らくがきせんべいに名画を描く

アンディウォーホル

ポップアートと相性が良さそうなので、次はアンディウォーホルのマリリンモンローを描こう。

 たこせんの地の色を肌に生かすことにした。まずは髪型から描こう。

フワッとしたイメージのまま、描き進めること30分。 

全然似てない！！何が原因？？ちょっと輪郭の影入れすぎてデーモン閣下みたいになった。化粧でこういう風になることたまにある。

でも、言われたらマリリンモンローにしか見えないと思う。ほくろに注目して欲しい。

 ゴッホ

青が強すぎるので、少し混色してみることにした。

最後はこの青のグラデーションを使い、ゴッホの「星月夜」を作ることにした。

屋台では絶対にできない技だが、混色すると色の幅がひろがる。４色から無限になった。（たぶん）

青系でもう１段階濃い色があれば、全体的に引き締まったと思う。やっぱり色味が足りなかった。でも、ゴッホの下がきぐらいの雰囲気は出ている。雰囲気ゴッホだ。

完成

最終的に４枚の絵が仕上がった。

上の真ん中の絵はマグリットのりんごの絵。集中しすぎて途中の写真を撮ってなかった。

誰！？って思ってたマリリンモンローも、この中にいると何かしらの絵画かな〜と予想して分かってもらえるのではないか。ゴッホの絵も、この中にいたら確実に「星月夜」だ。集団の力でなんとかなった！！微妙な作品もグループに入れれば誤魔化せるという知見を得た。

これを屋台の店先でささっと作ったらすごいかっこいい。やってみたいけど、1枚30分以上かかるのだ。（4枚合計2時間半）多分迷惑なので、すごい空いている寂しいお祭りがあったらチャレンジしたい。

味はどうなのか

完成したらすぐに食べようと思ってたけど、意外と気に入ったので1日ぐらい飾りたくなってしまった。

でも味は気になるので、最初に作った試作を食べることに。

雪の宿のような砂糖とせんべいの絶妙なコラボを期待していたが、普通に別々で食べた方が美味しいと思った。でも、屋台の食べ物って美味しいかどうかより、その場で楽しむためにあるものだからこれで良いのだ。お祭り帰りの満員電車に乗ったら一瞬で割れると思うので、持ち運びには気をつけよう！

チョコレートシロップで縁どればいい感じになるのではと思ったけど、全然そんなことなかった。