特集 2019年4月10日

たぬきそばカップ麺の味はみんな同じじゃないのか→同じじゃないけどほぼ同じ

よく見れば違います。意識して食べれば味もちょっと違うぞ、たぬきそばのカップ麺

年末、年越しそばでカップ麺を器に移して出してもらいました。
『緑のたぬき』を毎年食べていたので今年も『緑のたぬき』かと思っていたのですが、食べ終わってからそうではなかったことが判明。明星の『旨だし屋天ぷらそば』でした。多少の違和感は感じていたものの、味が少し変わったんだろう。と思うくらいで全く気づきませんでした。

この経験から「たぬきそばのカップ麺はみんな同じじゃないのか?!」と考え、手に入った6種類を食べ比べました。
 

1987年埼玉生まれの栃木育ち・群馬県在住。
週末は群馬の温泉を巡っています。
漫画やイラストを描いたり、それに付随した講師もたまにしております。(動画インタビュー)

前の記事:お辞儀ハンコ分度器と私の稟議書エピソード

> 個人サイト Nuki

これはどのカップ麺?見分けチャート

見た目で見分けられるチャートを作りました。主にかき揚げで見分けています。

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カップ麺が地味な色なので質問はカラフルにしてみました。

このチャートができるまでの、食べ比べのようすをこのあとご紹介していきます。各そばの違いについてもっと知りたい方はぜひお読みください。

たぬきそばは、そばにかき揚げがのっているやつ

「たぬき・きつねそば/うどんは住んでいる地域で定義が違う」と聞いたことがあります。
今回のたぬきそばの定義は、そばにかき揚げが乗っているもの。とします。そして今回は関東で手に入るものだけです。

食べたのは6つ

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原稿納品日前日にもう1種類見つけたが、「もうたぬきそばは勘弁してくだせぇ!」と体と心が悲鳴をあげてきた。
左上から
緑のたぬき:東洋水産
旨だし屋天ぷらそば:明星食品
ニュータッチ凄麺かき揚げ天ぷらそば:ヤマダイ株式会社
天ぷらそば:TOPVALU
日清御前天ぷらそば:日清食品
日清のどん兵衛天ぷらそば:日清食品

『緑のたぬき』と『どん兵衛』は容易に手に入りました。どこのスーパーもこの2種類は必ず売っている印象です。

レポートの見方

確認する項目が多くなってしまいました。
私がたぬきそばと向き合った証です。

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スープ・揚げ・麺、すべてを網羅したい!と考えた結果、こうなりました。

①カップ麺の名称と会社名
②カップ麺・かき揚げの写真。スープのカラーコードはPhotoshopのスポイト機能で「ここだ!」というところを取りました。
③スープ・かき揚げ・麺の各チャートです。甘み、絡み、こってり、耐久性、風味を5段階評価です。
絡みは、それぞれに味が絡まるか。を示しています。耐久性はかき揚げと麺に関係しています。スープに関係ないのでスープでは0評価です。
④他のカップ麺と違うところや伝えたいことを写真付きで説明しています。
4項目にプラスして、枠外にテキストで麺・かき揚げ・汁・特記事項・感想を一言ずつ書きました。

何故こんなに項目が多くなったのか。それは…正直そんなに違いがなかったので評価を細かくするしかなかったからです。

同じようで同じでない評価・感想をお楽しみください!

緑のたぬき:東洋水産

我が家では毎年お馴染みの緑のたぬきです。毎年食べているのでこれが基準になります。

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麺:パキパキしているからふやけにくく感じるが、汁を吸わないので味が絡みにくい
揚げ:ぎゅっと押し固められているので、麺が食べ終わるまで生き残る。
汁:ほんのり甘く、あっさりしている。深みがない。
特記事項:唯一かまぼこが入っている!

感想:揚げの存在感が強く、揚げに力が入っていると感じました。

旨だし屋天ぷらそば:明星食品

これが年末に「緑のたぬき」と思いながら食べたカップ麺です。

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麺:ほんのりとそば風味
揚げ:青海苔がかかっているので、青海苔の爽やかな香りが印象的。
汁:最後に甘さがくる。ほんのりとした甘さ。
特記事項:揚げの裏が家紋式

感想
ちゃんと食べてみてわかったが、緑のたぬきと味が似ていた。こっちの方が少し甘い。

ニュータッチ凄麺かき揚げ天ぷらそば:ヤマダイ株式会社

こちらは粉末+液スープが入っており、他のカップ麺と一線を画していました。

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麺:麺を油で揚げていないとのことで、油特有のツンとした匂いがしなくて良かった。
揚げ:具はエビだけだが、ちゃんとエビだった。でも殻が気になった。
汁:あと味にカツオがほんのり香ってくる。
特記事項:揚げの裏が家紋式・粉末+液体スープで味が深い。だが他のカップ麺と値段があまり変わらなかった。

感想
パーキングエリアで食べるそばの味。

余談:かき揚げが進化していた!

カップ麺を調べていて一番驚いたのが揚げです。裏が家紋の模様っぽいのです。揚げを裏返すことがなかったので全く気付きませんでした。

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揚げの裏面。ちなみに家紋式と名前をつけたのは編集部石川さんです。

家紋式はスープとの接地面積が大きくなり、ふやけやすくなります。
揚げの形状を保ちながら表はカリカリ、裏はふにゃふにゃという不思議な食感になるのです。

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図解

このシステムに私は感動・興奮しました。もうこれ以上改善のしようがないだろう。というものが進化していると「そうくるか!」と興奮して正気を保てなくなります。

それではあと3種類です。

天ぷらそば:TOPVALU

近所にイオンがないので初めて食べます。

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麺:すぐふやけて柔らかくなる。麺に和風だしっぽい味が付いている。
揚げ:脂っこくなくてあっさりしている。
汁:あっさりしている。麺に味がついているので麺と絡んで完成品な感じ。
特記事項:裏が家紋式、麺の色が一番薄かった。

感想
全体的にあっさりしているので食べやすい。

日清御前天ぷらそば:日清食品

日清から発売されているカップ麺を2つ手に入れました。続けてご確認ください。

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麺:ふやけやすい。
揚げ:耐久性に優れている。麺を全部食べたあとでも乗せたままの姿を保っていた。
汁:あっさりしていて甘さ控えめ。
特記事項:他のカップ麺より麺が細い。


感想
揚げの耐久性がびっくりするほど高い。揚げがスープに染みて崩れるのが苦手な人におすすめ

日清のどん兵衛天ぷらそば:日清食品

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麺:乾麺のそばに近い。
揚げ:エビっぽいのがとても多く、青海苔との効果で香りが良い。
汁:とても甘い。
特記事項:蓋を開ける、お湯を注ぐ全てにおいて香りがすごかった。

感想
とても甘く、とにかく香りがすごい。でもそれが私にはしつこかったので全部食べられなかった。
同じ会社でもあっさり味・濃い味と系統がまったく違う。

総評・パッケージなしではわからない

全カップ麺が、かつおダシ・揚げ・麺、とベースが同じなのです。
毎日ほぼ同じ味のカップ麺を食べるのは大変でした。感覚を研ぎ澄まして『向こう側』を探った食べ比べとなってしまいました。

器に移して出されたら手がかりすらありません。

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さて突然のクイズです。器にだしたとある商品。カンニングしないでどの商品か当てられますか…?(答:どん兵衛)

「みんなほぼ同じだ!」という結果がでましたが、私が好きなのはTOPVALUのカップ麺です。
なぜなら6種類の中で一番あっさりしていたからです。

今回食べたカップ麺を並べました。

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年末に利きたぬきそば選手権を開催すると楽しいかも。

 

 

カップ麺、いつ食べてる?

カップ麺をこんなに真剣に食べたことが今までにありません。いつも軽い気持ちで食べていました。
軽い気持ちというか、何もしない・何もしたくない日に食べるので無の状態です。味なんか知ったこっちゃありません。その日はお腹がふくれればいいのだから。
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何もしない・したくない無の日。(2ヶ月に1度くらい)

たぬきそばばかりに気を取られてましたが、きつねうどんはたぬきそばより食レポの難易度が高そうです。

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