと考えた。
初めてのファンサうちわ作りで文字がはみ出してしまったが、きっと気持ちは伝わるだろう。
慣れない工作に時間がかかってしまったが、苦労して作った甲斐があった。
写真を撮っていたらべつの車が向かいに止まってわたしの車を凝視していたので、目立ち具合も完璧だと感じた。
気持ちの伝わり度 ★★★★★
安全性 ★★★☆☆
オタク度 ★★★★★
最適解はファンサうちわ
さまざまなジェスチャーやアイテムを試し、わたしなりの最適解はファンサうちわという結論になった。わかりやすさや扱いやすさはもちろん、感謝の気持ちを一番思うままに伝えられたがうちわだった。
またジェスチャーでもアイテムを使ったお礼でも、ドライバーの表情は重要だ。表情が伴っていなければ本気度が伝わらない。
ドライバーである自分を傍から見る経験もなかなかないので、そういった意味でもいい実験だった。
今回の経験を活かしながら、安全でゆとりある運転をこれからも心掛けていきたい。
記事に使わなかった写真
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