特集 2019年4月2日

お辞儀ハンコ分度器と私の稟議書エピソード

※筆者(ぬっきぃ)の苗字は原です。

『稟議書のチェック印は偉い人にむけてお辞儀するように傾ける』というルールがあると最近知りました。

とんでもねぇルールだな。と憤慨しました。憤慨したついでにお辞儀ハンコ分度器を作りました。

※この記事は4月1日はテキストなしで公開されていました(テキストなしバージョンはこちら)。

1987年埼玉生まれの栃木育ち・群馬県在住。
週末は群馬の温泉を巡っています。
漫画やイラストを描いたり、それに付随した講師もたまにしております。(動画インタビュー)

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完成品

怒らないでくださいね、こんなくだらないルール作るなんてどうかしてるぜ!という皮肉定規です。

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作ってから気づいた。これは定規ではなく分度器であると。

シンプルかつ可愛いにこだわりました。お辞儀部分はロボットのキャラクターに。

これは角度を表しているので呼び方は分度器です。しかし、本体に【じょうぎ】と書いてしまったので『りんぎじょうぎ』と呼びます。

りんぎじょうぎの説明

りんぎじょうぎの説明にまいります。
役職の角度は適当に決めました。他意はありません。

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角度は、直立を90度として役職が3つと仮定し、プラス一般社員で90÷4=22.5度です。

吹き出しは好きな言葉を入れて楽しんでください。
例えば「お願いします」や「正直どうでもよい稟議だなぁ」とか。

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ちなみにりんぎじょうぎは磁石になっています。どこかにくっつけておけば無くしません。

使い方

定規にハンコをセットします。

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シヤチハタサイズで作りました。シヤチハタをセットしてください。
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あとは自分の役職に合わせてハンコをまわせばロボットがお辞儀し、その角度がハンコと連動します。
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角度はこんな感じです。全部”原”。一族経営かな。

ロボットにお辞儀させるようにした

「なぜロボット?」と疑問に持った人がいるでしょう。
実は途中まで人型でつくっていたのですが、「お辞儀するのが人だと変ルールにのっかっているのでは?」と本末転倒な気がしたからです。

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大学の無料講義で「やりたくないこと・面倒なことはどんどんロボット(AI)にやらせよう」と習ってきた経験も活かしました。

ハンコをお辞儀させることが嫌なのではなく、変なルールを押し付けられるのが嫌だということは重々承知です。

私の稟議書エピソード

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お辞儀ハンコルールに憤慨し、定規まで作っておきながら告白します。
私は人生で一度しか稟議書を書いたことがありません。そのエピソードがとんでもなかったので聞いて欲しい。
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「備品を買いたいから稟議書を書いて」と先輩に頼まれ、欲しいもの・欲しい理由をサクッと書いて提出。しかし、謎の理由で課長チェックで引っかかってしまいます。
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そこから1週間「まだ心が動かない!」と、謎のダメ出しを受け続けます。
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ストーリーが出来上がり、やっと部長から解放!社長チェックへ。
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一安心していたら、私の肩を誰かが叩きました。
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私の肩を叩いたのは、なんと!社長がでした。「これで買いなよ」と財布から1万円を出して私にくれたのです。私は8,000円の購入品のために1週間費やしたのだった。

まとめ

稟議書にいい思い出はありません。
りんぎじょうぎやお辞儀させるロボットを作ることで、そこに気持ちが乗っかって私のもやもやが昇華しました。

ものづくりは、私にとってセラピーです。

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